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( ゚W゚)ブーンは悪魔憑きとなったようです

1 : ◆DIF7VGYZpU :2006/10/19(木) 23:07:13.47 ID:WBP1tTpY0
( ゚W゚)ブーンは悪魔憑きとなったようです

ブーン系小説です。長編予定。
描写に若干のグロ表現やいかがわしい表現がありますので、苦手な人には推奨できません。
大丈夫な人は是非どうぞ。

今日はその5の続きを投下します。
書きためが十分にできなかったため、途中から書きながらの投下となります。
投下スピードが落ちますが、ご容赦下さい。

これまでのお話は、以下のまとめサイト様にてまとめていただいております。
ttp://boonnovel.g.hatena.ne.jp/
ttp://vip.main.jp/
まとめて下さっているサイト様、ほんとーにありがとうございます。・゚・(ノ∀`)・゚・。

2 :はたち ◆Hiyokokid6 :2006/10/19(木) 23:07:29.60 ID:Z0aSsR7W0
お終い

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/10/19(木) 23:08:01.25 ID:7PNtCH240
ktkr

4 : ◆DIF7VGYZpU :2006/10/19(木) 23:13:54.68 ID:WBP1tTpY0
最下層 メインストリート

男「ラーララ〜ララララ〜ララー……っと」

始まりは一人の酔っぱらいだった。
得体の知れない鼻歌を歌いながら、男は千鳥足を楽しむかのように歩き回る。
あっちへふらふら。こっちへふらふら。
人混みでごった返したストリートでそんなことをすれば、当然体は誰かにぶつかる。
豊満な女の胸に顔を突っ込んだかと思えば、横っ面を張り飛ばされて別の女の腰にしがみつく。
女に触ることが目的であることは明らかだったが、男は手慣れた様子で頬をさすりながらふらふら、ふらり。

そのまま5人ばかりに抱きついた頃。
ビンタで激しく頭をふられた男は、そばにある下水口にむかって体を折った。
折った勢いそのままに、げえげえと胃の中身をぶちまける。
おおよそ一食分をフルに逆流。
やっと落ち着いた男が涙目になりながら、排水溝の格子ごしにそう遠くない水面を見やる。
自分の吐瀉物がゆっくりと拡散していくのが見えた。
その中に、一際目立った形で残るナルトを見つけて、男はなんだか笑いたくなった。

あはは、と男が笑おうとして口を開ける。
その瞬間、薄汚れた下水口から、二本の腐った腕がにゅう、と伸ばされた。
異臭漂うその腕はパカリと口をあけた男の頭を鷲づかみにすると、そのまま一気に握りつぶした。

あたりに髪の毛混じりの頭皮と、脳漿と、灰色の肉片が飛び散った。
それをまともに浴びた風俗嬢が金切り声をあげて腰を抜かす。
痙攣を続ける頭欠死体を押しのけて、下水口からゆっくりと無数の人影が這い出てきた。

5 : ◆DIF7VGYZpU :2006/10/19(木) 23:16:55.02 ID:WBP1tTpY0
都市警察最下層東分署 玄関前

ブーンとギコが応接室を出て玄関をくぐると、激しい腐臭が鼻を突いた。
煮詰めた汚物のような。
人肌の腐乱死体のような。
筆舌に尽くしがたいその匂いに、ブーンは反射的な嘔吐感を覚えた。

(,,゚Д゚)「人の死体の匂いだな」
(;^ω^)「物凄い匂いだお……」

冷静に分析するギコ。
物凄い腐臭にも、彼はわずかに顔をしかめたのみだった。
あたりは悲鳴と絶叫に包まれている。
目の前の通りを狂乱して走り回るのは最下層市民。
皆が皆、普段の気怠げな様子とは違い、必死で何かから逃げている。

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/10/19(木) 23:18:53.74 ID:ri+yOiHpO
スレタイ見ていらない子だと判断しました

7 : ◆DIF7VGYZpU :2006/10/19(木) 23:20:44.71 ID:WBP1tTpY0
(,,゚Д゚)「向こうが騒ぎの発生源のようだな」

恐怖を顔に張り付かせた人々は皆、一様に同じ方向から逃げてきている。
悲鳴と腐臭が濃密な方向を睨み付け、ギコは苦々しげに呟いた。

( ^ω^)「この騒ぎも、やっぱり……?」
(,,゚Д゚)「ああ。奴らの仕業に間違いないだろうな」
( ^ω^)「何故こんなことを……」
(,,゚Д゚)「理由までは俺も知らん。だが、奴らが目的のためにこの計画を必要としていたことは間違いない」
( ^ω^)「こんな計画を必要とする目的なんかクソったれだお」
(,,゚Д゚)「ハ。言うじゃねぇか」

ギコの言葉を、間髪入れずに切り捨てるブーン。
それを聞いたギコは、珍しくどう猛な笑みを浮かべた

8 : ◆DIF7VGYZpU :2006/10/19(木) 23:26:01.46 ID:WBP1tTpY0
( ´_ゝ`)「隊長。市民の非難誘導指示完了です」
(,,゚Д゚)「ご苦労。兄者、お前は弟者と共に遊撃行動に出てくれ」

玄関から走り出てきた、顔のよく似た男達がギコに報告する。
それを聞いたギコは、淀みなく二人に指示をした。

( ´_ゝ`)「わかりました。行くぞ、弟者」
(´<_` )「……」

兄者と呼ばれた男が、隣の男に呼びかける。
弟者と呼ばれた男は何も言わず、静かに深く頷くのみ。
二人の会話はそれだけだったが、何かが通じたのだろう。
全くの別方向に散開して走り去った。

(,,゚Д゚)「よし。我々も行くぞ」
( ^ω^)「わかったお!!」

二人の姿が消えると、ギコとブーンも同じく混乱の中心を目指して走り出した。
一歩を踏み出すごとに、腐臭と悲鳴がその密度を上げていく。
阿鼻叫喚の地獄絵図と化した最下層を、二人は走り抜けた。

9 : ◆DIF7VGYZpU :2006/10/19(木) 23:30:04.94 ID:WBP1tTpY0
ごろり、と。
先ほどまで確かに生きていた女が、命を失いただの肉人形となって道に転がる。
その顔は恐怖にひきつり、化粧をした顔は正視に耐えない形相を呈していた。
あまりにも強い恐怖のためだろうか。
その口の端は引きちぎれ、目は半ばまで飛び出ている。

('A`)「化粧臭ぇんだよ。商売女」
( ゚∋゚)「……」

くたりと横たわる死体を忌々しげに蹴り飛ばしながら、ドクオが吐き捨てる。
隣に立つ大男は何も言わずに、ちぎり取った女の乳房を放り捨てた。

('A`)「糞。糞糞クソくそくそくそくそくそくそ。うすぎたねぇ、全部が気にいらねぇ。
   いいからとっとと腐って信じまいやがれ、クソッタレどもが」

鬱々とした表情で、ドクオが呪いの言葉を口にする。
若干かがみ込んで、ドクオは女の死体に右手をかざした。
その、途端――

女「ぎぃぃぃやああああああええええ゛え゛え゛え゛え゛え゛」

女の死体がびくりと震え、魂まで凍るような絶叫を迸らせた。
その絶叫は魂の絶叫。
約束された永遠の安息を奪い去られた絶望の悲鳴。

10 : ◆DIF7VGYZpU :2006/10/19(木) 23:33:15.20 ID:WBP1tTpY0
('A`)「ッハ。苦しいか? 悲しいか? これでお前は二度と天国にも地獄にもいけねぇ。
   永遠に腐り果てた姿を晒して、苦痛と絶望を抱えて這いずりまわれ」

ギラギラとした目で笑いながら、ドクオがリビングデッドとなった女に話しかける。

('A`)「絶望したか? 絶望したな? ……絶望したなら、お前と同じ思いを他の奴らにも味合わせてやれ。
   憎いだろう。羨ましいだろう、生きている人間が。
   奴らをお前と同じ暗き淵へ引きずり込んでこい」

ドクオが行け、と呟くと、リビングデッドは絶叫をやめてむくりと起きあがった。
その目は何も見ていない。
その耳は何も聞いていない。
その脳は何も考えていない。
ただ、生者を自分と同じ側へと引きずり込むために行動する。

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