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( ^ω^)ブーンが植物の世話をしているようです

1 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 20:21:48.65 ID:aOvnGawE0
『プロローグ』


僕の名は内藤ホライゾン、一端のサラリーマンだ。
今の仕事に就いて7年目、28歳になりそろそろ結婚を本気で考えなければならない歳だ。
いや、別にその点は将来を約束している恋人がいるから気にしていないが。

そんな自分は日本社会の例に漏れる事無く今日も「過労死したら慰謝料ふんだくってやる……」
などとぼやきながら仕事に追われていた。

仕事仕事仕事……うんざりとするほど耳にした。
家に帰って来てからも休日にもそればかりが耳につくのだ。

「働かざるもの食うべからず」

残念だが人間と仕事は切っても切れない関係にあるようだ。
ニートに憧れたりするも、そうもいかない。
カーチャンや大切な恋人を養うためにはお金が必要なのだから。
自分が働くしかないのだから。


ただ、そんな自分を支えてくれるものがある。
そいつは一日中同じ場所にいて動かない。
何を喋る事もないが、生きている。
呼吸をしている。

仕事が終わってからそれを見て自分はこう思うのだ。

「よし、明日も頑張ろう」と。

2 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 20:22:48.41 ID:aOvnGawE0
今日も仕事が終わるとそいつの横に座り、一人話し掛ける。

( ^ω^)「今日は仕事がスムーズにいったけど、他の人の手伝いしてたら結局終わるのが遅くなったお」

暗い人間だと自分でも思う、でもこうやって話しかけている時が一番楽しいのだ。
仕事だってこの一時のために頑張っていると言っても過言ではない。

( ^ω^)「それでお礼に飲みに誘われたけど、一時でも早く会いたかったから断ってきたお」

そう、この時が一番楽しいのだ。
人生でこれ以上の楽しみは無いのだ。

( ;ω;)「だから……だからいい加減……目を覚まして欲しいお……ツン」

彼の目の前には、一生を植物人間として過ごすしかない恋人の姿があった。




( ^ω^)ブーンが植物の世話をしているようです

3 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 20:24:47.24 ID:aOvnGawE0
言葉表現など、正直気に入らない方も多いかと思います。
申し訳ありません、その場合は読まないでおいてくれるとありがたいです。

とりあえず投下を始めていきます。

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 20:25:57.55 ID:DgRO999i0
うはwwおkwwwktkr!!

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 20:26:15.75 ID:V94QoVBwO
おひさー
前作見てたよ

6 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 20:26:23.31 ID:aOvnGawE0
『幼少期』


僕は植物が嫌いだ。
植物はただその場にいるだけだ、何もしない……もとい何も出来ない。

だが生きているんだ。

生きているといっても自身だけではどうも出来ない。
ただ雨が降り、ただ太陽に照らされて……それで命を繋げている。

何のために?

意味の無い『生』だ。


花屋の隣を歩きながら、そんな否定的なことを考えた。

( ^ω^)「太陽が眩しいお」


季節は夏に入ったばかり、商店街に植えられた木々は青々と綺麗だった。

7 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 20:27:41.01 ID:aOvnGawE0
( ^ω^)「花なんて、所詮は見世物だお」

そう言いながらすぐに視線は隣のケーキ屋さんに移る。
朝から良い香りを醸していて、空腹を刺激する。

いつもの調子で朝からコンビニでパンを買うと、そのまま出勤した。


会社はあまり大きくなく、名前もまったく聞かないようなところだ。
それでも大手からの信頼もあるイベント企画会社である。

自分のデスクに着くと、まずはと買ったパンの袋を開けた。
野菜ジュースも飲めばいつも通り、健康的(?)な朝食だ。

( ^ω^)「クールビズのお陰で快適だお」

自分たちの会社は、クールビズの影響もありスーツ着用義務から私服へと変化した。
私服と言っても当然常識の範囲内という規則はあるが、こんな暑い中スーツ出社なんてやってられない。

パンを食べ終わるとようやくタイムカードを押した。
何となく毎朝何時に出社しているかを知られたくなくて、いつもタイムカードはギリギリだ。

8 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 20:28:52.18 ID:aOvnGawE0
( ゚∀゚)「まーた内藤はギリギリか」

( ^ω^)「長岡さん、間に合えばいいんだお」

川 ゚ -゚)「そう言ってこの前は忘れて遅刻扱いになっていたよな」

(;^ω^)「そういう日もあるお、業務はこなしているから問題ないお!」

そんな自分に話しかけてくれたのは長岡さんと栖来(すくる)さん。
長岡さんは先輩で、栖来さんは同期にあたる。

自分はそんな二人に文句を言われながら改めて自分のデスクについてパソコンを起動させた。
その脇には比喩でなく山積みの資料が置かれている。

パソコンが立ち上がるまでの間、その資料に目を通した。

( ^ω^)「今度はマラソン大会のサポートかお……参加者は結構多くなりそうだお」

そしてパソコンにログインすると、メールの確認をする。
栖来さんから2通、片方は大会の概要であり、もう片方には仕事内容が書かれていた。

とりあえずは大会の参加申し込み用紙作成と、当日のパンフレットの作成。
その後協賛金集めの手伝い。
参加証の郵送やレース後の結果整理はまた後で考えよう。

9 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 20:29:46.28 ID:aOvnGawE0
川 ゚ -゚)「内藤、メールは見てくれたか?」

( ^ω^)「今確認したお」

川 ゚ -゚)「とりあえず私は主催者側と話に行って来るから、ちゃんと仕事をしておいてくれ」

( ^ω^)「把握したお」

栖来さんは
同期だけど自分なんかよりもよっぽど才能があったのか、見る見る間に重役を任される身になった。
比べて自分は事務的な作業ばかりだ、もっとも逆にそれらを任されている気もするが。

慣れた手つきで大会の重要項を当て嵌めていく。
大会の正式名称、日付、時間、場所……日付には曜日を忘れずに、場所はスタートや受付の時間も含めて詳細に。

ランニング大会か……突き出たお腹を見て、到底無縁な話しだなと改めてパソコンに向かった。

( ^ω^)「マラソンで参加費が5000円……参加賞は何くれるかが重要そうだお」

ブツブツ呟きながら打ち込み作業をしていると、声をかけられる。

(*ノωノ)「内藤先輩、ちょっといいですか?」

( ^ω^)「ん、どうしたお?」

10 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 20:30:59.69 ID:aOvnGawE0
風羽(ふう)さんは四つ下の後輩で、自分と同じでデスクワークをメインとしている人だ。
ほとんど自分を補助してくれる仕事であり、同時に自分が上司として育てている最中だ。
かなり不器用なので育てる身としては普通厄介だが……積極性があるのでまったく問題ない。

自分たちはこれにショボンさんを加えた5人で大体行動をしている。
ショボンさんとは本名・年齢供に不明の自分たちのグループのボスだ。
超やり手という噂もまんざらではなく、この人のお陰で自分たちのグループは社内でもかなりの評価を受けている。

ショボンさんは栖来さんを育てるためにこのグループにいるらしいが、その二人がいるからこその営業成績だ。

さて、そんなこんなで自分は大抵風羽さんと活動を供にしている。

(*ノωノ)「いえ、ワードで行数を増やしたいんですが、やり方が分からなくて……」

( ^ω^)「ああ、それならページ設定で簡単に出来るお」

ためしに自分のパソコンでやってやる。

(*ノωノ)「あぷー、こんなに簡単に出来ちゃうんですね……」

( ^ω^)「使ってればすぐに覚えるお、使わない機能は僕もすぐ忘れちゃうお。
   マクロとかもいちいちその度に調べて……」

(*ノωノ)「マクロってなんですか?」

( ^ω^)「……」

(*ノωノ)「あぷー……ごめんなさぃ……」

11 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 20:32:09.48 ID:aOvnGawE0
そんなやり取りしながら、仕事を終わらせねばと改めてパソコンに向かう。

(*ノωノ)「この案内って内藤先輩が作ったんですか?」

( ^ω^)「そうだお、今適当に羅列しただけだから当然完成なんかじゃないけど」

(*ノωノ)「いえいえ、そんな事ないですよ見易いです!
   私なんて縦の列をそろえようとしても、微妙にずれる事もあって……」

( ^ω^)「それは等幅フォントかタブキーを使えば解決するお」

それからしばらくは風羽さんとワードについての講義になった。
風羽さんは去年までは名前などの打ち込みだけと雑務だけだったが、
今年から僕がもっと本格的な作業を教えることになった。
数年すれば彼女も先輩となるのだろう。

説明が終わると、ありがとうと言って風羽さんは自分のデスクに戻っていった。

( ^ω^)「あ、そうだ風羽さん」

(*ノωノ)「はい、どうしましたか?」

( ^ω^)「明日は一緒に協賛金集めに走るお」

(*ノωノ)「……え、喜んで一緒します」

可愛い後輩だ。

12 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 20:33:13.75 ID:aOvnGawE0
それから風羽さんに時折質問を受けながらも、順調に業務を進めていき昼食の時間になった。
パソコンの電源を落とし、大きく伸びをする。

(*ノωノ)「あの、先輩……一緒に食事しませんか? 仕事で聞きたい事もあるので」

( ^ω^)「ありがとうだお、でもやっぱり無理だお」

(*ノωノ)「そういうと思いました、また帰ってきたら教えて下さいね」

( ^ω^)「把握したお」

( ゚∀゚)「じゃあ風羽は俺とメシ食うか?」

(*ノωノ)「長岡先輩、よろしくお願いします」

( ゚∀゚)「内藤もちゃんと時間内に帰って来いよ」

( ^ω^)「はいですお」

そう挨拶すると、会社においてある車に乗ってエンジンをかける。
自分の住んでいるアパートには車を置けない、仕方なく車は会社に常駐させている。
まあ家までは歩いて5分程度、出勤にはそれほど苦労しない。

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 20:34:24.73 ID:LKw8eaih0
こいつ中学生?
http://37514.net/pc/weblog/home/ami/


14 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 20:34:49.54 ID:aOvnGawE0
そして車で10分ほど飛ばすと、ある施設に到着する。
降りて挨拶すると、すぐに担当の人が案内してくれる。

<ヽ`∀´>「内藤さんも毎日大変ですねー」

( ^ω^)「いえいえ、僕なんて昼の時間だけだお」

そして案内された先には、ベッドに寝込むカーチャンの姿があった。

J( 'ー`)し 「おかえり」

( ^ω^)「ただいまだお」

ここが家でもないのにこんな挨拶は変かもしれない、
でも「こんにちは」と挨拶をして笑い合って以来、この挨拶をすることにした。

カーチャンの前には病人食と言える様な質素で色気無い料理がトレーに乗っていた。
以前食べたらまったく味がしなくて気持ち悪いくらい食感が無かった事を覚えている。

スプーンですら重そうな、そんなたどたどしい手つきでカーチャンは食事を少しづつ口に運んでいた。

その隣で冷凍食品を詰め込んだだけの、自分の手作りお弁当を開けて一緒に食べた。
手作りなんて面倒だったから初めはコンビニ弁当だったが、無駄にカーチャンが心配するのでちゃんとお弁当を作るようになった。

カーチャンは時折むせていた、その度に自分は背中をさすった。

J( 'ー`)し 「ゴメンね、ゴメンね……」

いつからそれが口癖になったのか?
今では自分をよく産めたものだと思うほどに衰弱し切っていた。

15 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 20:36:22.80 ID:aOvnGawE0
自分は産まれながらにして平均より少し太り気味の赤ん坊だった。
泣き声がとても大きくてお医者さん達が困ったと、どこまでが本当か分からない話をされた。

家でも昼夜問わずに沢山泣いたらしい。
そしてそれ以上に沢山食べたらしい。
すぐにお漏らししたとも言われた、オムツ代がバカにならなかったと言われた。

3歳の時にトーチャンは死んだ。
そんなに昔の出来事を自分は覚えていない。

トーチャンの記憶はただ白黒写真でしかなかった。
ビデオカメラなんてない時代だ、自分のトーチャンは慰霊の姿しか無かったのだ。
思い出の中ですら動いていない、呼吸をしていない人間だった。

誕生日は知っているものの命日だって未だに知らない。
形見と言って貰ったタイピンはそっくにどこかにやってしまった。

16 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 20:37:28.98 ID:aOvnGawE0
それからカーチャンは働き出した。
自分のおもりもしっかりとしながらだったのだろうが、生憎自分の記憶には保育園の先生しかなかった。
保育園で一番最後まで残って、カーチャンに迎えに来てもらったことしか覚えていない。

その時はどうして他の子供たちのお母さんは早く来て、自分のカーチャンが遅いのかなんて考えなかった。
ただ、何となく悔しくて、母親が自分を嫌いなんじゃないかって思っていた。
だから迎えに来るのが遅いんじゃないかって。

幼稚園でもそうだった、最後のひとりとなって保母さんと積み木遊びばかりしていた。

参観日に、お絵かきの時間で皆が書いた絵を飾って親に見てもらった。
皆が父親や母親を書いていた中、自分はその保母さんを書いた。

  「上手でしょ?」

  「そうね、とても上手だね」

そう言った悲しそうな母親の顔が忘れられなかった。
どうして悲しそうな顔をするのか、その時は気付いていなかったから。
むしろ心から褒めてくれない事を敏感に察知し、頬を膨らませたくらいだ。

17 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 20:38:31.82 ID:aOvnGawE0
( ^ω^)「今日からは本格的にマラソン大会のイベントを受け持つ事になったお」

J( 'ー`)し 「すごいわね、頑張ってね」

( ^ω^)「それで、明日から数日間は現地に行かなきゃいけないから、お昼にこれないお」

J( 'ー`)し 「全然いいわよ、アンタが頑張ってる姿見ているのがカーチャン一番嬉しいから」

そして少しだけ話すると時間になったので会社に戻った。


それから打ち込みを始める、栖来さんから連絡を受けてメールを送って数回やり取りした。
その場で即座に訂正、再送信をしながら相手の要望にこたえれるものに仕上げる。


外も太陽が沈んで18時になろうかというところ、自分の仕事はとうに片付いて見直しを何度か終わらせた。

( ゚∀゚)「さーて、それじゃオレは終わるか……」

長岡さんは早々にタイムカードを押して退社した。
自分もそれに続きたかったが、任された後輩がいるからにそうもいかない。
パソコンと格闘している後輩に声をかける。

( ^ω^)「調子はどうかお?」

(*ノωノ)「あぷー……全然進まないです……。
   あ、いいですよ内藤先輩は先に帰って下さい!」

( ^ω^)「……今日の21時からオススメの映画がやるお」

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 20:38:51.75 ID:LKw8eaih0
これはエロイwwww
http://37514.net/pc/weblog/home/ami/


19 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 20:39:16.37 ID:aOvnGawE0
(*ノωノ)「はい……?」

( ^ω^)「ぜひ明日それについて話したいお、だから早く片付けるお」

(*ノωノ)「……ありがとうございます」

そして風羽さんの仕事を少し受け持って、入力を手伝った。
二人でやると効率はとてもいい、19時過ぎには全てが終わる。

そして二人でタイムカードを押して車に乗る。

(*ノωノ)「すみません、いつも帰りまで送ってもらって……」

( ^ω^)「別にいいお、車の運転は好きなんだお」

そしてカラフルなホテル街を素通りして、十数分運転すると風羽さんの家に着く。
玄関先で彼女を降ろすと、お礼にと缶コーヒーをくれた。

(*ノωノ)「タクシー代です」

映画を見るように念入りに釘を刺すと、そのまま自分の家とは別方向に車を走らせた。

20 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 20:40:40.40 ID:aOvnGawE0
時間は20時半、今日もギリギリになってしまった。
空になったコーヒーの缶を持つと、くずかごに捨てて受付を済ませる。

夜の病院は静か過ぎて怖い。
ゆっくりと歩いても、自分の足音が大きく響く。
そんな中自分以外の足音がするだけで過剰に反応してしまったりする。

階段を登って、目的の病室に着くとドアをノックした。
返事がないことくらい分かっている、でももしかしたらと0%の確率に賭けたくなってくるのだ。

扉を開けると、そこには静かに女性が寝ていた。

可愛い寝顔だった。

( ^ω^)「ただいまだお」

ここでもこの挨拶をしたが、返事は帰ってこなかった。
その空間では点滴から垂れる水滴と自分だけしか動いていないのだから。

( ^ω^)「いい子にしてたかお? 看護婦さんに迷惑かけてないかお?」

動かないその空間自分の声は自分にだけしか届かない。
女性は静かに寝ていた。

もう少し動いてくれてもいいのに。
もっと看護婦さんに迷惑をかけてくれてもいいのに。

21 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 20:41:09.49 ID:aOvnGawE0
( ^ω^)「聞いてくれお、僕なんかが上司になって教えてるんだお!」


( ^ω^)「明日は現地の方に行って来るお」


( ^ω^)「マラソンなんて走る人の気がしれないお」


( ^ω^)「でもファミリージョギングとかもあるみたいだお、いつか出たいお」


一人で話題が途切れないように頑張って話した。
自分が話を止めると気まずい雰囲気が流れる、そうなると自分は怖くなるんだ。

自分といるのは楽しくないんじゃないか?
自分は嫌われたんじゃないか?
自分と……もう二度と話してくれないんじゃないかって。

それで泣いちゃうんだ、子供みたいに。
それでも何も言ってくれなくて……すごく辛いんだ。

( ;ω;)「ツン……好きだお……」

返事は返ってこないんだ。

22 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 20:43:36.44 ID:aOvnGawE0
>>4
ありがとうと言いたかったが、そのIDを見たら驚きのあまりそれ所でなくなった。
頑張って投下していきます、よろしくお願いします。

>>5
ありがとうございます、前作があると無駄にプレッシャーが……
まったく違うノリなので、心して読んでいただけると幸いです。

ちなみに今回アナル表現は控えております。

23 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 20:44:31.23 ID:aOvnGawE0
とりあえず50分くらいに再開しますので、よければ引き続きご覧下さい。

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 20:45:10.03 ID:aCZyNRRMO
スレタイ微妙じゃない?

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 20:48:11.75 ID:ynQ1hB02O
>>23
頑張れ、おもしろげ。ハッピーエンドを希望する

26 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 20:50:55.79 ID:aOvnGawE0
一休み終わり、続きいきます。

>>24
読んでくれてありがとうございます。
世話をしているのは、確かに厳密には病院の方達で内藤自身は世話していませんが……
それは後にという事でお願いします。

>>25
ありがとうございます、頑張ります!
とりあえず投下再開します。

27 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 20:52:33.78 ID:aOvnGawE0
『小学校』


ツンと初めて出会ったのは小学校までさかのぼる。
同じ小学校だったのだ、もっとも同じクラスになったことは無かったが。

当時はまだまだ幼くて、スカートめくりとか髪の毛を引っ張ったりするとヒーローのような扱いを受けた。
それが嬉しくて、僕も良くやっていた。


ξ゚听)ξ「ちょっと、やめてよー!」

( ^ω^)「ウンコみたいな髪の毛wwwワロスwwww」

ξT儺)ξ「わーん、違うもんー!」


自分は学校で有名なほどのいたずらっ子となっていた。
学年のほとんどの女子にちょっかいをかけた、ツンだって例外じゃない。
それでもクラスの違うツンにイタズラする機会は少なかったが。

(゚ε゚ )「なあブーン、ほらあの子隙だらけだぜ?」

( ^ω^)「オマエのパンツは何色だー!!」

自分がクラスの中心だと思っていた。
ブーンと走るのも自分がやったらとても受けた。
だから事あるごとにブーンと言って走っていたっけ。

それから自分のあだ名はブーンになった。

28 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 20:53:51.36 ID:aOvnGawE0
そして女の子を泣かせるたびにカーチャンは色々と言われたらしいが、自分には関係の無い話だった。
カーチャンが学校に呼ばれたり担任から電話が来るたび怒られるのではとドキドキしたが、
結局一度も怒られる事がなかった。

そしてそのために自分の行動は止められなくなっていった。



半年ほど経ったか、ちょうど皆が互いの顔を覚えてクラスにも馴染んでくる頃だ。

(´∀`)「ブーン、ほらあの女のグループに突っ込んで来いよ」

( ^ω^)「おkwwwブーン」

  「きゃ、またブーンよ」
  「キモイ、死ね!」
  「もう止めてよー」

(´∀`)「あははー、サイコー!」

女の子を泣かせたらそれは立派な行為なんだ、でもこの時から少しづつ違和感に気付いていた。
ただそれでもなりふり構わずふざけていた気がする。

29 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 20:54:33.40 ID:aOvnGawE0
小学校二年、新しいクラスになった。

ミ,,゚Д゚彡「ブーンってやってくれよ、ほらあのグループに」

( ^ω^)「え、でも……」

(`皿´ )「んっだよやれよー」

(;^ω^)「わ、分かったお……」

⊂二二二(;^ω^)二⊃ブーン

  「わ、またアイツよ」
  「ブーン菌が移るわ、あっち行こ」
  「マジあいつキモイ」

(`皿´ )「ははは!」

(;^ω^)「やってきたお……」

ミ,,゚Д゚彡「こっちくんなよ、ブーン菌が移るだろ」

(`皿´ )「どっか行けって」

そしてその時に気付いて悟った。
僕は虐められているんだ、そしてこれから先もずっと虐められ続けるんだって。

30 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 20:56:16.27 ID:aOvnGawE0
なまじ一年の時に有名な悪ガキだっただけに、自分が虐められているという事はすぐに広がった。
女子が自分を見るたび何か話している、「気持ち悪い」「キチガイ」……聞こえている。
そして男子からは事あるたびにバカにされ、命令される。

相手が警戒しているにも拘らず女子のグループに突っ込んだりした。
女子トイレに行って個室のドアを叩いたりした。
授業中パンツを脱いで机に立ったりもさせられた。

(`皿´ )「はは、あいつバカじゃね?」

自分にさせておいて何を言っているんだコイツは?
殺してやる、殺してやる。

そう思いながらも、当然そんな事出来やしない。

ミ,,゚Д゚彡「キメーよ、死ねよ」

(;^ω^)「フヒヒ、すいません!」

(`皿´ )「マジしんしょーだよあいつ」

心の中で何度と殺してやる、死んでやると思いながら普段は笑っていた。
笑っていたら少しでも虐められていると思われない気がしたんだ。
どう見ても虐められていたのに、バカだ。

31 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 20:57:34.02 ID:aOvnGawE0
それ以来家での自分は荒れていた。
カーチャンを意味も無く蹴ったりしたし、呼び方はババァになっていた。

それでも常に酷い感情ばかり沸いたわけではない。


小学校三年の授業で色鉛筆を使った。
皆が十数色の学校指定の色鉛筆を使う中、自分はカーチャンのお古を使っていた。
色は6色でいつの時代のものか分からない、使っていたらすぐにバカにされた。

ミ,,゚Д゚彡「オイこれすぐに芯折れるぜ?」

(`皿´ )「マジだ、ダッセー!」

そう言って全部芯をおられた。
悔しくて家でカーチャンにあたった。

 今時オマエの古臭い色鉛筆使えねーお、ダサすぎるお。
 あんなの使い続けるんだったら学校行かないお。

次の日、机の上に新品の色鉛筆があった時は正直に感謝した。
ありがとうと心で何度も言った。

その日にその色鉛筆は結局すべて折られた。
その時はカーチャンに申し訳なくなった。

32 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 20:58:44.93 ID:aOvnGawE0
小学校三年生、ここから虐めっ子は頭角をあらわしてくる。
同時、言葉だけでなく暴力が増える。
当然その標的に自分は選ばれた。

デブだから何回殴っても平気だろって何度も殴られた。
蹴られた、周りの皆はただ笑って助けの手なんて差し伸べない。

自分はずっと笑いものだった。


家ではカーチャンにあたってばかりだった。
傷してくるからさすがに虐められてくることくらい分かるだろう、
  「大丈夫?」
  「担任に話しようか?」
  「今日休むかい?」
大丈夫なわけ無いだろう、担任に言ったり休んだりしたらもっと虐められるに決まっている。

何を言われてもムカついたし、自分が怒りを吐き出せる場はそこしかなかった。
  「バカか?」
  「くそババア」
  「死ね」
全部こうやって返した。
カーチャンを傷つけたくてごはんを別々に食べたり、色々と命令したりした。

J( 'ー`)し 「ごはん後の食器はちゃんと片付けしてよ」

  「うるさいお、だったら明日からオマエのまずいメシなんて食わねーお!!」

33 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 20:59:30.70 ID:aOvnGawE0
虐めは虐めを生む、それは何となく分かる気がする。
自分と同じ存在を作りたいんだ。

自分はカーチャンを虐めていた。
そしてカーチャンは……どこにそのわだかまりをぶつけていたのだろう……?



『内藤さん』


( ;ω;)「!!」

突然の声に驚く、少々物思いに耽っていたようだ。
時間を見ると21時を10分ほど過ぎていた。

(;^ω^)「すみませんお、時間過ぎちゃったみたいですお!」

ここにいられるのは21時までだ、急いで荷物を整理した。
そしてツンに声をかける。

( ^ω^)「明日も来れたら来るお、いい子にしているんだお?」


病院から出ると、改めて会社まで車を走らせた。

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 21:00:32.97 ID:LKw8eaih0
これはエロイwwww
http://37514.net/pc/weblog/home/ami/


35 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 21:00:56.20 ID:aOvnGawE0
会社に車を置き、そこから歩いてようやく帰宅する。
21時半、いつも通りの時間だ。

風羽さんに見るように言った映画をつけながらパスタを茹でた。
今日はナポリタン、お腹は大いに減っている。

( ^ω^)「ハムッ、ハフハフッ、ハフッ!」

テレビを見ながらポケーッと過ごした。

ああそうだ、明日は風羽さんと協賛のお願いに行かなくてはいけない。
また汗をかくのだろうな……思い出すとため息をついた。


テレビの中では美男美女が愛を語っていた。

無駄に広い部屋がとても虚しかった。

36 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 21:01:50.49 ID:aOvnGawE0
結局その日は夜遅くに寝た。
それでも朝起きるまでにゆうに6時間の睡眠はとれた。
家と会社が近い特権だ。

起きて髭を剃ると、適当に寝癖を直してすぐに家を出た。
会社にはいつも30分前に出勤している、深い理由も無いが。
何となく遅れたくないしギリギリ行動が怖いだけだが……早過ぎなのは自分も分かっている。

今日もコンビニに寄って朝ごはんのパンと野菜ジュースを買って会社に到着した。

37 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 21:02:36.04 ID:aOvnGawE0
( ^ω^)「……ということで、今日は風羽と一緒に協賛のお願いに行ってきますお」

( ゚∀゚)「そうか、じゃあショボンさんには俺から言っとくわ。
   ちなみに10件取れるまで帰ってくるなよ」

(;^ω^)「ちょwwwwテラ鬼畜wwwww」

(*ノωノ)「内藤先輩、頑張りましょうね!」

(;^ω^)「あー……」

気の無い返事をしてから、栖来さんから受け取ったメールをプリントアウトする。
そして昨日の内にまとめておいた資料を持って準備万端だ。
会社内ではないので、暑いと思いながらもスーツを着た。

(*ノωノ)「相変わらず素敵な着こなしですね」

(;^ω^)「暑いお……」

そして二人で会社を出て、駅に向かった。
基本の移動手段は電車だ、車などで事故をしては会社の信用問題にかかわるから。

38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 21:02:38.14 ID:HPBzirETO
wktk
アナル表現で前作がわかったwwww

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 21:04:18.05 ID:VgYBNMQ/0
バナナ?

40 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 21:04:40.82 ID:aOvnGawE0
電車のタイミングはちょうど良く、昼前で空いていた。
一緒に座りながら昨日の映画の話に花を咲かせた。

(*ノωノ)「昨日の映画、確かに面白かったですね。
   ちょっと展開が無理矢理だった気もしますが、意外な方向に段々逸れていって……」

( ^ω^)「僕も初め見た時ひろゆきが最後にあれほど活躍するとは思っていなかったお」

(*ノωノ)「それです、FOX★の策略にはまる事まで作戦の内って言われて、やられたと思いました」

電車は乗換えが2回あったのでちょっと慌しかったが、とりあえず乗り過ごす事無く無事に目的地に着いた。
太陽がやはり暑かった、こんな日にスーツとは……酷な話だ。

( ^ω^)「そういえば、ご飯はどうするお?」

(*ノωノ)「そう思って内藤先輩の分もお弁当作ってきましたよ、良ければ食べて下さい」

( ^ω^)「mjd? よし、それじゃ2件だけ先に回って、そのあと公園ででも一緒に食事するお」

(*ノωノ)「はい、頑張りましょう!」

そしてその後2件にマラソン大会の協賛をお願いに向かった。
結果は片方はダメでもう一方は検討してくれるとのことだった。
検討してくれるという場合、大抵はダメなのだが。

41 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 21:06:01.39 ID:aOvnGawE0
食事は太陽が暑い中、公園のベンチでとることにした。
風羽さんはお弁当と水筒を丁寧に準備してくれる。
お弁当は色合い鮮やかでとても綺麗だった。

( ^ω^)「おいしそうだお!」

(*ノωノ)「あぷー……お口に合うかどうか……」

( ^ω^)「それじゃ食べるお!」

あまり意識しないようにと思っていたが、やはり女性の手作り料理となると嬉しいものだ。
嫌いな野菜もおいしくいただける。

( ^ω^)「僕の作るものと比べ物にならないお!」

(*ノωノ)「……内藤先輩っていつも自分でお弁当作っているんですか?」

( ^ω^)「そうだお、でも大抵ご飯と冷凍のおかずを詰めて終わりだお。
   こうやって手作りって感じのお弁当はやっぱりおいしいお」

(*ノωノ)「それじゃ、明日から内藤先輩の分も作ってきましょうか?」

(;^ω^)「……は?」

(*ノωノ)「あぷー……」

42 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 21:06:43.70 ID:aOvnGawE0
(;^ω^)「そんな、朝忙しいだろうしわざわざいいお」

(*ノωノ)「その、いつも帰り送ってもらっているお礼……じゃいけませんか?」

(;^ω^)「……」

本音を言うと嬉しいし、否定する理由は何もない。
断ると失礼だからね、だからだ決してやましい気持ちとか浮気なんかじゃない。

(;^ω^)「……それじゃあ、お願いするお」

(*ノωノ)「じゃあ、明日から気合入れて作ってきますね!」

(;^ω^)「いや、もっと気楽に作ってくれてでいいお……」

(*ノωノ)「いえいえ、お礼ですから気合入れますよ!」

そう言ってくれた。
何よりそのお弁当は本当においしかったから何も言い返せなかった。
これは朝も会社まで送ってやるくらいの気遣いが必要かもしれんね。

43 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 21:07:25.36 ID:aOvnGawE0
食事を終えると、改めて動き出すまでもうしばらくゆっくりとしていた。
太陽はギラギラと照りつける、さっき飲んだお茶がすぐに汗として出てきた。
都心部は特に暑く感じた。

(*ノωノ)「東京はちょっとうるさいですねー」

( ^ω^)「同感だお」

自分たちの会社は都心から少し離れた所にある。
東京までは大体1時間かからないくらい、その1時間で随分と町並みは変わる。

(*ノωノ)「私実家は中国地方なんですよ」

( ^ω^)「兵庫とかかお?」

(*ノωノ)「はい、だから東京に来ると中学校の修学旅行を思い出します。
   私たちは東京に来たんですよ、雷門が小さくてガッカリしました」

( ^ω^)「中学校かお……」

中学校にいい思い出はない。
考えるだけで機嫌が悪くなるのが自分でも分かった。

44 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 21:08:20.92 ID:aOvnGawE0
(*ノωノ)「内藤先輩はどこに行ったんですか?」

( ^ω^)「僕達の学校は沖縄に行ったお」

自分は行っていないが。
当日に仮病を使って休んだんだ。

(*ノωノ)「沖縄かぁ……いいですね。楽しかったですか?」

( ^ω^)「ぼちぼちだお」

そう言いながらベンチから立ち上がった。
一度伸びをすると、風羽さんを促す。

( ^ω^)「さて、そんな事ばっか話していると仕事が進まないお。
   無駄話もこのあたりにして後半戦行くお」

(*ノωノ)「あ、はい。次こそは協賛を成功させましょう!」

そして太陽の照りつける中、仕事の続きに入った。

45 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 21:10:55.18 ID:aOvnGawE0
>>38
前作は何故かアナルにこだわりすぎました。
今回は大丈夫です、暴走なんてしません。

>>39
バナナ……あれくらいの作品を自分の書き上げたいですね。
あれの足元にも及びません。


とりあえずまた少し休憩させてもらいます。
20分くらいから始めるので、見ていただけるならよろしくお願いします。

46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 21:12:34.99 ID:wvXVXVu5O
今北このスレをまってた!


47 :ふにゃふにゃ ◆9VYoqq2yjY :2006/07/22(土) 21:14:31.26 ID:agwL46RS0
                            ∠⌒∧
                             (゚Д゚ )
                         ョ  ┏━┓‖ ギコ猫陸軍総動員!ブーンの民族浄化をゆるすまじ!
                    /~~/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 〔|回コ========ニニ二二匸|ν |    [ UN ]    __|li
                   \λ|_______/_/
                 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄―――――___
               /  [ UN ]_____________―――_
         γ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄____________________\
         (   / ̄ ̄ ̄((O))  ((O))  ((O))  ((O))  ((O))\,
          \/◎))  匸匚コ     匸匚コ     匸匚コ    ((O))
           ’\ ̄_//OO\__/OO\\  //OO ((◎))/’
            ’\((◎))__((◎))((◎))_((◎))((◎))((◎)) /’

48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 21:15:38.93 ID:8gwvl6gK0
夏だなぁ

49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 21:16:06.32 ID:3ynKDzX/0
物静かな口調でアナルっていうとすげーギャップがwwwwww

50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 21:17:32.99 ID:WvXNiohaO
前作ってなんだ?
アナルというヒントだけじゃわかんねwwww

51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 21:19:27.62 ID:HEOPO2A20
>>50
http://search.yahoo.co.jp/search?p=%A2%A17at37OTfY6&fr=top_v2&tid=top_v2&search.x=1

52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 21:21:29.33 ID:WvXNiohaO
>>51
それ完結してたのかorz

53 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 21:23:22.62 ID:aOvnGawE0
>>46
期待にそえるかどうか分かりませんが……とりあえす投下していきます。
>>48
夏ですね、実はこの月曜から色々と忙しくて……それでこんな時の投下になってしまいました。
ご了承下さい。
>>49
アナルは大きな声で言ってのものだと私めも思います。
女性方に言ってもらうことが最高です。
>>50
いえ、前作関係無しでw
今作は今作でお願いします。

それでは続きの投下にいきます。

54 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 21:24:37.89 ID:aOvnGawE0
『中学校』


中学校はそのまま近所の中学校へ行った。
入試も何もない、田舎だから中学校で入試とか本当にあるのかとすら思っていた。

当然周りの面子は変わらなかった、結局自分は虐めの絶好の獲物のままだった。

この時ツンと始めて同じクラスになるが、話は全然しなかった。
彼女からみた自分はただの虐められっ子だったことだろう。
彼女は女子の間ではどうか知らないが、男子とも気さくに話しいていて人気者、互いに無縁の存在だった。

そして虐めは次第に酷くなっていく。

体育から帰ってくると机は大体落書きだらけだし、スリッパはペン跡とカッターで切り取られたりでボロボロだった。
掃除から帰ると机や鞄を漁られえた後があった。
トイレに閉じ込められて、放課後まで出てくるなと言われたこともある。
ムカつく教師にちょっかいをかけて怒られるのも全て自分の役目だ。

55 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 21:25:59.91 ID:aOvnGawE0
命令されて授業を何度と壊した。

教師からみれば自分は大問題児だった事だろう。
相手も自分が虐められていた事は気付いていただろうがそんなものムシだ。
僕が言わないのだから、僕だけ怒っていれば教師としての体裁は良いんだ。

教育者と言う立場上、何か問題があれば怒らなくてはならない。
その怒る相手は誰でもいいんだ。
自分が命令されている事を言えないのを知っていながら、彼らは自分を怒るのだ。

教師から目を付けられた事もあり、自分は歩いているだけで細菌扱いだった。
女子というのは時にひどい、聞こえるようにこちらを見ながら悪口を言うのだから。

掃除の時間、誰も自分の机を運ぼうとしない。
残った自分だけの机、誰かが運んでくれると教科書が落ちた。
誰も拾おうとしない。
そのままホウキで掃かれて、落し物として教室の後ろに汚れて置かれている。
筆箱は一回実際に捨てられた。

玄関ではいつも自分の靴だけが散らばっていた。
ちゃんと自分の場所に入れておいても、帰るときには外に投げられていた。

56 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 21:28:50.01 ID:aOvnGawE0
朝学校に来るとスリッパがクラスの女性のものと入れ替えられている。
そんな時は相手に非常に申し訳なくなる、自分なんかと入れ替えられて気持ち悪いだろうなって。
そして自己卑下に陥る。

教室に着くと机が反対向いている。
机の上に花瓶がある、黒板に意味もなく自分の悪口が書かれている。
自分の周りにゴミが溜まっている。

些細な事こそ、胸をえぐられるように辛かった。


中学に入り、一気に自分は根暗な人間になった。
虐められている時は出来るだけ笑おうと努めた。

他人が怖かった。

誰も信じられなかった。

だから笑って吹っ切れたかったんだ。
良く分からないと思う、自分だって良く分からないから。

57 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 21:29:30.02 ID:aOvnGawE0
(´∀`)「オマエさ、何が楽しくて学校来てんの?」

( ^ω^)「……」

(´∀`)「何か言えよ」

そう言ってすぐに殴られる。
ビンタがその時は流行っていた、すぐにビンタされた。

( ^ω^)「僕は――」

(´∀`)「キメェよwww」

またビンタを受けた。
人は諦めてしまうと心も精神的にも弱くなる。
この時期はすぐに泣いていた。
泣けば止めてくれるんじゃないかって期待していたんだ。
それに泣いていれば何も言わなくてもいいから。

58 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 21:30:24.62 ID:aOvnGawE0
(´∀`)「オマエさ、なんで生きてるの?」

(゚ε゚ )「臭せぇ」

( ;ω;)「……」

(´∀`)「何とか言えよボケ」

その後はビンタの連続だ。

(´∀`)「何か言うまで止めねーぞ?」

( ;ω;)「ぼk――」

(´∀`)「はいキモイー」

言葉を発すると同時に殴られた。
結局何をやっても殴られるんだ、このバカ野郎が。

きっと将来こいつたちは自分の思い通りにならず怒ってばかりで、一生下っ端だろう。
自分は耐える事を知っている、こいつらの上に立ってこき使ってやる。

ここで死んでやる、遺書を残して虐めが原因で死んでやる。
きっとこいつらの人生はグチャグチャになるだろう、いい気味だ。

虐められている時はこんな事ばかり考えていた。
同時に、いつか殺してやると。

59 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 21:31:37.83 ID:aOvnGawE0
お金も毎回取られていた。
おこずかいの日を言ってしまったときから、その日には決まって絡まれた。

そしてお金を取ると同時に殴られるんだ。
お金を渡すまで殴られて、渡してからも殴られて、渡さないともっと殴られて……
ホント自分はなんで生きてるんだろう?

お金がなくなると、次は万引きをさせられた。
初めの頃はお菓子だったが、次第に本や玩具を万引きさせられるようになった。

店員に見つかって、カーチャンと一緒に担任に呼ばれた。
カーチャンはずっと謝っていた。
そんな自分の言い訳はこうだった。

「おこずかいが少なくて、皆と満足に遊べない」

担任は自分が虐められているからお金を恐喝されていることに気付いていただろう。
だからこそ、自分の言ったことを鵜呑みにするしかなかった。
カーチャンに向かって何か色々と言っていた。

次の月から、おこずかいが千円上がった。

それが嬉しくて、今度は自分からストレス発散のために万引きしてもう一回おこずかいをアップしてもらった。
言い訳は全部「おこずかいが足りない」で済ませた。

60 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 21:32:40.83 ID:aOvnGawE0
この頃から家の財政はかなり厳しかったのだろう。
家族でどこにも出かけなくなったし、カーチャンは買い物でしか外に出なくなって内職を始めた。
他の家の人達との関係は断たれて、カーチャンは常に家で一人内職ばかりをしていた。

服なんてずっと一緒だった、僕のためにしかお金を使っていなかったのだろう、今からでもそれを思いだせる。

そして……自分を高校に出すための貯金が必要だったのだろう。


カーチャンは母子家庭だけど、周りに負けないように自分には最大限お金を投資してくれた。
そして母子家庭だからと言われたくなかったらしく、僕を大学まで行かせる気でいた。

それが父親を失ったカーチャンの唯一の望だったのだ。

当然自分はそんな事を知る由もなく、家では内弁慶で振舞っていた。
カーチャンが何か文句言うたび気丈に振舞って相手を萎縮させていた。
恐怖政治にも似ていたかもしれない、それでもカーチャンは僕のためにだけお金を投資してくれた。

61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 21:33:12.38 ID:aCZyNRRMO
いやブーンが植物を育てる話かと思ったから
パッとしないなぁと思っただけ

62 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 21:34:02.91 ID:aOvnGawE0
(*ノωノ)「あぷー、結局2件だけでしたね……」

( ^ω^)「いやいや、2件もらえたらいいほうだお」

風羽さんと20件程度回った結果、いい返事をもらえたのは2件だけだった。
だが、実際それでもいいほうだ。
ジョルジュさんに報告とこれから帰る知らせのため電話をする。

( ゚∀゚)『内藤、どうだった?』

( ^ω^)「とりあえず全部回りまして、2件取れましたお。
   考えさせてくれっていうのが10件ありましたので、また帰ったら知らせますお」

( ゚∀゚)『おー2件取れたか、了解。気をつけて帰って来いよ』

( ^ω^)「はいですお」

ジョルジュさんに連絡を済ませると、風羽さんと一緒に帰りの電車に乗る。
丁度いい電車があった、来る時は乗換えが2度あったが今回は1度で済みそうだ。

あまり待つ事無く電車がきた。

63 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 21:34:54.04 ID:aOvnGawE0
帰りの電車に乗る頃には陽も落ちてきた。
残業代がちゃんと出るのだろうかと心配になりながらも電車に乗る。
風羽さんと隣同士座りながらも会話は無かった、互いに疲れたのだろう。

  『お出口は左側になります〜』

( ^ω^)「うるさいお」

寝ようと思っても車内放送が響いて目が覚まされた。
隣の風羽さんは寝ているが、車内放送の所為で寝苦しそうだ。

(*ノωノ)「……ぅん……」


(*ノωノ) ( ^ω^)


ミ(*ノωノ)(;^ω^)

64 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 21:35:41.16 ID:aOvnGawE0
相当疲れているのだろう、自分にもたれかかって来た。
やましい気持ちどころか恥ずかしい気持ちでいっぱいだ、
肩を動かしてみるが相手が起きる様子はない。

……いいか。

疲れた相手を起こすのは酷なことか。
普通なら喜べる場面だというのに、まったくチキンな人間だ。

むしろ相手を起こさないように、揺れたりしないよう細心の注意を払った。


  ガタン...ガタン...


(*ノωノ)「……」

( ^ω^)「……」


こう動かずにいると自分は植物のようだ。
そんな事を考えたらまたあの中学時代が頭に過った。

65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 21:36:23.96 ID:LIoxj1R80
ちょっと失礼するお(;^ω^)
ワンクリの撲滅を目指す会
http://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1153570261/

66 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 21:37:24.80 ID:aOvnGawE0
中学時代、丁度ツンと同じクラスになれた中学二年生のとき、自分たちは文化祭で演劇をすることになった。

当時も例に漏れること無かった自分は勝手に木の役をさせられた。
実際木の役なんて必要ない、ただ自分を笑いものにしたく恥をかかせたかっただけなのだ。
当然断る勇気もなく進んで木の役をやったが。

木の役というのは実にまぬけだ。
手に本当の木の枝を持って、ただ立っているだけだ。
もっともそれを邪魔する者は存在したが。

( ^Д^)「オイコラ、そこは俺が歩くんだからデブがいると邪魔だって!」

(;^ω^)「ご、ごめんなさいお……」

蹴られながらその場所を退くと、今度は他の者がちょっかいを出したがる。

(、ン、)「木が動くなって言ってんだろ!」

殴られた。
それで動いたとまた殴られ蹴られ……その場に倒れた。
後は蹴られ放題だ、しばらく経つと飽きたのかようやく止める。

(、ン、)「おい、練習するんだから早く立てよデブ」

( ^Д^)「超とんまだなコイツ、プギャー」

言われながら立ったら、また意味もなく殴られた。
僕の所為で劇の練習は思うように進まないといわれた。

どうしろと言いたいんだ、バカかこいつらは。

67 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 21:38:50.16 ID:aOvnGawE0
演劇はかぐや姫だった。
木の役、厳密には竹の役だ。
竹と言っても切られるような意味のある竹じゃない、当然切られるマネをしてホウキで叩かれたりはしたが。

竹の役、まったく意味もなく常に劇の場面にいるため地味に全編出演だ。
その間に少しでも動けば殴られて劇の練習が中断した、そういう意味でも動けなかった。

そんな竹の役は、逆に言うと演劇を最も間近で見れるポジションでもあった。

ξ゚听)ξ「お爺様、月から明日、迎えが参ります」

そのかぐや姫役は可愛いと人気のあったツンだった。
その演劇は素晴らしかった。


自分は植物だ。
動いてはいけない、ただ眺めるだけなんだ。
何も喋ってはいけない、ただ眺めるだけなんだ。


遠い存在、人気者は手を伸ばしても届かない所にいる存在だ。

そこには人間と植物という天地の差が存在した。

68 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 21:40:07.68 ID:aOvnGawE0
( ^Д^)「おいブーン、とっとと片付けろよデブ」

(;^ω^)「すぐに片付けるお」

劇の練習が終わると使った道具の片付けは自分にまかされる。
着る物にシワがついていたら自分のせいだ、殴られる。

シワなんか気にしないくせに、何でもいいから殴る理由がつけたいだけなんだ。
バカで反吐が出るほど腐ったつまらない人間だ。

(;^ω^)「……」

そう思うだけ、実際はへこへこと衣服を畳んでいる自分がいる。
綺麗に畳もうと努力していると、その隣に偶然ツンが来たんだ。
彼女も自分の衣服を隣で畳んでいた。

ξ゚听)ξ「あー、疲れた。どれだけ練習するのかしらね」

自分は何も答えなかった、自分に話しかけてくれているわけないと思ったから。
実際それは独り言のような言い方だったし。

ξ゚听)ξ「アンタも大変ね、ずっと立ちっぱなしでしょ?」

(;^ω^)「あ……まぁ疲れるお」

今度は確かに自分に話しかけてくれていた。
驚きながらもこれくらい普通か、クラスの人気者だから自分に話しかけてくれているんだと思った。

69 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 21:41:16.12 ID:aOvnGawE0
ξ゚听)ξ「本当月からの使者役がいいわね、最後だけだし。
   ずっと出ているって大変よねー」

(;^ω^)「でも大切な役だお、誰かはやらなきゃいけないんだお。
   僕の役は必要ないけど……ツンさんの役は一番大切なんだお」

別に自分は必要のない役だ、それでも……ツンは必要な役なんだ。

ツンはそれを聞くと、黙り込んだ。
そして服を畳み終えると、カゴにそれを戻して帰り際にこう言った。

ξ゚听)ξ「ま、植物でも何でもいいわよ。
   長いけど……最後まで一緒に頑張りましょ」

(;^ω^)「……」

そんな嬉しい言葉を掛けてもらえると思ってもいなくて呆気にとられた。
そして呆然としているだけで、自分は何も返せなかった。
「うん」と言うだけでいいのに……情けない、
虐められた人間はそれだけを言うのにも勇気を必要としてしまうのだ。


結局同じクラスだというのにツンと話したのはこれだけだった。
だからこそその言葉はすごく胸に刻まれていたが。

70 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 21:42:08.52 ID:aOvnGawE0
( ^ω^)「風羽さん、次の駅ですお」

(*ノωノ)「……ぅん……。あ、すみません寝ていたみたいで……」

( ^ω^)「全然いいお、自分みたいな枕でよければ」

(*ノωノ)「そんな……あぷー……」

二人で会社に帰ると、ジョルジュさんに軽く挨拶してそのまま帰宅した。
いつも通り風羽さんを家に送ると、缶コーヒーをもらってツンのいる病院まで車を走らせる。

  〜〜♪ 〜〜♪

( ^ω^)「電話かお?」

運転しながらだが気にせずに携帯をとった。

( ^ω^)「もしもし?」

('A`) 「内藤、元気か? 久しぶりだな」

電話の相手は毒男(どくお)だった。
確かに久しぶりだ、ここ数週間会っていなかった。

高校時代の大切な、そして最も心を許しあえる親友だ。

71 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 21:43:34.57 ID:aOvnGawE0
>>61
なるほど、それは確かに……。
でも地味にいこうと思っているので、パッとしないならそれでもいいです。
それより読んでいただけてありがとうございます。

また少し休憩を入れて続けたいと思います。
携帯の方など大変かとは思いますが、良ければお付き合い下さい。

72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 21:44:40.09 ID:ALwWfM8XO
鬱になってきたぜ

73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 21:46:41.94 ID:wvXVXVu5O
とりあえず乙。

74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 21:50:07.17 ID:mG3cUjfSO
>>1つ[目薬]

75 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 21:50:25.77 ID:aOvnGawE0
>>72
申し訳ないです、でもこれから……上り調子の予定です。
一応上でも言いましたが「地味に」いこうと思うので、ゆっくりとお相手お願いします。

>>73
ありがとうございます、行ってもらえると頑張れます。
それでは、続きをいきたいと思います。

76 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 21:51:51.79 ID:aOvnGawE0
>>74
大丈夫です、ここからは比較的楽にのんびり読めると思うので……多分ですが。
皆様も画面に向かって目を悪くしないようにして下さい。

77 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 21:53:07.11 ID:aOvnGawE0
『高等学校』


高校受験では勉強のイライラと虐めが相重なって家での暴力は当然になっていた。
家出をしたし、罵ってカーチャンを何度も泣かせてしまった……が、それはまた別の話だ。


母子家庭だったにも拘らず、中学のメンツとは会いたくなかったので自分は離れた私立に入学した。
田舎では大体が近場の高校に通う、片道2時間の高校にわざわざ行く生徒はいなかった。
レベルもそこそこに高い、うってつけの高校だった。

知っている顔がいないのは幸か不幸か、対人恐怖症になりつつあった自分はそこでも消極的だった。
怖かったのだ、他人が。

どんどん出来上がるグループ、自分は次第に孤立していった。

一人で食べるお弁当、本を読むか寝るマネをして過ごす休み時間。
そんな頃、クラスにもう一人同じ存在を見つけたんだ。

('A`)

彼の名は毒男、出席番号29番。
そこまで調べた、そして自分と同じ存在だった。

ただ……同じ存在だっただけに、どちらから話し掛ける事もなかった。

78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 21:53:22.83 ID:lZ0TMiq60
うはwwwwおkwwww的なブーン小説は俺も笑って見てられたが、
中途半端にうまくてリアルな小説をVIPで見せられるとな…
面白くてここまで全部読んだ上で、あえてなぜVIPでやるのか、と聞きたいな。

79 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 21:54:08.09 ID:aOvnGawE0
話し始めはほんの偶然だった。
自分が鞄を落として、散らばった教科書を拾ってくれたのだ。

普通ならここで「ありがとう」だけで終わる所だが、仲間意識はあちらにもあったらしい。

('A`) 「『プリンセス・ちんぽっぽ』好きなのか?」

( ^ω^)「……それなりに」

『プリンセス・ちんぽっぽ』は当時でもマイナーなアニメだった。
そのキーホルダーを鞄にしていたので聞いてきたのだろう。
そんな毒男に、自分は素っ気無く答えた。

('A`) 「……」

( ^ω^)「……」

('A`) 「……ぷっ」

( ^ω^)「おっおっ!」

('∀`) 「ははっ、ちんぽっぽ可愛いよな」

( ^ω^)「ちんぽっぽ派かお、邪道だお!」

話すきっかけと話題が欲しかっただけなんだ。
そしてこの日から毒男との楽しい高校生活が始まった。

80 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 21:55:51.20 ID:aOvnGawE0
毒男も小学校中学校と虐めにあっていた。
そしてそれが嫌で、遠くのこの高校に入学したらしい。
自分とまったく一緒だ、それだけで十分だった、それ以上の共通点は望んでいなかった。

('A`) 「それでよー、あのちんぽっぽの可愛さと言ったらないよなー」

( ^ω^)「はいはい、ちんぽっぽフリーク乙」

('A`) 「テメー、全裸でトイレにぶっこむぞ! あれがどれだけ屈辱的か……」

( ^ω^)「残念、全裸で女子トイレにぶっこまれ済みです」

('A`) 「なに、羨ましいことしやがって!」

( ^ω^)「トイレの花子さんとはマブダチですお」

気があった以上に同じ境遇という事も助けてくれた。
互いに虐められ続けたことが災いして言葉遣いは悪かったが、彼と一緒なら虐められたことを笑い話に出来た。
二度と振り返りたくない過去を彼のお陰で乗り越えれた自分がいた。

虐められた内容自慢みたいな時もあった。
むしろその内容で劣っていたりすると、地味に悔しかった。
こんな日が来るなんて思っていなかった。

帰りの電車は同じ方向、片道2時間の自分の方が近くから通っていた。
毒男は自分よりもう10分ほど行った場所に住んでいる。
電車の間の2時間も彼と一緒だから暇することはなかった。

81 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 21:57:25.11 ID:aOvnGawE0
自分は虐められてもひたすらに頑張って笑っているように努めたが、毒男はその逆だったらしい。
そんな些細な違いも、自分たちにとっては深い友情の仲立ちとなった。
似たもの同士より性格は逆な方が相性がいい、そういう事だろう。

( ^ω^)「ちょ、あの子可愛くないかお?」

('A`) 「mjd? レベル低いって、俺あれくらいのレベルの娘に『目が虚ろでキモイ』って言われたぜ?」

( ^ω^)「言葉攻めプレイktkr! テラしてホシスwwww」

('A`) 「俺くらい覇気の無い顔してみろって」

( ´ω`)「ウツダシノウ」

('∀`) 「そんな感じ、それなら間違いなく言って貰えるぜ?」

毒男といるお陰で次第に自分は意識せずに明るく笑顔でいられるようになった。
他の人とも挨拶できるように、そして会話できるようになった。
その上で毒男とはいつも一緒にいたが。


毎日が楽しくて楽しくて。
自分は私立のこの高校に入れて良かったと思った、人生でようやく楽しい時を過ごせたんだ。

82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 21:59:17.31 ID:jNn6kdUp0
〜fin.〜

83 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 22:00:06.68 ID:aOvnGawE0
この時高校でさらにおこずかいを上げてもらうと同時、
カーチャンが痩せている事や家族で一緒に買い物や旅行に行かなくなったことに気付くべきだった。

とはいえ自分は友達に誘われてよく旅行に行っていた。
そのたびに親に言って、五千円を貰っていた。
五千円を貰うために旅行に行っていた気もする。

この頃仕事も止めさせられたカーチャンは家の中でずっと内職だけをしていたというのに。

いつからカーチャンはこの町から外に出なくなったんだろうか?

この時の自分は、アフリカのように餓死する人もいない日本にお金は十分あると思っていた。
大人に頼めば数万円くらいポンと出てくるものなんだって思っていた。
どれだけカーチャンが頑張っていたかも知らずに。


私立の授業料、通学定期、自分のお小遣い、そしてこれからまだ必要な自分の教育費。
今から考えればお金など吐き捨てるほど必要じゃないか。


当時の自分は自分があまりに楽しくて。
その時があまりに嬉しくて盲目だった。

いや、そもそも高校の時代なんかにそこまで気にする人間もそうはいないだろう。
何よりカーチャンはその事をずっと黙っていた。
気付けるわけがなかった。

84 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 22:01:09.85 ID:aOvnGawE0
('A`) 「ちょっと、もしもーし、ねぇ〜聞いてる?
   え、オレは悪くない? ウソばっか!」

(;^ω^)「ボーっとしていたのは認めるから勘弁してくれお」

('A`) 「そんな言葉も聞こえないフリ、ゴメンって言うまで許さない♪」

(;^ω^)「Uzeeeeeeeeeeeeee! それで用件は何だお?」

('A`) 「おー最近会ってないから元気かなって」

( ^ω^)「ボチボチですお」

毒男とは高校だけの付き合いだ。
それでも……絶対に切らしたく無い縁なのだ。

幸運にも、相手もそう思ってくれているようでこうやって定期的に連絡を取り合っている。
仕事を始めてからも月一で会っているのだが、ここ最近忙しくて全然会えていなかった。

赤信号に引っ掛かり、車を停止させた。

( ^ω^)「あー、長い信号に引っ掛かったお」

('A`) 「運転中か?」

( ^ω^)「そうだお」

('A`) 「通報しました」

85 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 22:01:53.53 ID:aOvnGawE0
信号はまだまだ変わりそうにない、首を回しながら電話を続けた。
郊外の夜は早い、もう店は電気を消して、数少ない外灯が夜道を照らしているだけだった。

('A`) 「もしかしなくてもツンちゃんのところ行く途中か?」

( ^ω^)「当然だお、一日の中でこれは譲れないお」

('A`) 「……そうか」

毒男が言わんとしている事は分かった。
自分たちの事情は彼にも話してある、その度に同じ事を言われるのだ。

信号はまだ変わらない。
もう目的地の病院はすぐだというのに。

('A`) 「内藤、ツンは元気か?」

( ^ω^)「相変わらず元気だお」

('A`) 「そうか、相変わらずか……」

毒男は言いたいだろう言葉を飲み込んでくれた、正直に感謝したい。

少しの沈黙、そしてとうとう信号が青に変わった。
交差点を過ぎるともう病院の敷地内だ。

86 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 22:02:41.83 ID:aOvnGawE0
( ^ω^)「毒男、病院に着いちゃったお。電源を切らないといけないお」

('A`) 「ああ、用件か。今週末は空いてるか、久しぶりに会わねぇ?」

( ^ω^)「今週末……土曜は仕事で、日曜は仕事の進み具合次第だお。
   また改めて連絡でいいかお?」

('A`) 「了解」

( ^ω^)「わざわざ電話してくれてありがたいお」

('A`) 「ああ、ツンちゃんによろしくな」

( ^ω^)「おk、それじゃ切るお」

('A`) 「うい、じゃな」

電話を切ると、同時に電源も切った。
そして暗い病院に入って、唯一明りの点いている受付を済ましてツンの病室へ向かう。

今日も30分くらいいられる。

ツンの横にゆっくりと腰掛けた。

87 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 22:03:39.99 ID:aOvnGawE0
( ^ω^)「今日は外回りしてきたお」

( ^ω^)「意外にいい感じだったお、暑い中頑張った甲斐があったお」

( ^ω^)「そういえばさっき毒男から連絡があったお」

( ^ω^)「よろしくって言ってたお、早く元気になってまた会えるといいお」

ゆっくりと今日一日の報告をする。
大きな報告を済ませると次は小さな報告を。

時計が秒針を刻む音と、自分の話し声だけ。
まるで時間が経つのを待っているようだ。

断じて違うのだが。
そう、絶対に違う。

ツンが話し返してくれる、その時を待っているのだから。


ふと中学時代が頭を過った。

88 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 22:04:48.12 ID:aOvnGawE0
演劇が終わってからの話だ。

机に置かれた花瓶。

死人扱いか、良くあることだ。
こんな平凡ないたずらしか出来ないなんてガキだな。

そう思って泣きそうな自分は気丈に振舞っていた。
泣いちゃダメだ、そう思いながら。

花瓶を元の位置に戻そうとすると、また何か言うヤツがいる。

( ^Д^)「おい、同じ植物同士話しろよ!」

そしてそれに周りも便乗した。
注目される中、話するしかなかった。

( ;ω;)「こ、こんにちはですお……内藤って言いますお……ブーンって呼んで……欲しいお」

( ^Д^)「キメェwwww」

(、ン、)「マジしんしょーだぜ、その花とどっか行ってくれよ」

ひそひそと女子の話し声も聞こえる、きっと僕をバカにしているのだろう。

花瓶に刺さった綺麗な花に申し訳なくなった。
自分のせいで……笑われ者にされているこの花に。

89 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 22:06:07.96 ID:aOvnGawE0
それからその花の世話はずっと自分の役目だった。
『植物の世話』だ。

( ^Д^)「朝の挨拶はどうしたんだよ!」

( ;ω;)「花さん、おはようございますお……今日は曇りだけど元気出して欲しいお……」

(、ン、)「もうあの花に近寄れねーぜ!」

( ^Д^)「おいブーン、ちゃんとその花の水かえとけよ!」

( ;ω;)「お水かえましょうね、ちょっと辛いけど我慢して欲しいお」

(、ン、)「マジ誰か救急車呼べよ、マジ気持ち悪いって」

( ;ω;)「水道水だけど我慢して欲しいお、このままよりはきっと良いと思うお……」


花は喋らない、なのに自分はひたすら話しかけた。
他の人の声を聴きたくなかった、だから間をおかずに話しかけ続けた。
心でその花に謝り続けながら……。

自分せいで笑いモノになる、その綺麗な花に謝りながら……。

90 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 22:06:44.33 ID:aOvnGawE0
( ^ω^)「……」

ダメだ、今日の昼間に中学時代を思い出してしまったために下らない事も思い出した。

( ^ω^)「ゴメンだお、ツン」

違う、ツンは違う。
植物なんかじゃない。
花のように綺麗だけど、花なんかじゃない。

( ^ω^)「まったく違うお、あの時と今は似ても似つかないお。
   だって、ツンは話ができるお。
   自分のいう事を聞いて、返事をしてくれるお」

そう言ってもツンの反応は当然無かった。
泣きそうになったが、ツンに悪く思って泣けなかった。

21時には少し時間があったが、泣きたい感情を隠すかのように今日は早い目に病室を後にした。

91 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 22:07:52.40 ID:aOvnGawE0
家に帰ってからは、今日も昨日と同じようにパスタを茹でた。
手軽でいい、本日の味はミートソースだ。

そして食べながら無機質に流れるニュース番組を見ていた。

戦争、芸能スキャンダル、スポーツ……どれもが遠い世界の話だ。


ごはんを食べると、それからあともテレビをボケーッと見ていた。

明日は土曜日だが出勤しなければならない。
日曜日にようやくお休みだ。


日がまたぐぐらいまで起きていて、そのまま寝た。
シャワーは……いいか、明日の朝浴びれば。
暑くなって少し寝苦しい今日この頃だが、疲れた日には関係の無い話だ。

92 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 22:08:38.49 ID:aOvnGawE0
次の日は朝にシャワーを浴びると、いつも通り早い目に出勤する。
高校生だろうか、部活へ向かう集団がいた。

例に漏れずコンビニでパンと野菜ジュースを買うと、職場で朝食にした。
今日のお昼は風羽さんの手作り弁当だ、正直とても楽しみだ。


(´・ω・`)「やあ、おはよう」


今日は珍しくショボンさんが来た。
自分たちのグループリーダーであり、会社きっての実力者。
大抵自分たちのような地域支部でなく本社で働きながら、
グループ会議のときだけ姿を見せるのだが……今日はどうしたのか?


川 ゚ -゚)「ショボンさん、わざわざ呼び出して申し訳ありません。
   ただ、あまりに無茶な注文が入ったので何とかしてもらいたく思い……」

(´・ω・`)「気にしなくてもいいよ、どうせ暇だしね。
   それじゃ改めて主催側と話しに行こうか」


栖来さんと合流すると、すぐに会社から出てしまう。
忙しい人達だ、それを横目に自分は打ち込みの作業を開始した。

93 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 22:09:20.15 ID:aOvnGawE0
パンフレットの製作に入ると、色々とやっているだけで時間は無常に過ぎていく。
昼になってまだ全然仕上がらないデータに悲しくなる。
まぁいいや、気にせずお昼の時間に入ることにした。

(*ノωノ)「内藤先輩、お疲れ様です。これ、お弁当どうぞ」

( ^ω^)「嬉しいお、これ食べたら昼からもきっと頑張れるお」

(*ノωノ)「はいっ、頑張れるようおまじないかけときましたから」

風羽さんからお弁当を受け取ると、今日もカーチャンのいる施設へと車を走らせる。
昨日行けなかった分、今日こそは行かないと。

94 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 22:10:33.91 ID:aOvnGawE0
( ^ω^)「こんにちはー」

<ヽ`∀´>「これはこれは、どうぞ」

そしてカーチャンと一緒にごはんを食べる。
何気なく鞄からお弁当を出すと、カーチャンは目ざとく反応した。

J( 'ー`)し 「あらあら、可愛らしい包みだねぇ」

(;^ω^)「こ、これは違うお、後輩を毎日送り迎えしてあげたお礼にもらったんだお!」

J( 'ー`)し 「ふーん、お礼ねぇ……」

カーチャンはずっとニヤニヤとしていた。
自分にはツンがいる事を知っているのに、まったく意地悪だ。

照れながら食事を手短に済まして、逃げるように会社に帰った。
お弁当はとてもおいしかった。

95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 22:12:52.92 ID:AcA70wFYO
作者は俺を怒らせた

96 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 22:13:43.17 ID:aOvnGawE0
>>78
読んで頂きありがとうございます。
何故ここでやるのかと言われると悩みますが……ここが好きだからとでも答えさせてもらいます。
面白いと言われると正直に嬉しいです。

とりあえずここでまた一休憩入れます。
次は30分くらいから始めたいので、
せっかく読んでもらっている方には申し訳ないですが待っていてもらえると嬉しいです。
バーボン送りになるまで頑張って投下していきます。

97 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 22:14:57.46 ID:aOvnGawE0
>>95
(´・ω・`)何でか分からないけどゴメン……

98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 22:15:46.18 ID:HPBzirETO
(、ン、)←こいつのセンスに驚いたのは俺だけじゃないはず

99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 22:16:23.21 ID:mG3cUjfSO
>>1|_・)/[熱さまシート]

100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 22:16:32.61 ID:AcA70wFYO
とりあえず脳死の人間がガチで家族にいる人にとっては許し難い内容

101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 22:23:20.64 ID:mG3cUjfSO
(_A_)ゴロニャーゴ


102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 22:23:58.54 ID:PuCa26d4O
嫌なら読まない、という自由があるじゃないか。

103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 22:24:05.84 ID:wvXVXVu5O
>>100
作者も覚悟の上なんじゃない?予告編の時もそういう話がでたから。

104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 22:25:39.16 ID:8gwvl6gK0
>>100
空気悪くなるから消えてくれ

105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 22:29:11.65 ID:xBAVoU8z0
とりあえずwktk

106 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 22:30:30.73 ID:aOvnGawE0
>>98
拾い物ですが、自分も感心したのでつい使ってみました。
中々渋くて好きです。
>>99
熱さまシートはかぶれるので使えません><
>>100
とりあえず、そういう方には本音を言うと読んで頂きたくないです。
そしてこの題名が気に入らないと言うなら、それはこの場で謝らせて頂きます。
本当に申し訳ありません。
ただそれが許せない方(知り合いに脳死がいようといまいと)がいることは承知です。
許せとは言いませんが、申し訳ないとは思っています。

それでも続きを投下していきます。
許せない方は遠慮していただけるとありがたいです。

107 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 22:31:57.46 ID:aOvnGawE0
『大学校』


カーチャンとごはんを食べてから、すぐに職場に戻るともうしばらく時間があった。

そこでのんびりとしていると、長岡さんがパソコンに向かって何かしている。
興味をそそられて尋ねてみた。

( ^ω^)「長岡さん、何をしているんですかお?」

( ゚∀゚)「ああ、大学時代入っていたサークルのホ−ムページ見ていてたんだ」

( ^ω^)「大学時代は何をされていたんですかお?」

( ゚∀゚)「ん、テニスサークルだよ。
   つっても女の子と仲良くなるのが目的だったようなもんだけどな」

長岡さんのパソコンにはサークルの集合写真がでかでかと載っていた。
皆楽しそうだ、自分には無い経験……正直に羨ましかった。

108 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 22:33:30.10 ID:aOvnGawE0
(*ノωノ)「あ、内藤先輩お帰りなさい。
   二人で何見ているんですか?」

( ^ω^)「風羽さん、ただいまだお。
   今は長岡さんの大学時代のサークルについて話していたんだお」

(*ノωノ)「大学かぁ……私高卒で大学に行ってないからちょっと憧れますね」

( ゚∀゚)「色んな地方の知り合いが出来るから中々楽しいぞ。
   高校ほどで無いにしろ、自由度は高くて楽しいな」

( ^ω^)(大学時代が楽しいか……。
   何の部活やサークルにも入らずに中退した自分には到底結びつかないお)

自分は大学を中退してこの仕事場に入った。
ある程度自由はあったが、高校のように同じ毎日を繰り返していたように思う。
その毎日が楽しいかどうかが高校とは違った。

特に大学は関係が質素だったりする。
一歩引いてでしか他人と付き合えないのだ。

109 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 22:34:52.09 ID:aOvnGawE0
( ^ω^)「あ、そういえば風羽さん、お弁当ありがとうだお。とても美味しかったお」

( ゚∀゚)「ん、何だ? 愛妻弁当とは見せ付けてくれるじゃないか」

(*ノωノ)「あぷー……そんなんじゃなくて、日頃のお礼です!」

( ゚∀゚)「日頃のお礼ね……なんか白けたなー、仕事しよ仕事ー」

(*ノωノ)「あ、あぷぅー……」

(;^ω^)(なんだか誤解招いちゃったみたいだけど……まあ別にいいお)

とりあえず長岡さんに促されるように自分たちも仕事に移った。

改めてパソコンに向かうと、打ち込みを再び開始した。

( ^ω^)(参加区分は、学生と一般と……学生は値段が安くて……)

学生……大学生も当然含むのだろう。
大学生、すごく懐かしい響きだった。

といっても、長岡さんのような思いいれは大学に無かったりする。
あまり印象に残るような出来事は無かったのだ。

他の人達がクラブや恋愛に精を出している中、自分は一人冷めた面で学校と家の往復を繰り返していた。
それでも、母親に感謝したりするきっかけは大学だったから……丸々意味が無かったわけではないが。

110 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 22:36:22.74 ID:aOvnGawE0
高校受験の時に、毒男と色々と話をした。
互いに同じ大学に進学する事を望んでいたが、それは叶わない夢だった。
それくらいで切れる縁じゃない、同時に互いが独立しなければという意思を少なからず抱いていたのだろう。

必然ともいえるように、別々の大学を受験した。

そして自分は近場の私立大学に進学した。
国立に行ける頭は無かったが、まだ働きたくないだけの理由で私立に行くことにした。
少なくともカーチャンもそれを望んでいたし。

バカ高い授業料が自分の母親でも出せたことからどこかでお金の価値観が狂っていたのだと思う。


大学生活は悲惨だった。
工学部というところは皆が自分の領域を持っていて、他人と一線引いているので積極的な人間は小数に限られる。
クラスで孤立した人間は多く、自分もその例に漏れる事は無かった。

サークルにも入らず、高校と同じように片道2時間程度の長い電車通学を繰り返していた。
1週間、1ヶ月、半年……時間は無常なほど早く過ぎたように感じた。

111 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 22:37:24.63 ID:aOvnGawE0
大学一年の冬、母親が倒れた。
当時は随分と無感情だったと思う、驚きながらも冷静に観察している自分がいた。

大学を止めないといけない様な事をカーチャンが一度口にしたが、止めずに済んだ。
やはりお金なんていくらでもあるものなんだなって思った。

そして自分はバイトをする事もなく、親のスネをかじりながら無気力にダラダラと大学に通っていた。
唯一の楽しみといえば、休みの日に会う毒男のことだろうか?


('A`) 「まぁ新しい仲間も出来てそれなりに過ごしてるよ。
   テスト期間の時は皆で徹夜とかもしたしな」


立派に一人立ちしていた彼を、少なからず羨ましがった。
そして悔しい感情を抱いた事も覚えている。
それが更に自分を無気力にした。

怠惰というのは癖になると厄介だ。
周りが自動車学校に通いだしても自分は一人学校と家だけを往復していた。

自動車学校なんて行く気になれなかった。
そんな時間あれば家でのんびりとしたかった。

112 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 22:38:21.06 ID:aOvnGawE0
>>111一行抜けてました、申し訳ないです

大学一年の冬、母親が倒れた。
当時は随分と無感情だったと思う、驚きながらも冷静に観察している自分がいた。

大学を止めないといけない様な事をカーチャンが一度口にしたが、止めずに済んだ。
やはりお金なんていくらでもあるものなんだなって思った。

そして自分はバイトをする事もなく、親のスネをかじりながら無気力にダラダラと大学に通っていた。
唯一の楽しみといえば、休みの日に会う毒男のことだろうか?


('A`) 「まぁ新しい仲間も出来てそれなりに過ごしてるよ。
   テスト期間の時は皆で徹夜とかもしたしな」


立派に一人立ちしていた彼を、少なからず羨ましがった。
そして悔しい感情を抱いた事も覚えている。
それが更に自分を無気力にした。

怠惰というのは癖になると厄介だ。
周りが自動車学校に通いだしても自分は一人学校と家だけを往復していた。

自動車学校なんて行く気になれなかった。
そんな時間あれば家でのんびりとしたかった。



意味も無く通い続ける大学、気付けば二十歳になっていた。

113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 22:40:08.29 ID:ig3Rf5yeO
スレタイで喧嘩売るのが上手いやつだな

114 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 22:40:09.05 ID:aOvnGawE0
カーチャンは病院から退院しても、また倒れるんじゃないかというくらい熱心に内職に励んでいた。
心配していないわけではなかったが、敢えてそれを口にする事は無かった。

そんな無意味な時間を送る息子を、母親はどう見ていたのだろう?
大金を払って無駄な時間を過ごし続ける自分を。


それは成人式の日だった。

自分は小学校のグループなんかに会いたくなかったので、同じ考えの毒男と一緒に二人でカラオケをした。
ちょっと豪華なごはんを食べて、彼の一人暮らしの寮で二人で飲み会をした。

家に帰ったのは夜中の23時。
帰るとカーチャンは間に合ったと安心した様子で、自分に封筒を手渡してくれた。


『二十歳の祝い金 20万』


中身を見たら16万円しか入っていなかった。

J( 'ー`)し「ゴメンね、それだけは使っちゃダメだって分かってたんだけど……ゴメンね。
   足りない四万円は絶対にあげるから、もう少しだけ待って欲しいの、ゴメンね……」

115 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 22:42:12.74 ID:aOvnGawE0
20万円も自分に渡して……何に使えと言うのか?
2万円でもあれば十分だ、むしろ特に使い先の無い自分は満足している。

別にいいのに、そこまで気を使わなくてもいいのに。

ずっとずっと辛かったんだ。
ここで初めて自分の家計の苦しさ、そしてそれを隠し通してきたカーチャンへの感謝に気付いた。

自分はずっとカーチャンの前で表情を忘れていた。
笑う事も無かった、泣く事もしなかった。
怒るか、無表情で感情を込めずに頷くだけだった。

( ;ω;)「カーチャン……」

泣いた。
何年ぶりだろう、泣いて……笑った。
嬉しくて笑ったんだ。

最高の20歳だった。

カーチャンに感謝したが、本当の有り難味を知ったのは後になる。
それは今は省く事にしよう。

116 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 22:44:20.26 ID:aOvnGawE0
その後、カーチャンと話し合って大学を止める事にした。
カーチャンの望みは母子家庭だからといって大学に行けないなんて不自由をさせたくない、
だから自分を大学から出す事だった。

ただ、自分が大学を辞めたいのだ。
自分は不自由なんかじゃない、そう言って無理矢理止める事にした。

初めてだろう、カーチャンのことを考えての自分勝手だった。

J( 'ー`)し「ありがとう、ゴメンね、ゴメンね……」

カーチャンの口癖はこの時既に『ゴメンね』だった。
当然それは自分のせいだ、常に自分勝手に振舞ってきたから……何度もカーチャンを萎縮させて謝らせてきたから。

その口癖は自分にとってとても辛かった。
自分勝手の残した傷跡だった。



仕事場は当然思うように見つからなかったが、毒男の大学友達のツテで何とかしてもらった。

そして自分は晴れて大学を中退し、今の会社に入社して社会人となったのだ。

117 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 22:45:32.93 ID:aOvnGawE0
( ^ω^)「……ふぅ」

大学時代を少し思い出していたら、皮肉にも仕事効率は良かったようだ。
あれよあれよという間に打ち込みは終わった。

確認のため、栖来さんのメールアドレスにデータを送っておく。
添削してもらって、また後日その修正だ。

( ^ω^)「絶好調だお」

そう言って椅子から立って時計を見るともう17時だった。
結構時間が経っている、特に効率がアップしていたわけではなかったようだ。

それでも一仕事終えた開放感に浸って風羽さんを見ると、画面と睨めっこしていた。
彼女がメガネになるのは近い将来になりそうだ、そう思いながら話し掛ける。

( ^ω^)「調子はどうだお?」

(*ノωノ)「あぷー……ぜんぜんです」

( ^ω^)「今日は僕が早く終わったから、普通に手伝うお」

(*ノωノ)「そんな、悪いですよ……」

( ^ω^)「美味しいお弁当のお礼だお」

(*ノωノ)「お弁当がお礼なんですが……すみません、ありがとうございます」

そうそう、正直にお礼を言うくらいが一番可愛い。
風羽さんから資料を預かると、手早く打ち込み始めた。

118 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 22:46:46.66 ID:aOvnGawE0
今日の仕事終わりは18時過ぎ、今まで比べるととても早かった。
明日は休日だと思うと尚更気分がいい、風羽さんと一緒にタイムカードを押すと、車に乗り込んだ。

( ^ω^)「それじゃ、帰るお」

(*ノωノ)「いつもすみません、よろしくお願いします」

まだ明るみを帯びたその空の下を車で気持ち良く快走した。
ラジオからはロマンティックなムードのクラシックがかかる、
自分で自分に酔ってしまいそうなほどロマンスグレーだった。

(*ノωノ)「……内藤先輩」

( ^ω^)「ん、何だお?」

(*ノωノ)「その、明日仕事休みですが……暇ですか?」

明日は毒男との用事がある、しかし自分も男だ。
若干の期待と下心が見え隠れする。

( ^ω^)「明日がどうかしたのかお?」

(*ノωノ)「その、いつもお仕事も手伝ってくれて……そのお礼に、映画とか見に行きませんか?
   ……いえ、忙しかったら当然いいです、暇だったら……暇じゃなくてもその、
   時間とか作れるんだったら良ければ一緒に行かないかななんて……」

119 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 22:47:47.39 ID:aOvnGawE0
( ^ω^)「別に空いてるから構わないお」

すまない毒男、自分たちの友情はこれくらいでは到底壊れないと思っている。
彼がまだ年齢=28=彼女いない歴だとしても、これくらいでは友情が壊れる事はないと信じている。
彼なら分かってくれると信じている。

明日の毒男との久しぶりの再開は延期だ。
理由は当然仕事が忙しく、休日返上したいからとでも言っておこう。
嘘も方便というヤツである、これで温和に事を勧められるのだ、誰も傷付かなくて済むのだ。

(*ノωノ)「本当ですか? あ、でも映画でいいですか? 何か他にしたい事とかあれば……」

( ^ω^)「映画がいいお。風羽さんのオススメの映画がいいお」

(*ノωノ)「分かりました、お勧めの映画準備しておきますね!」

喜んだ様がとても可愛かった。
これは……浮気なんかじゃない、相手のお礼を無下に扱えないだろう?
紳士的な行動だ、決して浮気なんかじゃない。


そして今日も風羽さんから缶コーヒーを受け取ると、ツンのいる病院へ車を走らせた。

120 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 22:48:26.86 ID:aOvnGawE0
( ^ω^)「ツン、明日はようやく休日だお」

( ^ω^)「今日は仕事が早く片付いたお」

( ^ω^)「だから後輩を手伝ってあげたお」

明日の予定は話さなかった。
別にやましい気持ちは無いのだが……。

無いのなら何故予定を話せないのか?
どうしてOK返事をしたのか?

違う浮気なんかじゃない、絶対。

でも……


でも……ツンは話してくれないんだ。

121 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 22:49:15.01 ID:aOvnGawE0
……そう考えた自分にひどい怒りを覚えた。
自分が信じてやら無くてどうする、ツンは生きているしいつか返事してくれる、なのに何言っているんだ自分は。
ツンの事は誰よりも自分が知っている。

(;^ω^)「ゴメンだお、でも浮気とかじゃ断じて無いお」

そんな言い訳をしている自分がバカらしくなってきた。


……バカらしく?
何故?


  『こ、こんにちはですお……内藤って言いますお……ブーンって呼んで……欲しいお』


  ガタッ


嫌な気分になったので、立ち上がると今日は帰ることにした。
こんな気分で話しかけてもツンが不快な思いをするだけだ。

( ^ω^)「ツン、ゴメンだお。また明日も絶対に来るから、その時に沢山話したいお」

明日だ、浮気じゃない事を明日一日かけて証明すればいいんだ。
そして堂々として来よう、それが一番だ。

そう自分に言い聞かせて、逃げるように病室を後にした。

122 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 22:49:49.77 ID:aOvnGawE0
家に帰ると、簡単にご飯を済ませてシャワーを浴びた。
その後念入りに歯磨きすると、明日の服装を考える。


……。
せっかくの休みを楽しんで何が悪いんだ。
映画なんてどれだけぶりだろう、それを楽しみにして何が悪いんだ。


目覚ましを早い目にセットして、早い目の就寝となった。

123 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 22:52:46.64 ID:aOvnGawE0
>>113
スレタイで不快になられたのならすみません。
ただスレタイで不快になったのだったら、書き込みにも気を使っていただけるとありがたいです。
>>95さんのように相応に謝りますし、相応の書き込みをさせてもらいます。

マジレスイクナイ!

また少し休憩取らせてもらいます。
長い間お付き合いいただいている方おられましたら、本当にありがとうございます。


124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 22:56:27.65 ID:WvXNiohaO
>>1
おもしりゃあwww
風羽さんモエスwww

125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 22:57:23.07 ID:35g4TQKXO
次はいつぐらいに投下??

126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 22:59:38.78 ID:5Kfm9w2zO
表現や伏線が面白いです。キャラの関係も気になります!
月並みな言葉ですが頑張ってください!

VIPでこんな真面目なレスする日がくるとは、思ってもみなかった(´・ω・`)

127 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 23:02:49.83 ID:aOvnGawE0
>>124
この顔文字好きだから……(*ノωノ)あぷー
>>125
これから投下いきますとも!
>>126
ありがとうございます、消化不足感が否めませんが……続きをいきたいと思います!

128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 23:03:45.02 ID:ynQ1hB02O
>>1
頑張れ、煽りは気にしないでな。

129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 23:04:23.88 ID:wvXVXVu5O
>>1
乙です。ただ、行き過ぎた馴れ合いにはご注意を。
いい話な分スレが荒れてほしくないんで。

130 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 23:04:50.97 ID:aOvnGawE0
『社会人〜これまで1』


罵るがいいさ、なんとでも罵倒するがいいさ。

待ち合わせ時間4時間前に起きて朝からシャワーに髭剃り、身だしなみをバッチリ決めた。
会社に車を取りに行く時に知り合いに会うのではないと心配になって待ち合わせ時間の40分前に家を出た。

……そして待ち合わせ30分前に自分が集合済みなのも想像できたことだろう。

( ^ω^)「……ふぅ」

何を考えているんだか。
そんな事を思いながら時計を見た、まだまだ時間はある。

クーラーのきいた快適な車内で、駅から出てくる人を目で追い続けた。

( ^ω^)「僕なんかが上司か……時の流れは早いもんだお」

ちょっと前までは大学を中退した情けないだけの男だったというのに。

131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 23:05:08.80 ID:NO7pqKFV0
作者は女か。
女なら仕方がないかもしれんが。

男ならこの見方は>>95の言ってることは正論だと思うな。


132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 23:05:16.02 ID:O6K2EXYH0
( ^ω^)突.撃のお知らせ


☆★☆南北海道の高校野球PART62☆★☆
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/mlb/1153477013/137
137 名前: 名無しさん@ローカルルール議論中 投稿日: 2006/07/22(土) 22:56:57 ID:kahQwcCR

1 名前: 名無しさん@ローカルルール議論中 [sage] 投稿日: 2006/07/21(金) 19:16:53 ID:z9SJ1P9q
前スレ ttp://ex13.2ch.net/test/read.cgi/mlb/1152721493/

(前略)
・VIPPERの突撃
は厳禁&徹底スルーで。
(後略)


(#^ω^)全.員で突.撃して懲.らしめるお
あと、VI.Pの他ス.レに宣.伝するか上記.のスレに突.撃しないと今.日中にテポドンが日本列島に着弾しますよ。


133 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 23:06:02.78 ID:aOvnGawE0
(;^ω^)「新入社員の内藤です、よろしくお願いします!」

まだあの頃は初々しかった。
初めて出た社会という所にただただ唖然とするばかりで何もかもが新しかった。

川 ゚ -゚)「同じく新入社員の栖来だ、よろしく頼む」

そして同期の栖来さん、彼女は入社早々空気が違った。
入社の時の面接でかなりいい評価を得たらしく、早々にショボンさんから目を付けられていた。

そうそう、栖来さんは同期だがちゃんと大学出ているので2つ上だ。
今でも若々しい反面、年齢不相応なほどこの時からしっかりとしていたが。

自分は見南(みんな)先輩に色々と教えてもらう事となった。

( ゚д゚ )「内藤、オレが一応オマエの面倒を見るからよろしくな」

( ^ω^)「見南先輩ですか、よろしくお願いしますお」

そして自分は見南先輩の下で、しっかりと基礎を学んでいく事となる。

134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 23:06:27.35 ID:VgYBNMQ/0
お前らここを何処だと思ってるんだぜ?



Here is VIP.

135 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 23:08:57.31 ID:aOvnGawE0
そして時間は過ぎて2年もすると、自分は仕事を大体覚えた。
「事務作業が向いている」と言われたが、どこまで本気で褒めているのか分からない。

ただ3年目にしてとうとう見南さんの元を離れて、新しいグループで事務作業を任されると言われた。

( ゚д゚ )「オマエはもう十分だよ、自信持っていい。
   ただちゃんと自分ひとりで経験して、独断で決めるべき所と相談すべき所を把握できるようにならないとな」

(;^ω^)「見南先輩……」

他人が言うほど自分では自信がなかった、本当に一人で出来るのかと思った。
今までは自分のミスを何度も見南先輩がカバーしてくれたのだろう。
これからは違う、自分の責任は確実に自分に返ってくる。

責任という言葉が重くのしかかった。

そして自分たちの新しいグループは4人、それに新人を足した5人で仕事を進めていくことになっていた。

その新入社員というのが……何という運命だったのだろう?

ξ゚听)ξ「津村です、大学を出たばかりで右も左も分からない状態ですが、頑張るのでよろしくお願いします」

136 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 23:11:51.16 ID:aOvnGawE0
   コンコン


( ^ω^)「お?」

ボケーッと考え事をしていると、窓を叩かれる。
見ると風羽さんがいて、窓ガラスをノックしていた。
夏らしい薄い服装、車と目線を合わせるために屈んでいて、その白い乳房が覗けた。

わざとらしく窓を開ける。

( ^ω^)「おはようだお」

(*ノωノ)「おはようございます、相変わらず早いですね」

( ^ω^)「気にしないでくれお、心配性なだけだお。
   とりあえず車を旋回させるからちょっと待っててくれお」

(*ノωノ)「はーい」

駅前のロータリーをぐるりと一周して、風羽さんの前に助手席の扉をもってきた。

余談だが、自動車学校は社会人1年生の時に行った。
車を買ったのは結構最近だが。

(*ノωノ)「今日はすみませんね、わざわざ……」

( ^ω^)「暇だったからいいお。
   映画館は尾布市の映画館でもいいかお?」

137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 23:11:59.17 ID:wvXVXVu5O
>>131
いや作者含めてみんな正論だと思ってんじゃないか?


138 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 23:12:44.42 ID:aOvnGawE0
尾布市はここから車で30分ほど離れている。

(*ノωノ)「はい、いいですがどうかしたんですか?」

知り合いに一緒にいる所を見られたくなかった。
いや、決して浮気とかそんなんじゃないのだが。
絶対に違うのだが。

( ^ω^)「ドライブしたいお。あと、尾布市にお勧めのお店があるからそこで食事したいお」

(*ノωノ)「あ、分かりました。よろしくお願いしますね」

照れた笑顔がとても可愛かった。

仕事中は自分でも割り切っていられるが、こうやって休日に会うとすごく意識してしまった。
そんな考えを打ち消すかのように車を発進させた。

海岸通りの混んだ道を走らせる。
海ではもう泳ぎ始めている人達がいた。

(*ノωノ)「海……気持ち良さそうですね」

( ^ω^)「こう暑いと本当に泳ぎたいお」

(*ノωノ)「また今度、一緒に泳ぎにきましょうよ」

あどけない笑顔が可愛かった。

139 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 23:13:36.37 ID:aOvnGawE0
尾布市に着くと、自称「お勧めの店」であるイタリアンレストランに入った。
これまで一度ツンと入ったことがあった、このお店。

(*ノωノ)「いい雰囲気のお店ですね」

( ^ω^)「ちょっと値段は張るけど、オススメだお」

そして二人で食事する。

映画が始まるまでは1時間以上あった、何気ない会話をして時間をつぶした。

……懐かしい感覚だった。
これがツンとしたデートの感覚、これはデートではないがツンとのデートはこんな感じだった。

(*ノωノ)「それで、今日はどんな服装にしようかって悩んでいたんですが……思い切っておしゃれしてきました」

( ^ω^)「うん、とてもよく似合うと思うお」

(*ノωノ)「あぷー……面と向かって言われると恥ずかしいですよ……」

これはデートじゃない、断じて違う。
そんな事を思っていた。

そして……頭ではツンのことを考えていた。

140 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 23:14:44.86 ID:aOvnGawE0
ξ゚听)ξ「津村です、大学を出たばかりで右も左も分からない状態ですが、頑張るのでよろしくお願いします」

(;^ω^)「……」

最悪だと思った。
そして怖かった。

自分の小中学校時代を知る者の登場は、恐怖以外何でもなかった。

せっかく忘れていたのに。
せっかく新たな人生を歩み始めていたのに。

あの時の自分とは乖離できないのだろうか?
いつまでも自分は縛り続けられるのだろうか?

ξ゚听)ξ「よろしく、内藤」

真っ先にそう言われた。
何をよろしくすればいいのか?
その挨拶はまるで脅迫のように感じた。

(;^ω^)「津村さん……よろしくですお……」

ξ゚听)ξ「何かしこまってるのよ、ツンでいいわよ。
   それより仕事ちゃんと教えてよね、私全然分からないんだから」

「仕事ちゃんと教えてよね、教えなかったら……分かってるわね?」
勝手に頭の中で解釈が進んでいた。

怖かった。

141 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 23:15:38.59 ID:aOvnGawE0
それからは上下関係に拘わらずツンに気を使い続けた。

仕事途中に分からないことはないか?
悩んでいるようなら誰よりも早くそれを察知して声をかけた。
お茶を汲みに行った時は忘れずに彼女にも欲しいかを聞いた。

ξ゚听)ξ「ブーン、これから飲みに行かない?」

断った事はなかった。
断るとどうなるか……それを考えると無理してでも一緒した。

『ブーン』というそのあだ名、そのあだ名がどれ程の恐怖を持っていたことか。

他の人達からは良くからかわれた。

  「オマエツンちゃん好きなんだろ?」

  「ラブラブだね〜」

笑って誤魔化しておいた。
本当のことを知られてはまずかったから、そんな反応しか出来なかったのだ。

体重は一気に痩せた。
そして毎日が辛かった。

142 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 23:16:34.32 ID:aOvnGawE0
( ´ω`)「ふぅ……」

J( 'ー`)し「最近辛そうね、大丈夫?」

(;^ω^)「お、全然大丈夫だお!」

空元気を見せつつも、精神的に限界に来ていたことは誰が見ても明らかだった。

ただ、それ以上にカーチャンも衰弱しきっていた。
元々体の強くない上に、ずっと自分のせいで過度の負担がかかっていたのだ、当然とも言えた。


そしてその年の冬に、とうとうカーチャンは倒れた。


(;^ω^)「……カーチャンがッ!?」

突然の病院からの電話。
そして母が倒れたという連絡。

仕事など後回しで病院に直行すると、意外に元気な母親がいて安心した。

ただそれでも体はもうボロボロらしい。
改めて見ると頭にはいくつものハゲが出来て、肌はカサカサで出来物ばかりだった。
まだまだ若い、そんな年でも無いというのに……改めて自分がどれだけ勝手に振舞ってきたのかを実感した。

J( 'ー`)し「ゴメンね、仕事中だったのに……でもカーチャンは全然大丈夫だからね」

143 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 23:17:33.87 ID:aOvnGawE0
それからは思うように仕事が手に付かなかった。
考え事ばかりしてしまって、ともあればパソコンの画面に向かってポケーッとしていた。

ξ゚听)ξ「ブーン」

(;^ω^)「おっ! 何だお、どうしましたかお?」

ξ゚听)ξ「ううん、元気無さそうだけど大丈夫?」

止めてくれ、もう母親のことだけで頭がいっぱいなのに……そんな昔の事を考えたくない。
自分の昔を掘り返さないでくれ。
ツンという女性が怖かった。

(;^ω^)「全然大丈夫だお、心配させてしまってゴメンお、トイレ我慢していただけだお!」

とはいえ無碍に扱ったらきっと自分の過去を言いふらされた事だろう、とっさに言い訳を並べてトイレに逃げ込んだ。


この時くらいから少しずつツンを避けるようにした。
考えたくなかったんだ。
今までは仕事上そうもいかなかったが……もう自分が限界だった。


ξ゚听)ξ「……」


えてして無視や避けるといった行為は、される方は気付くものである。
今までの経験で学んだはずなのに……どこかで『人気者』の彼女は気にしないだろうと思っていたのかもしれない。
チヤホヤされてきただけの人間なんて、きっと気付かないだろうって……。

144 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 23:19:13.55 ID:aOvnGawE0
それから一週間ほどは問題なく過ぎた。

その頃には自分もツンともほとんど係わり合いがなくなって、少し気楽になれていた。


J( 'ー`)し『大丈夫、アンタのお嫁さんを見るまでは死ねないからね……その後はもういいから……』

(;^ω^)『何バカな事言ってるんだお、そんなの僕が嫌だお!』


依然カーチャンの悩みはあるものの、仕事での気疲れが大きく軽減された事は大きかった。


ξ゚听)ξ「……ねぇブーン」

(;^ω^)「おッ!?」

そんな時に、久しぶりにツンから話しかけられた。
仕事の事だろうと思いつつ、心臓はひどく大きく鳴っていた。

(;^ω^)「資料はまだ完成していないですお、でも途中まででよければデータをメールするから――」

ξ゚听)ξ「そうじゃなくてさ、今晩暇?」

(;^ω^)「えっと、今晩は忙しいお、申し訳ないお」

この頃は事つけてツンからの誘いを断りだしていた。
断るくらいじゃツンは自分の過去を言いふらさない事が分かったし、
もしかしたら断った方がいいんじゃないか、相手も自分なんかと居たくないだろうなんて考え出していたんだ。

145 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 23:20:49.29 ID:aOvnGawE0
ξ゚听)ξ「じゃ明日」

(;^ω^)「明日もちょっと……」

ξ゚听)ξ「じゃ明後日」

何の話か分からないが、とりあえず自分と話がしたいようだ。
しぶしぶ明後日で手を打った。

カーチャンは倒れてからずっと病院にいた。
誰もいない家に帰ると、カーチャンの大切さがジワジワと身に染みてくる。
明後日が憂鬱になってため息を吐いた。

なんで……ツンが自分を誘うんだろう。


大体想像できたが。
きっと自分の過去を使って何か言い出すのだろう。

それでも自分は絶対に仕事は止めないぞ、なんと言われようと挫けない。
カーチャンのためにも……止めれないんだ。

無視や虐めにはもう小中学校で慣れた、慣れても辛くて泣きそうにだってなるがとりあえず慣れたんだ。
小中学校のことを出されたら小中学校の扱いに戻る、ただそれだけだ。

(;´ω`)(きっと誘いを断り続けた事を怒ったんだお……
   こんな事ならちゃんと誘いに乗っておけばよかったお……)

言い訳がましいのは自分の性格だ。

146 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 23:22:13.19 ID:aOvnGawE0
(*ノωノ)「内藤先輩、それじゃそろそろ行きましょうか?」

( ^ω^)「おっ、もういい時間だお、映画楽しみだお」

昔を思い出していて相手の言葉は右から左にすり抜けていたが、
風羽さんはそれを気にする素振りもなく頑張って話しかけてくれた。

そんなに嬉しいのかと思う反面、相槌でも返ってくるという事の大きさを改めて感じた。


『おい、同じ植物同士話しろよ!』


違う、自分は植物なんかじゃない。
ツンだって当然植物なんかじゃない。


映画館に行くと、風羽さんと一緒に最近流行のラブストーリーを見た。
当然のように美男美女が下らない事で口論をし合っている、その様が遠くのことにしか見えなかった。

となりで風羽さんは泣きそうな顔で映画に入り込んでいた。
それをみて見ない振りして、ボーっと大きな画面を見ていた。

147 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 23:23:53.15 ID:aOvnGawE0
馴れ合いのしすぎ……難しいですが気をつけます。
とりあえず、読んでいただける方改めてありがとうございます。
今回で折り返しは終わりました。

読んでいただいている方にはすみません、また少し休憩頂きます。
30分から再開します。

148 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 23:24:36.71 ID:aOvnGawE0
主要人物紹介

( ^ω^)内藤ホライゾン

ξ゚听)ξツン(津村)……現在植物状態の内藤の彼女。

J( 'ー`)し カーチャン……体を患っている母親。
('A`) 毒男(どくお)……高校時代の虐められた経験を持つ大親友。

(*ノωノ)風羽(ふう)……内藤が面倒を見る良き後輩。

(´・ω・`)ショボン……仕事場のグループリーダー。本名不明。
( ゚∀゚)長岡(ながおか)……仕事場の上司。
川 ゚ -゚)栖来(すくる)……仕事場の同期でやり手。

149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 23:25:57.09 ID:iEC/CIvx0
素直に面白い
最後まで頑張ってください

150 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 23:32:05.45 ID:aOvnGawE0
とりあえず再開しますので、よろしくお願いします。

151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 23:32:23.66 ID:BaYqr4Jt0
>>1
ガンガレ
ここはVIPだ

152 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 23:33:27.69 ID:aOvnGawE0
『社会人〜これまで2』


その日ツンに呼ばれたところは、町にあるしがないバーだった。

(`・ω・´)「やぁ、バーボンハウスへようこそ」

なんだか見たことあるような人がいたけどさておいて。
ツンはカウンターの一番端に座っていた。

いい雰囲気のお店だ。
薄暗く、人はいるが静かでとても落ち着いている。

(;^ω^)「待たせたお」

そう言って隣に座った。
空気は重かった、こちらに目を向ける事無くツンはひたすらに水色の液体を飲んだ。

(`・ω・´)「じゃあ、注文を聞こうか」

(;^ω^)「あ、アルコールは苦手なんで水と、軽く食べれるものが欲しいお」

(`・ω・´)「アルコール無しかい? まぁいいよ、ゆっくりしていってくれ」

そしてバーの店員さん(バーテンダー?)が消えると、再び二人を思い空気が包んだ。
こんな所は初めてで、緊張した。
ただでさえビクビクしていたというのに。

153 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 23:34:52.97 ID:aOvnGawE0
ξ゚听)ξ「……」

ツンは相変わらず無言でグラスの液体をちょびちょびと口に運んでいた。
しぶしぶ自分から切り出す。

( ^ω^)「……用っていうのは何だお?」

ξ゚听)ξ「……」

( ^ω^)「……」

(`・ω・´)「ほいよ、ちょっとサービスしといたからそっちの綺麗な姉ちゃんと一緒に食べな」

(;^ω^)「あ、ありがとうですお」

その人が再びどこかへ行くと、出された塩豆のカリッという音だけが響いた。

ξ--)ξ……あんたさ」

(;^ω^)「おっ、何かお?」

ξ--)ξ「何で私を避けるの?」

(;^ω^)「……」

154 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 23:35:44.31 ID:aOvnGawE0
>>153
ξ--)ξ「……あんたさ」
カッコつけ忘れスマソ


155 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 23:36:47.09 ID:aOvnGawE0
突然本題を突きつけられてドキッとした。
この時は何でそれに気付いたのだろうって不思議に思うばかりで。

ただ無言で時が経つのを待つしかなかった。

ξ--)ξ「……」

それでも相手は話しかけてこない。

(;^ω^)「……ゴメンお」

ξ--)ξ「何で私を避けるかってきいてるの」

(;^ω^)「……」

まさか本当の事を言うしかないのだろうか?
でもこの時に初めて気付いた、相手は自分の過去を周りに言いふらすつもりなんてないという事に。

謝らないといけない、そのためには本当の事を話すしかない。
意を決して話そうとする。

(;^ω^)「それは……大きな理由があって……。別に信用してないとかじゃなくて、その……」

ああ情けない、全然言えないじゃないか。
でも言うまでこの話は終わらないんだ、頑張らなくては。
そして謝らなくては。

(;^ω^)「ちょっとだけ、頭の中を整理させて欲しいお」

ξ--)ξ「うん……」

156 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 23:38:00.87 ID:aOvnGawE0
それからしばらくは互いに無言だった。
自分はどう話しようかばかり考えて、合図もせずに少しづつ語り出した。

(;^ω^)「……僕はツンが怖かったお」

ξ--)ξ「……! ……続けて」

(;^ω^)「僕はツンが知っての通り、小中と虐められてきたお。
   でも高校ではいい友達とめぐり合えて、この会社に入って昔と違う自分を作れたお。
   正直明るくなれたと自分でも思うし、楽しかったお」

ξ--)ξ「……」

(;^ω^)「……でも、ツンが現れて……正直言うと、皆に昔の事を言うんじゃないかってビクビクしてたお。
   だから、出来る限りツンの気を立てないように振舞ったし……なによりツンと一緒にいると怖かったお」

なんだか話したら思ったよりも簡潔になってしまった。
こんな説明で自分がどれだけ怖かったかなんて伝わらないんじゃないか?
逆に怒らせて昔の事を言いふらされるんじゃないか?

(;^ω^)「だ、だからその事を謝りた――」

ξ--)ξ「……もういいわよ」

ツンは静かにそう言った。

157 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 23:39:09.14 ID:aOvnGawE0
ξ--)ξ「もういいわ、本気ムカついた」

(;^ω^)「いや、だからそれを謝りたいんだお!」

ξ#--)ξ「だからそうじゃ無いって言うのよ! バカにしないで!」

ツンは大声で言って、バー全体を黙らせた。
飲みかけの青い液体を自分に向かってかけた、当然の制裁だ。
薬品のようなツンとした臭いが鼻を突いた。

ドラマのような光景だ、実際はドラマよりもよっぽど惨めな状態だった。
他の客も唖然としている。

ξ#--)ξ「アンタが色々と私に気を使ってくれて嬉しく思ったり、楽しく思ったり……
   すごく私は感謝したのに、アンタは私にただ脅えてご機嫌取りしていただけなのね。
   よーく分かったわ、バカにしないで!」

(;^ω^)「おっ、それは……その」

ツンは嬉しがってくれていたんだ、楽しがっていたんだ。
そして自分に感謝してくれていたんだ。

最悪な裏切り方をしたんだ、自分は。
だからツンはこんなに怒っているんだ。

ツンが昔の事を言いふらすと思っていたから、その事を謝る?
バカな、もっと謝るべき事がここにあったのに。
それを謝っているようでは挑発にしかならない。

158 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 23:41:36.68 ID:aOvnGawE0
ξ#--)ξ「私嬉しかったのに、すっごく嬉しかったのにさ!
   アンタのこと好きだったのに、あんたは私を恐れていたんだね。
   本当バカみたい、こんなにバカにされるなんて!」

(;^ω^)「ツン、その……」

ただの比喩表現かもしれないが、生まれて初めてされた告白は過去形だった。
……嬉しさよりも困惑しかなかった。

そう、今まで彼女を恐怖の対象としてしか見てなかったのだ。
女性として見ていない自分にとって、その告白はただ混乱を招いただけで嬉しいとかそういう物じゃなかった。

(;^ω^)「……ゴメンだお、本当に何回言っても足りないくらい……ゴメンだお。
   ツンは昔から人気あったし、自分なんかはただのいじめられっ子だったし……」

何が言いたいんだ自分は。
しどろもどろしながら、言い訳にならない言葉ばかりを並べた。

(;^ω^)「演劇だって僕は植物、ツンは主役で動き回って……
   植物と人間では済む所が違いすぎたんだお、そんな存在だったんだお……」

本当に自分は何が言いたいんだ?
相手の気でもおだてようとしているのだとうか?

ξ--)ξ「……あんたさ、私が虐められてたことなんて知らないでしょ?」

159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 23:46:49.00 ID:eMKyRPdI0
私は>>1さんの作品好きですよ。
がんばってくださいねー!

160 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 23:47:17.63 ID:aOvnGawE0
(;^ω^)「……お? お、あ、ツンは主役してたし……おお?」

ツンが虐められていた?
そんなバカな、聞いた事もないし考えられない。

ξ--)ξ「女の虐めってのは男子みたいなわざとらしいのじゃないわよ。
   無視とか、省きとか……演劇で主役やれたからって調子に乗るなってね。
   主役を嫌々やっていたのが相当気に入らなかったみたい」

(;^ω^)「……。ツ――」

ξ--)ξ「だから私も初めてアンタに会った時は正直怖かったの。
   私が昔いじめられていた事を言うんじゃ無いかって……」

ツンは落ち着いた様子でどんどんと語っていく。
自分はその事実に口を開く事しか出来なかった。

ξ--)ξ「虐められて、ブーンの辛さが分かったと同時、すごく憧れたわ。
   私は虐めに対して暗く振舞う事しか出来なかったのに、ブーンは次には頑張って笑顔を作っているから……」

ξ;凵G)ξ「だからブーンは昔の自分をもう乗り越えていて、
   虐められていた頃に見て見ぬ振りした私に復讐するんじゃないかって。
   私がいじめられていた事言うんじゃ無いかって」

ξT儺)ξ「なのに……なのにブーンは私に気を使ってくれて、優しくしてくれて……
   まるで心配しなくてもいいよって言ってくれているみたいで……」

ただ聞く事しか出来なかった。
自分がどれだけひどい事をしたかが明らかになって……頷く事さえできなかった。

161 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 23:48:09.88 ID:aOvnGawE0
ξT儺)ξ「……ブーン」

(;^ω^)「……」

ξT儺)ξ「私が、私がアンタに無視されたとき……どんな気持ちになったか分かる?」

(;^ω^)「……!」

ずっと無視されて、虐め続けられて……
そんな過去を自分が知らず知らずの内に忘れさせてあげれていたんだ。

なのに、その自分が無視をした。
同じ事をした、彼女を虐めた。


自分が 彼女を 虐めた


ξT儺)ξ「バカァッ!!」

(;^ω^)「ツンッ!」

叫んで出て行くツンに声を出すも、足が動かない。
そんな自分の前に、バーのおじさんが姿を見せた。

(`・ω・´)「今日はサービスだ、彼女を追いなさい」

ドラマみたいなバカな台詞を吐く店員に感謝して、ツンを追いかけた。

162 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 23:49:17.71 ID:aOvnGawE0
ここで見失ったら本当のバカだ、そう思いながらバーから出る。

(;^ω^)「どこ、どこっ……!」

気持ちばかりが焦る、ここで見失ったら絶対に終わりだ。
そんな自分の目に、遠ざかるツンの姿はしっかりと映った。

姿が見えるなら大丈夫だ、自分は全力で追いかけた。

見る見る近づく距離、そしてツンの手を取った。

(;^ω^)「ツン、待つお!」

ξ;凵G)ξ「いや、離して!」

(;^ω^)「聞いて欲しいお!」

ξ;凵G)ξ「ヤダ、もうヤダ!」

構うものか、自分は勝手に話し出した。

( ^ω^)「僕は……全然ツンのことを知らなかったお、それで本当にバカで失礼な事をしてしまったお。
   それをちゃんと謝りたいお」

ξ;凵G)ξ「知らない、アンタのことなんて知らない!」

( ^ω^)「今日、ツンが実は自分と似ていた事を初めて知ったお。
   すごく申し訳ないお、そして……もう二度とツンを苦しめたくないお。
   だからツンをもっと知りたいお!」

163 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 23:49:52.58 ID:aOvnGawE0
ξ;凵G)ξ「もう止めてよ、聞きたくないわよ!」

( ^ω^)「僕は植物でツンは人間だったお、でもそこに何も差なんて無かったんだお!」

そして声を張り上げて自分は言った。



( ^ω^)「ツン、好きだお!」



それが、僕とツンの始まりだった。

164 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 23:50:22.13 ID:aOvnGawE0
相変わらず映画館の画面には美男美女が映っていた。
あくびが出そうだった、しかしこの緊迫した状況ではとてもではないが……しぶしぶ噛み締めた。

( ^ω^)(自分たちだって負けないくらいドラマティックだお)

そんな皮肉な事を考えていたらツンとの事を思い出していた。
残念なのは美男美女でなく、美女と野獣の方がお似合いな点くらいか。


『僕は植物でツンは人間だったお、でもそこに何も差なんて無かったんだお!』


人間と植物の差か……。

隣を見た。

(*ノωノ)

風羽さんは泣いていた。
こんな映画で泣けるなんて……と思いつつ心が動いたのは内緒だ。

自分は画面でなく、そんな可愛い風羽さんを見ていた。

165 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 23:51:18.70 ID:aOvnGawE0
とりあえずまた一段落です。
応援してくれる方、ありがとうございます。
投下は続けていきたいと思うので、よろしくお願いします。

24時から続きを投下します。

166 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 23:53:29.15 ID:wclwbtf00
追い付いたー
>>1ガンガッテくれー

167 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 23:54:12.78 ID:BaYqr4Jt0


168 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 23:58:34.88 ID:aOvnGawE0
『社会人〜これまで3』


('A`) 「んだよ、恋人自慢かよー」

( ^ω^)「フヒヒ、すいません」

そう言いながら毒男にもツンを紹介した。

ξ゚听)ξ「始めましてー、津村です」

('A`) 「いえいえご丁寧にどうも、毒男です」

挨拶するや否や、毒男はこっちを向いた。

('A`) 「こらテメ、ギガ可愛いじゃねぇか。
   高校野球の応援のノリで、空のペットボトルで殴りつけてぇ」

( ^ω^)「その内毒男だって、ツンほどで無いにしろいい子とめぐり合えると思うお」

('A`) 「ノロケ話に興味はねーよ、幸せヤロウが」

何だかんだで毒男も祝福してくれた。
そのあと少し話したら、二人とも随分と仲良くなっていた。

('A`) 「いい子だな、絶対に離すなよ?」

そう言われたことをしっかりと覚えている。
当然だと答えた。

169 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 23:58:41.54 ID:jxc3+9MPO


170 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/22(土) 23:58:59.65 ID:ynQ1hB02O
>>1
面白いよ、頑張れ。

171 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/22(土) 23:59:22.20 ID:aOvnGawE0
ξ゚听)ξ「お母さんですか、始めまして……」

J( 'ー`)し「あらあら、とうとう可愛い女の子が私のところに来てくれたわ。
   どこかのお姫様みたいね」

ξ///)ξ「えっと、その……」

( ^ω^)「カーチャン、ツンが困ってるお!」

J( 'ー`)し「ゴメンなさいね、あまりに嬉しくて可愛くてね」

そういうカーチャンの顔は本当に嬉しそうだった。
こんな形で親孝行できるなんて思ってもいなかった。



ξ゚听)ξ「やさしくていいお母さんね」

( ^ω^)「カーチャンもツンの事をそう言ってたお」

ξ///)ξ「嬉しい……」

二人とも楽しく話してくれたみたいで良かった。

172 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 00:01:34.42 ID:xtICE8uZ0
さて、えてして幸せな時が過ぎるのは早いものだ。
ここから週一くらいでツンはカーチャンに顔を見せてくれたし、自分もほぼ毎日カーチャンとは会った。
日に日に体調は悪くなっていたらしいが、ツンを見て楽しそうなカーチャンを見ていると本当かと思ってしまう。

おおよそ3ヶ月、それはあまりに早く過ぎていった。
時期的には丁度春だった。

  「内藤さんのお母さんですが、退院の方を考えています」

( ^ω^)「おっおっ、最近調子悪そうにしていたけど大丈夫になったのかお?」

  「いえ、我々では……施設に預けて面倒を見てもらわねばいけません」

ξ゚听)ξ「そんな……!」

(;^ω^)「施設……嫌だお、カーチャンは退院したら家に戻ってくるんだお!」

  「いや、もうこれ以上になると……我々よりもちゃんとした介護者のいる……」

(;^ω^)「介護者ってなんだお、カーチャンは病人なんかじゃないお!
   退院したら一緒に暮らすんだお!」

日に日にカーチャンは痩せ細って……食事もできず、髪の毛に至るまで目に見えてやつれていた。
まるで病人みたいだと確かに思った、それでもどこかで信じていたのに。

こういう時になって、初めてカーチャンの大切さを実感した。
他人に……渡したくないという感情が芽生えた。

173 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 00:02:13.61 ID:xtICE8uZ0
ξ゚听)ξ「……その役、私じゃ……いけませんか?」

(;^ω^)「ツン!? そんな、仕事もあるのに……」

ξ゚听)ξ「辞めるわよ」

(;^ω^)「でもそんな、辞めるって……」

ξ゚听)ξ「いずれ……結婚したら辞めないといけないでしょ?
   それとも、結婚……してくれないの?」

(;^ω^)「……!」

医者の前だったが、そんなもの関係なかった。
自分はしっかりと口にした。

( ^ω^)「結婚しよう」


次の日、ツンは退職した。

174 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:02:25.34 ID:+BmlnBV00
みんな突撃するお( `ω´)
ワンクリの撲滅を目指す会
http://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1153570261/



175 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 00:04:00.77 ID:xtICE8uZ0
しばらくはツンが抜けた分を取り返そうと仕事が忙しかった。
それでも一段落すると、改めて話をする。

J( 'ー`)し「それじゃ、ツンちゃんが……ゴメンね、私の体が弱いばっかりにゴメンね……」

ξ゚听)ξ「そんな、いーんですよ。お母さんのお世話なら喜んでしますよ」

( ^ω^)「それで、会社の近くに広いアパートがあるから、そこを借りる事にしたお。
   そこで3人で暮らすお、カーチャンも一緒だお!」

もののほか話は早くまとまった。
カーチャンはどこにも行かないんだ、嬉しさがこみ上げた。
どれだけぶりだろう、カーチャンと一緒に暮らすだなんて。

広い部屋に新しい家具、お金は無駄遣いできないと引っ越し業者は雇わなかった。

何故雇わなかったのか、前述したとおりお金の節約のためだ。

代わりに毒男を雇って引っ越しの手伝いをしてもらった。



そしてその日は来てしまったのだ。

176 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:04:36.19 ID:WS7VoLSB0
おっおっおっ?

177 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 00:05:17.02 ID:xtICE8uZ0
その日、ツンは新しい入居先の掃除をして自分と毒男はレンタカーのトラックで荷物を運んでいた。
引っ越しとなると思ったよりも物が多い、あと2往復くらいはしなければいけないようだ。
荷物を積み終えると、毒男の運転で新居に向かう事にした。

('A`) 「あーあ、俺と同類だと思っていたのに、ブーンは先に結婚か……」

( ^ω^)「スピーチをよろしく頼むお。
   その隣でチューしてるお、うはっ!」

('A`) 「あームカつく……セクロス三昧俺も一度してみてーなー」

( ^ω^)「残念ながら、そんな野蛮なお付き合いしていないお」

(;'A`) 「はっ、マジで!?」

(;^ω^)「ちょwww運転中前見ろってwwww」

そうなのだ、僕とツンは何だかんだで両方とも渋り続け、結局まだ性行為に及んでいない。
もっともキスは毎日するし、一緒にお風呂にも入った事はあるのだが。

('A`) 「んだよ、同棲だしもうすぐにでもじゃねぇか」

( ^ω^)「というか今日です、本当にありがとうございました」

('A`) 「鬱だ、このままコイツと一緒に東京湾に突っ込みてぇ……」

そして実はこの日に初めてその行為をするに及ぶ約束があった。
ツン以外の人と付き合った事の無い自分は当然初めての経験で、今日はそのためかすごく気分がいい。

('A`) 「ぜってースピーチでこのことネタにしてやる」

178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:06:12.55 ID:zHPaVvod0
http://www.takamin.com/oekakichat/user/oekakichat3.php?userid=225242
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      ∧_∧
     <∩;`Д´> <暇な奴は絵チャするニダ。お気に入りにも入れとけよ毎晩40にはいるしな。
 □……(つ  と) ただし少しでも荒らすと管理人に強制退室させられPCが落ちる!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|

179 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 00:06:45.21 ID:xtICE8uZ0
住む所はマンションの2階だ。
仕事場からも徒歩5分、最高の立地条件……と言いたいのだが、駐車場が有料なのだ。
ここも節約といって、会社に駐車場をお借りした。

さておき今日は引っ越しなので、駐車場に無断でトラックを止めると荷物を降ろす。

('A`) 「ふんっ……!」

( ^ω^)「おっ……!」

大きな荷物は僕と毒男が、そしてダンボールをツンが運んでくれた。

そしてしばらくすると、ようやく荷物を全て降ろし終える。

('A`) 「それじゃ、もう一回行って来るかな……」

( ^ω^)「僕が行くお?」

ξ゚听)ξ「でも荷物運びもあるし、私が運転してくるけど……」

('A`) 「もう大体重い荷物は運び終えたし、このレンタカー俺名義で借りてあるからさ。
   あーでも名義とか関係ないか、とりあえずいちゃついとけバカヤロウ」

ξ///)ξ「あ……りがとぅ……」

( ^ω^)「じゃあいちゃつくお、ツン」

('A`) 「いや、ちゃんと運べる荷物は運び入れとけよ?
   机とかはオレが帰って来てから内藤とやるから」

180 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 00:07:23.84 ID:xtICE8uZ0
毒男が行ったのを確認すると、ダンボールやテレビ台などの小さな荷物を運び入れる。

ξ゚听)ξ「重いわね、思ったより」

( ^ω^)「大丈夫かお?」

ξ゚听)ξ「まーね、筋肉痛になりそうだけど」

( ^ω^)「今晩にじっくりと癒してあげるお」

ξ゚听)ξ「キメェwwww」

( ^ω^)「……」


そして十数分、沢山あった荷物も運び入れるだけなら意外にすんなりと片付いた。


( ^ω^)「毒男が来るまでまだ時間あるお。
   ツン、チューして」

ξ゚听)ξ「キメェwwww」

( ^ω^)「……」

ξ///)ξ「……ちゅっ」

( ^ω^)「うはwww」

181 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 00:08:05.27 ID:xtICE8uZ0
しばらくしても毒男が戻ってくる様子はない。
机やタンスなどの重い家具と自分たちだけがそこにいた。

ξ゚听)ξ「ねえ、私たちだけで運んじゃわない?」

( ^ω^)「ツンには重いから無理だお」

ξ゚听)ξ「でも頑張れば……このタンスくらいだったら何とかさ!
   ちょっと毒男くんには申し訳ないかなーって思ってて、できれば自分でやれる限りやろうかなって……」

( ^ω^)「相変わらずツンはくそ真面目だお」

ξ゚听)ξ「でもさ、手伝ってくれて――」

そんなツンに軍手を投げた。

( ^ω^)「そこの軽そうなタンスを一緒に運ぶお」

ξ///)ξ「……うん」


軽くても……タンスは重いんだ。

182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:08:55.89 ID:JWgXFVwk0
スレタイのブーンなんかちがくない?といいつつIDテスト

183 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 00:09:17.99 ID:xtICE8uZ0
( ^ω^)「僕が階段の上側で、出来る限り重さを支えるお。
   ツンは足元に気をつけてくれお」

ξ゚听)ξ「う……うん」

やっぱりツンにしては重かったようで、頑張って持ってくれているのは分かるが負担は自分に大きくのしかかる。
それでもツンの気遣いを無駄に出来ない、必死に自分は持ち上げた。

ξ><)ξ「うーん……!」

(;^ω^)「階段だお、斜めになるから気をつけて欲しいお」

階段では上にいるほうがどれだけ下側に傾けられるか、そしてかつ重さを支えれるかがものをいう。
出来る限り斜めにしながら、しっかりと支えた。

(;゚ω゚)「ふごごごごご……!」

ξ><)ξ「ブーン、大丈夫……ッ!?」

(;゚ω゚)「全っ然平気だお!」


そしてとうとうその時はきた。
ツンが階段につまづいたのだ。


ξ゚听)ξ「あ――」

184 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 00:10:24.36 ID:xtICE8uZ0
自分はそれが分かった。

突如手に襲い来る重量、とっさの判断で自分はそれを支えた。
筋肉が悲鳴をあげた、それでも何とか耐えた。


その時、タンスは自分の手から逃げていった。


ツンがつまずいて、後ろに倒れるだろう瞬間――彼女は藁をも掴む思いでこのタンスにしがみ付いたのだ。
そしてそのままタンスは自分の手を離れた。

それが何を意味するか、それは分かりきっていた。


自分の登ってきた階段、手に乗っていた物は吸い込まれるようにそれを下っていった。


自分はタンスがあったその手を動かす事もせず、呆然とそれを見ていた。
映画のワンシーンのような、それを。

185 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:10:27.83 ID:b74CdfKr0
いやあああああああああああああああああああああああああああああ

186 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:10:54.03 ID:uen3jg+10
うわああああああああああああああ

187 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 00:11:35.85 ID:xtICE8uZ0
流れる赤い血、量は多くないが頭からじわりじわりと出ているそれは死を連想させた。

急いで救急車に電話する。

(;゚ω゚)「救急車一台、早くしてくれお!」

  「いいですか、落ち着いて下さい。アナタのお名前をお願いします」

(;゚ω゚)「名前なんていいお、早く救急車よこせお!」

落ち着かせようとしてくれたのだろうが、自分には無駄だったようだ。
ただひたすらに叫んでいた。

  「今はどこにおられますか?」

(;゚ω゚)「引っ越し先だお、えーと……あああ!」

まったく思い出せなくて、部屋の管理所を取りに行こうと思ったがツンをこのままここにも置いていけない。
ますます混乱した。

(;゚ω゚)「なんでもいいお、まだ救急車は来ないのかお!」

  「とりあえずお名前と生年月日を……」

(;゚ω゚)「オマエは僕をバカにしているのかお!!」

電源を切ると、怒りで壁を蹴る。
まだ運ばれていない机を蹴る。

どうすればいいんだ。

188 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:12:26.46 ID:l4cj0o/F0
ああああああああああああああああああああああああああああ

189 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:12:29.07 ID:lwQ0Q6lxO
きちゃったあああぁぁぁぁ!

190 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:12:30.60 ID:Yxafb9OHO
ひやああああああああああああああ

191 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 00:12:37.07 ID:xtICE8uZ0
ツンはまだタンスの下敷きだった。
タンスをのけたかったが、大きくて自分一人では退けれない。

……そうか、片側だけ持ち上げればいいんだ!

電話ででもそれくらい教えろと思いながら、とりあえずタンスを持ち上げて横側に立ち上げた。
結局この世の中に頼ってはダメだ、自分で何とかしないと……。

そう思っていると、毒男のトラックが来た。
自分で何とかしないとと思った矢先それにすがりついた。

(;'A`) 「ばっ、おまっ……早く救急車に連絡しろよ!」

(;゚ω゚)「あんな物頼れないお、お願いだお助けてくれお!」

(;'A`) 「仕方ないな!」

そう言いながら毒男は携帯で電話し始めた。

(;'A`) 「はい、知り合いが階段で荷物の下敷きになって……はい。
   内藤、ここの住所は?」

(;゚ω゚)「今持ってくるお!」

そう言ってすぐにここの住所の載った紙を新居から持ってくる。

192 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 00:13:29.76 ID:xtICE8uZ0
(;'A`) 「住所は……それで、女性が一名……」

その後毒男はツンの状況を話し始めた。

(;'A`) 「内藤、どれくらいの高さから転んだんだ?」

(;゚ω゚)「あ、あの辺りかもしれないお……でも分からんお、とりあえず一番上よりは低いお……」

(;'A`) 「……分かった。
   オマエは残った家具が道を防がないように、移動させておいてくれ」

(;゚ω゚)「でもツンが……」

(;'A`) 「ツンはオレが見ているから、早くしてくれ!」

自分はしぶしぶツンから離れると、家具を退けて道を作った。

そうこうしていると、ようやく救急車が来る。

(;゚ω゚)「遅いお、何してるんだお!」

この時自分は毒男が連絡してくれたとも気付かずに、自分の呼んだ救急車が今頃来たのだと思っていた。

193 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:13:43.89 ID:ZV3mtwJDO
うわあああああああああああああああああああああああああああああああああ!

194 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 00:14:18.42 ID:xtICE8uZ0
一瞬にして世界が真っ暗になったと思うと、次には沢山の光が降りかかった。

……映画が終わったのだ。

(*ノωノ)「あぷー……いい映画でしたね」

( ^ω^)「……そうだお、ハッピーエンドで終わってよかったお」

(*ノωノ)「本当ですね」

映画の内容は何となく見ていたので大体分かる。
もっとも台詞は聞いていなかったので詳しくは知らないが。

それよりも涙している風羽さんの顔が愛しかった。

( ^ω^)「もうちょっとゆっくりして、次はカラオケでもいって日頃のストレスを晴らすお」

(*ノωノ)「あ、いいですね!」

そう涙目で笑ってみせる彼女は、すごく可愛かった。

195 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 00:16:12.98 ID:xtICE8uZ0
とりあえずまた一段落です。
思ったよりも沢山の人が読んでくれていて……本当にありがとうございます。
ちょっとだけ空けます、また半過ぎには帰って来て投下再開したいと思うので、よろしくお願いします。

頑張れって行ってくれる方もありがとうございます、あと少し……頑張ります!

196 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:16:36.02 ID:ZV3mtwJDO
( ゚д゚ )

197 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:17:15.53 ID:PLS0kJ3NO
乙!
頑張れ

198 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:17:15.94 ID:IbPatkZwO
乙!!('A`)b

199 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:17:20.50 ID:B6oYxc0uO
保守

200 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:18:02.10 ID:b74CdfKr0
ツンッーーーー!

201 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:18:16.85 ID:jiuIVmreO
正直泣きそう

202 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:20:22.76 ID:uen3jg+10
最終兵器彼女読んで以来のやるせなさとせつなさだ・・・

203 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:23:44.53 ID:LgWDCzqRO
(*゚д゚*)

204 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:28:35.45 ID:LEKGocN4O
ブーン不幸だな…

205 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:31:16.40 ID:l4cj0o/F0


206 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:31:21.73 ID:IbPatkZwO
>205なら作者再臨

207 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:32:28.05 ID:uen3jg+10
207なら作中でツン復活

208 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 00:32:47.72 ID:xtICE8uZ0
それでは投下再開します。

209 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 00:34:05.21 ID:xtICE8uZ0
『社会人〜これまで4』


それから僕は有給を使いきるまで仕事を休んだ。

誰とも会いたくなくて、広い新居に一人でいた。


   コンコン

('A`) 「いるんだろ、内藤。入るぞ」

それでも毒男は2〜3日に一回の割合で自分のところに顔を出してくれた。
正直彼がいなければ自分はどうなっていたか保障はない。

そしてまた彼も責任を感じていたのだろう。

('A`) 「ほら、メシ買ってきてやったぞ」

( ´ω`)「……毒男」

('A`) 「ん?」

( ´ω`)「……ありがとうだお」

('A`) 「……ああ」

そして一緒にコンビニの弁当をがっついた。

210 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 00:35:03.81 ID:xtICE8uZ0
あれからツンは植物状態となった。
一命は取り留めた、そして元に戻る可能性はほぼ0%だと告げられた。

ほぼだ、決して0ではないんだ。
それだけが自分の支えだった。


ツンのお父さんお母さんとも話した。
自分は悪くないと言ってくれた、嬉しくて涙した。
あとは自分に任せるとも言ってくれた。


そう、安楽死を選ぶかこのままずっと生かされ続けるか。



死んでいない彼女を自分が殺せるわけなかった。

211 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 00:36:29.37 ID:xtICE8uZ0
カーチャンはとうとう施設送りになった。
ツンがいなくなったので当然だろう、自分がどれだけ反対しようと無駄だった。
せめてもの救いが、その施設の人がとてもいい人だったことだ。

もっともあの事件以来まだカーチャンと一度しか会っていないのだが。


J( 'ー`)し「……あのね、言いたいことは分かるわ。でも……それで幸せなの?」


ツンの事を話した。
そして自分はいつまででも待つと言ったらそう言われた。

そういう事か、つまり彼女を捨てろと言いたいのか。


カーチャンの信頼が一気になくなった。


毒男にもそれと同じ事を言われたんだ。
カーチャンにだけは分かって欲しかった……のに。
自分は間違っていないと言って欲しかったのに。

212 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 00:38:37.62 ID:xtICE8uZ0
それから自分は体に鞭打って会社に出勤し始める。
しばらくは何も思い通りに出来なかった。

休んでいる内の自分の仕事は知らない間に片付いていたし、自分が不調でやりきれない仕事も皆が手伝ってくれた。

ツンと僕の穴を皆が埋めてくれたんだ。


お陰でその時受け持っていた某会社のPRイベントはいくつかの欠点を指摘されたものの、大きな滞りもなく終了した。


それから自分は少しずつ元気を出した、しょぼくれていても仕方がないと。
そして周りの皆が支えてくれた事が大きかった。


時間が解決してくれる事もある、ただ……それはツンへの思いが小さくなったんじゃないかと心配にもなったが。
違う、それは自分が自分にしか言い聞かせられない部分だ。

213 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:39:31.26 ID:tNIs7zTDO
追いついた。君望思い出した。おもしろいよ!>>1が実際こんな感じだったの?

214 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:39:48.92 ID:xtICE8uZ0
ただ、自分は周りの皆がツンの事を諦めろというのだけが分からなかった。

何故?

どうして?

生きているのに……それを殺せというほうが道徳的にもおかしいに決まっているじゃないか!


ツンの入院費とカーチャンの施設量を払いながら、自分は二人の所に通いながら仕事に精を出した。
いつ起き上がるか分からない彼女のために。
いつか行う彼女との結婚式のために。

そして、いつか生まれる子供の教育費のために。



カーチャンも毒男も、遂にはツンの両親まで……ツンを諦めろと言った。
そして自分はずっとそれを跳ね除けて、今まで生きて来たんだ。

215 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:40:36.06 ID:OCVpdEZe0
(*ノωノ)に引かれていってしまうのかやっぱりξ゚听)ξなのかあぁwktk

216 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 00:40:38.86 ID:xtICE8uZ0
外はもうすっかり暗くなっていた。
風羽さんとカラオケをして、その後結局夕食も一緒にした。

少し遅れ気味の夕食、話しこんでいたら時間は21時を回っていた。

外は暗く、車通りも少なかった。
行きに通ってきた海沿いの道は、きらびやかなホテルばかりが目立っていた。

そんな道を走っていた。

(*ノωノ)「もう……真っ暗ですね」

( ^ω^)「ゴメンだお、帰り遅くなっちゃったお」

(*ノωノ)「気にしなくてもいいですよ、全然。
   こちらこそこんな夜までお付き合いありがとうございます」

ラジオからは良く分からない漫才が流れていて、不快だったのでチャンネルを変えた。
クラシックが流れてきてそこで止めた。

うん、いい雰囲気だ。

217 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:40:49.01 ID:lKSgm1M20
      _/| 助けて |\,  
    / /     \ \
   / /        \ \
   \ \         / /
    \ \|||||||||||||/ /
      \   ^ ^  /
       )>ノ(、_, )ヽ |
      / ! -=ニ=- \ <お願いだ http://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1153580644/l50
       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   
      /  | | \


218 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 00:41:31.56 ID:xtICE8uZ0
仕事での彼女は真面目で、自分とは上司と部下の関係だ。
可愛いとか思う事はあっても、今日はそれとはまた別の感情があった。

(*ノωノ)「……ふぅ」

( ^ω^)「疲れたのかお?」

(*ノωノ)「あはは、ちょっと眠いです」

( ^ω^)「寝ててもいいお」

「眠い」か……期待してしまうじゃないか。
そんなつもりで言ったのでないだろうし、自分もそんな事するつもりはない。

それでも……こんなホテルの並ぶ通りで言われては、期待してしまうじゃないか。

( ^ω^)(邪なのは自分だお、風羽さんはそんな人じゃないお)

隣を見ると、笑顔で前を見る彼女がいた。
こちらに気付いて顔を向けると、笑って恥ずかしそうにした。

(*ノωノ)「あぷー……なんだか照れます」

可愛かった。

219 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:42:30.64 ID:OCVpdEZe0
や、やべぇw(*ノωノ)可愛いw

220 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:42:33.76 ID:6kqBjCjr0
追いついた
スレタイは反語みたいな感じか・・・
と、考えると良いスレタイに思える
まぁ作者の意図だと思うがな

221 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 00:43:19.39 ID:xtICE8uZ0
( ^ω^)「ちょっとコンビニ寄ってもいいかお?」

(*ノωノ)「あ、はい」

別に何が買いたかったわけでない、ただ……ただ、何となくだ。

……。
正直言うならこのまま風羽さんと別れたくなかったのだが。

仕事では一度も下心なんて見せた事ない。
そもそもそんな事考えない。
いままで彼女と何回か飲みにも行っている、それでもこんな想いを抱いたことはない。

どうしてしまったのだろう自分は。
毒男との約束も放り出して……こんな所で何やろうというんだろう?


コーヒーを買うと、駐車場に止めた車の中で二人で飲んだ。


(*ノωノ)「内藤先輩」

( ^ω^)「なんだお?」

(*ノωノ)「彼女の……ツンさんはまだ……ですか?」

( ^ω^)「残念ながらまだだお」

ツンと彼女に面識はない、ただ飲んだ時に話はした。
でも……こんな事を聞いてこられて少なからず驚いた。

222 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:44:03.43 ID:6kqBjCjr0
前作も読んだけどこの人の作風やっぱ良いなぁ面白いス
twktk

223 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 00:44:26.48 ID:xtICE8uZ0
('A`) 『内藤、辛いと思うけど……認めろよ。
   彼女はもうずっと植物状態なんだ、無理なんだ。
   ツンが今のオマエを見て喜ぶと思うか?』


J( 'ー`)し『アナタがツンちゃんを愛している事は誰よりも私が良く知っているわ。
   だから、私がちゃんと分かってあげられるから……もう縛り付けられてほしくないの。
   子供には幸せになって欲しいと思うのが親よ』


ツンパパ『内藤さん、本当に……娘に優しくしてもらってありがとうございます。
   小さい頃からあの子は虐められていて……離れてしまってからはもう私たちは何も出来ませんでした。
   そんな中、アナタに支えてもらったのだと思います』

ツンママ『とても感謝していますし、あなたがいい人だというのは良く分かっています。
   だから……これ以上私達の娘につながれなくてもいいです。
   誰も責任なんて言いません、アナタには……幸せになってもらいたい、あの娘の代わりまで』



  『あの子はもう植物なんだ』


  『もう、これ以上お世話しなくてもいいよ』

224 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 00:45:33.42 ID:xtICE8uZ0
冷たいコーヒーは微糖、熱いコーヒーはブラックでが僕のこだわりだった。
そして風羽さんが毎日くれるコーヒーは、冷たい微糖だ。

今まで何となく飲んできた缶コーヒー、気付けば無意識に風羽さんがくれる物と同じ銘柄ばかり買っていた。

涼しくて夜は気持ちいい。

( ^ω^)(いやな事思い出したお……)

最近はよく昔の事を思い出す。

( ^ω^)「どうしたんだお、突然?」

(*ノωノ)「いえ、別にそんな深い意味は……ごめんなさい、余計なお世話でした」

( ^ω^)「全然気にしなくてもいいお」

別に嫌じゃない、ツンの話題を出されて……残念だったとか、そんな感情は無い。
ただ……このひと時が居心地良くて、楽しくて……。


……忘れたかったのだ。


……今だけでいいから。

225 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 00:46:16.43 ID:xtICE8uZ0
( ^ω^)「……ふぅ」

(*ノωノ)「あ、あの……本当ごめんなさいです!」

(;^ω^)「いや、いいおいいお全然気にしなくても」

ふいにでたため息を気にして、風羽さんは心配そうに自分に声をかける。
泣きそうな顔だった。

( ^ω^)「……風羽さん」

(*ノωノ)「……はい」

( ^ω^)「ツンが……僕の彼女が植物状態なのは知っているお?」

(*ノωノ)「……はい、知っています。
   毎日私を送ってくれた後に行っている事も知っています」

( ^ω^)「……」

この時はもうちょっと苦いコーヒーが飲みたくなった。
心にまで効くほどの、ブラック以上に苦いコーヒーが。

何を考えているんだか。

226 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:47:04.44 ID:OCVpdEZe0
ま、まさか!

227 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 00:47:06.76 ID:xtICE8uZ0
( ^ω^)「皆に否定されるお、もう止めておけって……」

自分は何を話し出すんだ?
何を話しているのか分かっているのか?

相手は困るだろう、それとも同情をかいたいのか?

( ^ω^)「やっぱり……馬鹿なのかお?」

何を聞いているんだ。
何を聞いたんだ。
何を考えているんだ。

(*ノωノ)「……私、家で花を育てているんですよ。
   カトレアって言って、とても育てるのが難しい花なんですよ?
   でもとても綺麗なんです、見ているだけで嬉しくなってくるんです」

( ^ω^)「……」

(*ノωノ)「なんていうか、水あげながら話しかけたりとかしているんです。
   『綺麗な花咲かせてね』とか、『早く大きくなれよ〜』って。
   傍から見たらおかしな事だと思うんですよ」

ツンは植物じゃない、そう口を挟もうとしたけどどこかで彼女を信じている自分がいた。
黙って耳を傾けた。

228 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:48:04.38 ID:IbPatkZwO
‖ω・`)つカカオ99%

229 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 00:48:07.43 ID:xtICE8uZ0
(*ノωノ)「でも私はその時が落ち着いて、すごく好きなんです。
   私は羨ましいですね、内藤先輩にそれだけ愛してもらえるツンさんが」

( ^ω^)「……そうだお、すごく落ち着くんだお。
   それで……楽しいお、いつかきっと起きてくれるんじゃないかって。
   いつも話しているお、それだけで楽しいお」

そうだ、忘れるな。
自分は楽しんで、好き好んでしているんだ。
周りが何と言おうと関係ない、自分は好きでやっているんだから。

( ^ω^)「その日何があったか話するお!
   ちょっと親父ギャグも言ったりするお、やっぱり笑ってくれないお!
   楽しかった事苦しかった事何でも話するお、反応してくれなくても話し続けるお!」

(*ノωノ)「え……と、先輩……?」

( ;ω;)「好きだとか愛しているかとか何度もいうお、反応くれなくても言うお!
   怒ってもらいたくて余計な事も言ったりするお、でもやっぱり無視されちゃうんだお!
   それで、それで……」

(*ノωノ)「もういいですよ先輩ッ!」

風羽さんは慌てて、助手席から運転席にいる自分の口を蓋した。
そのまま抱きつくような形になった。

230 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 00:49:05.28 ID:xtICE8uZ0
(*ノωノ)「ごめんなさい、もう止めて下さい先輩、分かりましたから、分かりましたからっ!」

( ;ω;)「うう……」

抱きついたような形でしばらく停止していた。
時間だけが経つ。

ダメだ自分から話し出さないとこの無言は続くだろう……でも高ぶった感情、人前で流した久しぶりの涙。
もう我慢できなかった。

( ;ω;)「本当は辛いお、誰かに助けて欲しいお、皆否定ばかりで……
   自分のやってる事がもう何かわかんないお!」

(*ノωノ)「先輩……」

人前で流した久しぶりの涙。
ツンの前では何度と流した涙、辛かった悲しみの涙。


人前で流した久しぶりの涙。


(*ノωノ)「私が……ツンさんの代わりになれませんか?
   なりたいです、内藤先輩を……支えたいです。
   これ以上苦しまないで欲しいです……」

231 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 00:49:33.94 ID:xtICE8uZ0
そのまま車は道路近くにあるホテルへと入って行った。


電話が鳴っていた、そんなもの無視した。


この日、内藤は生まれて初めての性行為となった。



『ツン、ゴメンだお。また明日も絶対に来るから、その時に沢山話したいお』



前日の約束は守られなかった。

232 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:50:01.11 ID:OCVpdEZe0
UWAAAAAAAAAAAAA

233 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:50:55.24 ID:uen3jg+10
誰も悪くないだけにくるな・・・

234 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:52:07.08 ID:6kqBjCjr0
なんとも言い難いね・・・
難しいよね 人って・・・

235 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 00:52:26.19 ID:xtICE8uZ0
とりあえずまた一区切りです。
>>213
さすがにそれはないです、自伝を語るのはただの自己満足だと思うので……
ある程度経験は盛り込んでいるようないないような……ですが。
>>220
また何か言われるかもしれませんが、自分的にはこれが一番の題名だと思いました。
それについては後に語りたいと思います。

とりあえず、ここで少し長い目の休憩いただきたいです。
一応次で最後まで一気に投下する予定ですので、よろしくお願いします。

236 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:52:45.83 ID:b74CdfKr0
こんな形で童貞を卒業したブーンなのであった・・・

237 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 00:53:21.56 ID:xtICE8uZ0
あ、次は1時15分くらいに来ます!
改めてよろしくお願いします!

238 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:54:22.33 ID:PLS0kJ3NO


239 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:54:49.79 ID:6kqBjCjr0
>>235
タイトル自分は良いと思ってるよ
まぁ実際に脳死の人が近くにいないからそういう人の立場から見るとってのは良くわからんけど・・・

240 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:57:07.19 ID:2kSK66UAO
追い付いた
初めて泣いたよ、ブーン系小説で

241 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 00:57:09.39 ID:Yxafb9OHO
>>237
投下のペース早いな。まさか今日中に終わる?

242 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:00:21.90 ID:j/umksSf0
うーん、なんだか…なぁ
彼女が出来たらその彼女を愛するつもりだよ
他の女性には移らない自信がある、そして…まぁ…その彼女から離れない様にするさ
たとえその彼女がどんな状態なろうがね



と、彼女居ない暦=年齢の俺が言ふ

243 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:00:39.67 ID:WsYk0fOCO
小説の臨場感が『UWAAA』とかでいい感じにぶち壊しになってるなwwww

244 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:00:58.51 ID:6kqBjCjr0
これは映画化かもわからんね

まぁ、お世辞だけど

245 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:03:15.03 ID:tNIs7zTDO
やっぱ、リアルタイムに語れるのはいいよなwwww
つか植物=ツンのたとえはねーよ

246 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:04:10.05 ID:aPFGcvJa0
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1153399904/l50
ここの122に正解って書いてくれ

247 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:04:58.54 ID:+3OH7u7e0
花は咲くのだろうか

248 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:06:27.77 ID:IbPatkZwO
電話ってなんかの伏線?

249 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:06:41.36 ID:Yp45hJai0
これは面白い、スレタイにもセンスがある

250 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:07:18.01 ID:dzieMsHhO
うーん辛い
だがwktk

251 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:07:45.47 ID:F1BXeFHX0
追いついた>>1乙です
いい話です。

252 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:08:07.32 ID:OCVpdEZe0
>>242 すまん、自粛します

253 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:08:09.98 ID:tNIs7zTDO
>>248
ツンが目覚ましたのよ

254 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2006/07/23(日) 01:08:38.36 ID:Fdljujep0
本気で泣いた。

255 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:10:14.58 ID:6kqBjCjr0
>>253
しーーーーーー!





















ドクオであってほしいと願うオレガイル

256 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:11:29.02 ID:OCVpdEZe0
ここまで才能があると羨ましいな

257 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:13:16.40 ID:LeBMJLGO0
>>1乙だお
すげえ久々に泣いたお

258 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:15:05.00 ID:6kqBjCjr0
ブーンの心が世界を左右するようです
の続編みたいなの書きたいなぁと思ってた俺はおこがましいとオモタ 
途中まで書いてみたが元が駄目になりそうなんでやめますお

259 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 01:15:51.98 ID:xtICE8uZ0
こんなに書き込みがあるとは正直驚いた……でもありがとう嬉しい。
こんな夜中までお付き合いありがとうございます。

それでは最後の投下行きたいと思います。

260 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:17:01.96 ID:6kqBjCjr0
wktkがとまらない

261 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 01:17:07.77 ID:xtICE8uZ0
『社会人〜これから』


次の日、起きると当然そこはホテルだった。
朝の5時、随分な時間に起きたものだ。

(*ノωノ)

隣に寝る風羽さんを見て、激しい後悔に襲われた。


どうして、何故やってしまったのか?


バカみたいだった、一時の感情に任せて……何を考えているのか?

とりあえず起きてシャワーを浴びる事にした。

262 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:17:40.60 ID:j/umksSf0
俺はこの話の予想もできている
俺はいくつもの話の予想をして…そして見事当てることができたんだ
俺の経験から言わすと…これが真のネタバレだ










犯人はヤス

263 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 01:18:25.94 ID:xtICE8uZ0
シャワーから出ると、風羽さんも起きたようだった。
恥ずかしそうに布団に包まっている姿にドキッとした。

(*ノωノ)「あの……えと、私もシャワー浴びていいですか……?」

(;^ω^)「いえ、え……好きにすればいいと思うお」

(*ノωノ)「あぷー、じゃあ行くからその……見ないで欲しいです……」

(;^ω^)「あ、ゴメンだお!」

自分が反対方向を向いていると、その隙に風羽さんはトテトテとシャワールームに走って行った。
チラと見たら可愛いお尻が見えた。

そしてまた少し自己嫌悪、ため息をついた。

( ´ω`)「……ダメダメだお」

とりあえず風羽さんは実家から出社しているんだ、家に帰らなければいけない。
昨晩電話で女友達の家に泊まると連絡を入れておいてもらった事だし、もうちょっと経ったら家に送っていこうか。
朝帰りだが会社に行く前に寄らなければいけない手前、さすがに大丈夫だろう。

264 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:18:40.75 ID:Npb1ZHt/0
http://mz.minx.jp/c0103s
泥棒ちゃん^^^^^^^^^荒らしてね

265 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 01:19:38.79 ID:xtICE8uZ0
二人とも無言でしばらく居て、7時になろうかという時にそのホテルを出た。
朝の太陽が眩しい中、快調に車をとばす。

(*ノωノ)「……」

(;^ω^)「……その、風羽さん」

とりあえず出社前に言っておかないといけないことがあった。
決して自分は軽い気持ちで昨晩過ごしたわけでない、彼女の心を弄んだ訳でもないと。
ただ……まだ考えさせて欲しいと。

(*ノωノ)「はい?」

(;^ω^)「……その、昨晩の事は……なんて言うかお、事後だけど、その……」

(*ノωノ)「あぷー、安心して下さいよ内藤先輩、分かってます。
   内藤先輩がどれだけツンさんを好きなのかはしっかりと分かっていますから。
   でも私、内藤先輩の事は本当に好きですから、ツンさんに負けないくらい」

(;^ω^)「……あ、おっおっ……おお」

卑怯とか最悪とか言われる事を覚悟していたのに……本当にこの子はいい子だ。
一緒に居るだけですごく幸せな気分になる。

きっと、自分はこの子の事が本当に好きなんだろうな。


彼女の家に着くと、名残惜しく別れた。
いつも通りコーヒーをもらって。

266 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:20:07.70 ID:6kqBjCjr0
>>262

        そ            れ          だ

267 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 01:20:52.83 ID:xtICE8uZ0
コーヒーを飲みながら朝の会社に車を戻すと、ようやく一息ついた。

( ´ω`)「何やってんだお自分……」

あれだけ誰に何を言われても、絶対にツンを裏切らないと頑張って貫いてきたのに。
あんなに頑張ってきたのに……とうとう裏切ってしまったのだ。

まだ朝早く、出社する人影は無かった。

ゆっくりとポケットに入った携帯を見ると着信があった。
毒男だろうか?
そういえば昨晩のことばかりどうしようか悩んでいて、携帯自体放ったらかしだった。

昨晩は……携帯を放ったらかして性行為を行っていたのだ。
相手は処女だった、それでも……勝手な自分を許してくれた。

( ´ω`)「……はぁ」

改めてため息が出た。
そして携帯の着信履歴を見て驚いた。


それは、カーチャンのいる施設の人からだった。

268 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 01:22:02.55 ID:xtICE8uZ0
留守番メッセージの内容はこうだ。
カーチャンの容態があまりに悪化して息も絶え絶えだ、だからすぐに来て欲しい。
それが一番目のメッセージ。

二番目には、ただひたすらに早くしろと、電話をかけ返せと。

三番目は独断で、勝手だが母親を病院に送ったという事。
気付いたら夜中でもいいからこれから言う病院に来て欲しいという事。
そしてその後に病院名。

四番目にはただ力無く、「早く……」というメッセージが残されていた。


すぐに自分は病院に向かった。

バカだ、バカだ、大馬鹿者だ。
自分を裏切って、ツンを裏切って、カーチャンを裏切って……もう大馬鹿者だ。

(;゚ω゚)「ふおおおおおおッ!」

朝の少ない自動車の間を、狂ったように飛ばした。
何事も無かってくれ、無事でいてくれ……そればかりを願って。

269 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2006/07/23(日) 01:22:08.15 ID:Fdljujep0
うわうわうわうわうわ。

270 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:22:40.82 ID:Yp45hJai0
これは・・・・

271 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:22:49.73 ID:4UPLPtSEO
うわあああああああああああ

272 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:23:07.46 ID:tNIs7zTDO
カーチャン(´;ω;`)ブワッ
これを読んで親に感謝したくなりました 19才大学生

273 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 01:23:22.24 ID:xtICE8uZ0
<;`∀´>「何してるニダ、お母さんが……!」

病院に着いて言われたとおりの病室に飛び込むと、そこには施設管理者の丹田(にだ)さんがいた。
一日中着いていてくれたのだろう、自分がいなかった代わりに……ずっとカーチャンを励ましてくれたのだろう。

その間何をしていたんだ自分は。

<;`∀´>「内藤さん、息子さんが来てくれましたよ! 内藤さん、息子さんですよ内藤さん!」

必死に声をかける丹田さん、でもカーチャンはずっと動かない。
隣にいる医者の話だと日付けが変わるくらいまで意識はあったようだが、それ以来はずっとこんな感じらしい。

( ;ω;)「カーチャン、朝だお! 起きるお、僕だお!」

何故突然ここまで?
いきなりじゃないか、まるでこれでカーチャンが死んでしまうみたいじゃないか。

ずっと声をかけ続けると、心拍系に少し変化がおきる。

J( 'ー`)し「う……うん……」

( ;ω;)「カーチャン!!」

274 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:23:27.83 ID:2HLxonZV0
カ、カーチャン?

275 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:23:32.83 ID:uen3jg+10
>>253を期待してたのに・・・


276 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:24:16.97 ID:IbPatkZwO
( ´ω`)カーちゃん

277 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 01:24:38.11 ID:xtICE8uZ0
J( 'ー`)し「ああ……良かった、最期に顔が見られて……」

( ;ω;)「突然何言い出すんだお、最期じゃないお!」

J( 'ー`)し「何泣いてるのよ……男の子でしょ……?」

( ;ω;)「泣いてなんていないお!」

目に溜まる涙を拭ったが、すぐに涙が出てきた。
電話を聞いたときは思わなかった、大変な事態だという事しか分からなかったから。

死ぬのか?
もう二度と会えないのか?
何の親孝行も出来ていないのに、もうずっと一緒の屋根で暮らしていないのに。

将来はツンとカーチャンと子供と一緒に暮らすんだ、だから……!

( ;ω;)「カーチャン、カーチャンッ!!」

J( 'ー`)し「……動物園、一緒に行きたかったわ……」

動物園、家の近くで新しく出来たときにカーチャンが行きたいって言ったんだ。
当時反抗期だった僕は一人で行けって跳ね除けてしまった……動物園。
行こう、今から行こう。今すぐに行こう。
どこにでも連れて行ってやる、だから……死なないでくれ。

J( 'ー`)し「後ね……言いたいことがあったの……」

( ;ω;)「何でも言ってくれお、何でもいう事聞くお!」

278 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 01:25:44.09 ID:xtICE8uZ0
J( 'ー`)し「ツンちゃんをね……諦めて、自分の道を歩んで欲しい……。
   アナタは幸せになる権利があるんだから……だから、ツンちゃんの代わりに……」

何でだ、何で最期にそんな事を言うんだ?

死ぬ気なのか?

分かっているのか、自分は死ぬんだぞ?

最期なのに、もう会えないかも知れないんだぞ?

なのに最後の言葉はそれなのか?

( ;ω;)「安心してくれお、新しい恋人出来たんだお!
   風羽さんっていう子で、とても可愛くて優しいんだお、一回連れて来るから待っててお!
   きっとカーチャンも気に入ってくれるはずだお!」

J( 'ー`)し「そう……良かった……」

なんで、どうしてそこで笑顔を見せるんだ?
そんなに嬉しいのか?
そんなに……最期の笑顔を出すほどまでに嬉しいのか?

J( 'ー`)し「でもカーチャン待てそうに無いや……ゴメンね、幸せにね……」

( ;ω;)「ダメだお、見て欲しいお! とってもいい子なんだお、見てくれお、見て欲しいんだお!!」

J( 'ー`)し「ゴメンね……ゴメンね……」

279 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:27:02.58 ID:OCVpdEZe0
最後にゴメンかよ・・・。俺の母親とダブる。

280 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:28:13.99 ID:Yxafb9OHO
正直親の死に目には側にいたいようないたくないような…

281 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 01:28:27.34 ID:xtICE8uZ0
その日は大泣きした。
カーチャンの最後の願いは『ツンと別れる事』、最後の言葉は『ゴメンね』。


全然親孝行が出来ないままに終わったんだ。


そんなに自分はツンと別れるべきなのか?


そんなに悪いことをしているのか?


聞いた話だと、元々カーチャンは食事もろくにとらずに仕事を続けていて危険だと何度も注意されていたそうだ。
そして仕事帰りや自分が学校にいる時に、通院していた事もあったそうだ。
丹田さんの施設に預けられる際も、相当な忠告を受けたらしい。

そして本人の意思で、息子である自分には全て秘密にさせられていたと。


ボロボロの体だったんだ、突然死んだように思えたが、周りからすれば来る時が来たという所なのだろう。

282 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:29:08.17 ID:b74CdfKr0
全俺と全お前らが泣いた

283 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 01:30:07.81 ID:xtICE8uZ0
今自分はツンの病室にいた。
少しの風が気持ちいい、そんな夏の朝だった。

( ´ω`)「……」

会社は有給でかれこれ三日休んでいる、きっと今回も使い切るまで休むのだろう。
上司になったからそんな事にならないように自分に責任感を植え付けていたつもりだったが……無駄だった。


自分がひどい顔をしているのは自分自身でも分かった。
それと同様、ツンも相変わらずひどい顔をしている。

ξ - )ξ

痩せ細った手足、きっと目が覚めてもリハビリがしばらく必要なんだろうな。

そう考えてすぐに寒気がした。


今、ツンに目覚めてほしくないとそう思っている自分がいた。

284 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:31:37.08 ID:4UPLPtSEO
>>282
おっ 俺は泣いてなんかいないぞ!!!

285 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 01:31:44.15 ID:xtICE8uZ0
風羽さんとの行為、そしてカーチャンへの死に際への言葉。

幾度となく彼女を否定した。
今までは否定されている彼女を守ってきたというのに……そんな自分が一番ひどい形で彼女を否定した。
付き合うときは、もう二度と彼女を悲しませないと誓ったのに……。


今までは強気の自分がいたからこそ耐えれていたのだ。
絶対にツンを信じている自身がいたからこそ、こうやって耐えれていたのだ。


その自分が裏切ったのだ。


何を信じればいいのか?
もうダメなんじゃないか?

こういった時に限ってツンが目覚めそうな気がした。
そしてそれを拒否したくなった。


目の前にあるツンの点滴のチューブ、それを手に持って転がす。
これを押さえればツンは死ぬ。

この悩みから解放されるんだ。


そう思う自分が嫌になり、もう最悪なほど悪循環だった。

286 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:33:06.96 ID:j/umksSf0
>>282
俺は小説で一度も泣いたことがない
心の中で泣いて鬱になる事はあるが

287 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 01:33:34.47 ID:xtICE8uZ0
( ´ω`)「もう……疲れたお」

あれから何度と風羽さんから連絡があった。
それを全て無視していた。

きっと風羽さんはカーチャンについて、すごく責任を感じてしまっているだろうから。
そういう娘だった、だから……。

もうこれ以上他の人の何かと拘わりたくなかった。
もうこれ以上重い物を背負いたくなかった。


そして今も連絡がきた。
鳴り響く携帯、相変わらず無視をした。


そんな中、今日は留守番メッセージに伝言を残したようだ。

  『えーと、先輩……聞いていますか?』

既に涙声だった。
止めてくれ、もらい泣きしそうになった。

288 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:35:11.63 ID:2HLxonZV0
F5を押す手が止まらん

289 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 01:35:19.97 ID:xtICE8uZ0
  『どうして……かけ返してくれないんですか?
   先輩と同じで、私だって……こんなの辛いです……』

何だろう、彼女らしくなかった。

彼女はもっと朗らかで、辛くたってそれを見せないような子だった。
一緒にいても疲れないし楽しい、そんな子だった。

  『先輩、聞いていますよね?
   電話……とって下さい』

それからしばらく無言だった。


何だろうこれは?
彼女の言葉はまるでナイフのような鋭さと冷たさを持っていた。


  『……分かりました、それが答えなんですね……。
   先輩、本当に私は先輩が好きでした……。
   今までありがとうございました、そして……さようなら……ごめんなさい……』


今までありがとうございました? さようなら? ごめんなさい?

何でそんな事を言うんだ、止めてくれ、止めてくれ。
そんな言葉もう聞きたくない、カーチャンからも言われた最後の言葉。

まるで……死ぬみたいじゃないか。

290 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:35:37.74 ID:lP/ASrqh0
ちょっと失礼するお(;^ω^)
ワンクリの撲滅を目指す会
http://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1153570261/


291 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:35:38.81 ID:F1BXeFHX0
ブーン(;ω;)なんて悲しい話だ

292 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 01:36:57.20 ID:xtICE8uZ0
  『ああああぁああぁあぁぁぁ!!!』

(;゚ω゚)「!!」

なんだ、なんだ、なんだ、なんだ、なんだ、なんだ。
電話からの叫び声、驚いてすぐ電話を手に取る。

  『ああっ、ああぁぁッ!!』

止まない叫び声、怖くなって通話ボタンを押した。

(;゚ω゚)「風羽さん、どうしたお、どうしたおッ!!」

  『せんぱぁい……やっぱり優しぃ……電話に出てくれた……』

泣いていた、そして……声から嬉しさなど微塵も感じられなかった。
自分に向けられた言葉で無い様に感じるほど、覇気が無かった。

  『せんぱい……痛いよ、痛い……血が流れ出てくの、こうね……。
   しんぞうの……音にあわせて、ほら……どくっ、どくって……。
   私……死んじゃうんだろうなって……』

(;゚ω゚)「バカ、何してんだおこのバカ!」

  『バカだよ、私はバカだよ……死にたくないよぉ……先輩ぃ……』

(;゚ω゚)「うわあぁっぁぁぁ!!」

怖くなって自分は携帯電話を窓から外に放り投げた。
怖くて怖くて……もう聞いていられなかった。

293 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:37:43.58 ID:j/umksSf0
よくあるタイプの話だな、とか思ってたけど
落ちて落ちて…落ちまくって、そして更に落ちまくる
自分にとっての不幸が降りかかり、救いようがないぐらいまでになる

こんなのも一味あって良いかな、なんて思った
まぁ結末は現時点では作者の脳みそにしか無いから救いようがなくなるかはどうか分からないが
最後まで読むよ

294 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:37:48.30 ID:Yp45hJai0
悲惨すぎるぜ・・・・

295 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:38:34.28 ID:OCVpdEZe0
まじかよ・・・。

296 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 01:38:39.10 ID:xtICE8uZ0
ただひたすらに叫んだ、もう喉がどうにかしそうなほどに。

隣で誰かまだ囁いているような気がするんだ、それを聞きたくなかった。
耳に纏わりつくんだ、何かがずっと耳の横で……自分に纏わりつくんだ。

(;゚ω゚)「ああぁあぁぁぁあぁあぁぁッ!!!!」

その叫び声に反応して数人の看護婦さんが病室に入ってきた。

止めろ、来るな近寄るな。
誰も信じられないんだ、誰も自分に触れるな、触れるな。

(;゚ω゚)「触れるなああぁぁ、触れるなあぁぁぁぁ!!!」




逃げたい、ここから……この現実から逃げたい。




そして窓から飛び降りた。

297 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:39:12.07 ID:F1BXeFHX0
ちょwwwwwなんてことだ

298 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 01:39:12.93 ID:xtICE8uZ0
『エピローグ』


最近の医学の発展は素晴らしいもので、即死でもなければある程度なら延命ないし命を助ける事は出来る。

内藤はあの後、即座に対応されて奇跡的に一命を取り留めた。
即死してもおかしくない場面だった、そんな中で……無事助かったのだ。

もっともそれを喜ぶ人物が何人いたかは定かではない。
医者も医者としてすべき事をしたまでだ。
自分の病院で飛び降り自殺……そんな最悪のパターンを避けようとしたまでだ。


余談となるが、風羽も家族に早い目に発見され、無事一命を取り留めたそうだ。
彼女本人が生きれたことをどう思うかは知らないが。


  「……ふぅ」

内藤の担当医は、部屋で一人ゆっくりと息を吐いた。

  「これが、彼にとっては幸せ……だったのかなぁ……」

299 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:39:15.88 ID:6kqBjCjr0
>>296
((○`(○`ε(○`ε´○)ε´○)´○))ぶーっーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんんんんn

300 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:39:30.29 ID:IbPatkZwO
バ ッ ド エ ン ド の 予 感

301 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 01:39:36.06 ID:xtICE8uZ0
『僕は植物でツンは人間だったお、でもそこに何も差なんて無かったんだお!』


ツンの隣で、植物状態となった内藤がそこにはいた。

二人、隣同士で……どこか笑っているようにも見えた。



( ^ω^)『ツン、待たせたお』




        ( ^ω^)ブーンが植物の世話をしているようです・END

302 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:40:45.10 ID:3xkvTzyr0
・・・寒気がした

303 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:40:45.45 ID:b74CdfKr0
ぬわーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!!

304 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:40:59.51 ID:4UPLPtSEO
えええええええええええええええ

305 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:41:15.35 ID:2HLxonZV0
工エエェェ(´д`)ェェエエ工工

マ、マジっすか…

306 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:41:28.41 ID:uen3jg+10
てめえええええええええええええ

このやろおおおおおおおおおおおおお

ぶっ殺すぞおおおおおおおおおおおおおおおお

うわああああああああああああああああ

307 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:41:39.00 ID:F1BXeFHX0
>>1乙です。
なんかリアリティが強く出てる作品だった。

308 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:41:49.81 ID:OCVpdEZe0
やべぇゾクッってきたwww
>>1乙でした。なんか言葉に出来ない感情がわいてきました。

309 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:41:53.26 ID:tNIs7zTDO
さて、皆はどう思いましたか?

310 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 01:42:10.19 ID:xtICE8uZ0
---あとがき



まず初めに多少なり不快になった方がおりましたら申し訳ありません。
題名をこれにした理由は、こうする事で不快に思ったり納得いかなかったり……
ただ、それで少しでも内藤の気持ちとかが伝わるかなと思いました。
不謹慎であるとは思います、自分でも分かっています。


物語ですが、全体的にはそれなりに書きたい事は書けた作品になりました。
本当ならもう少しブーンがツンを殺そうとするシーンを盛りたかったですが……はしょりすぎました。
あとはもうちょっとブーンの苦悩姿を描きたかったです。
ただ、やはりこういう内容上不快に思われる方がいて、そういう方も見られることが分かったので……。
そのため投下と投下の間に頑張って削除していました……

最後が流れるように終わってしまうのはすみませんがそのためです、ご了承下さい。


登場人物も、前作があまりに多くなりすぎたので出来る限り絞ったつもりです。
呼び方に少し気を使いましたが……カーチャンが内藤をホライゾンと呼ぶのも変な気がするし、
かといってブーンだとオイオイカーチャンひどいぞって感じなので……結局一回も呼んでいなかったりします。

311 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:42:13.06 ID:6kqBjCjr0
うわあああああああああああああああああ・・・・・・・・・・・

やばい・・・

312 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:42:26.70 ID:Yxafb9OHO
最後のくだりは背筋が凍った。>>1

313 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:42:30.66 ID:j/umksSf0
…成程。
犯人はヤスとかそんなんじゃなしに終盤でこうなることはなんとなく分かってた気がする

乙。

314 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:42:39.80 ID:b74CdfKr0
乙・・・・
色々考える人間って怖いな

315 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:42:50.43 ID:LEKGocN4O
>>301
てめっ作者!ハッピーエンドを希望って言ったのによりによってなんだこのブーン小説史上最悪の鬱エンドは!

316 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 01:42:58.27 ID:xtICE8uZ0
内容や登場人物にある程度不要なものが出てしまったのは残念です。
本当ならそれら全てに意味を与えたかったのですが、飛ばしすぎたら伏線回収し切れなかったです。


正直最後はいくつか候補があって、どう決めようかなんて悩みながら書いていました。
本当ならブーンは全身不随で、より分かり易く
『僕は植物でツンは人間だったお、でもそこに何も差なんて無かったんだお!』
という言葉をより明確に表そうと思ったんですが……せっかく読んでもらっているのでこちらを選びました。
まだハッピーエンドかなって思っています。


この月曜から忙しくなるので、伏線やいくつかあったネタを削って頑張って終わらせました。
ある程度の伏線はあえて回収しないつもりでしたが、ちょっと放置しすぎたかなと反省しています。
それでも回収し忘れやこの終わり方は自分の終わり方です、
納得しない方もいられると思いますが前作同様変えるつもりはありません。

小説は考えを押し付けるものでないと自分は思うので、
怒る方がいたり納得いかない方がいるのは当然だとも思っています。


最後となりましたが、この物語を読んで頂きありがとうございました。

317 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:43:53.71 ID:Yp45hJai0
こういう救いの無い落ちも好きだ、後半のストーリー変化がグッド
久々にVIPで面白いSSを読んだお疲れ、また面白いのを期待してるよ

318 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:43:57.76 ID:4UPLPtSEO
不快にはなった





しかしそれ以上に面白かった

319 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:44:07.41 ID:LeBMJLGO0
>>1乙。素晴らしかった。

320 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:44:20.83 ID:b74CdfKr0
いやー
面白かったよ
表現的におかしいかもしれんが面白かった
引き込まれた

321 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:44:53.12 ID:ffhGXvtL0
。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン

322 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2006/07/23(日) 01:45:00.11 ID:Fdljujep0
俺は今ドクオな気分だ。

323 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:45:07.27 ID:j/umksSf0
この後味の悪さがたまんねぇ

324 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:45:20.59 ID:CaAN3sOAO
作者乙。面白かった。起きてて良かった。

325 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2006/07/23(日) 01:45:30.23 ID:Fdljujep0
あと、非常に乙。

326 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:45:32.56 ID:OCVpdEZe0
深いな。

327 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:45:47.55 ID:YkZDLNGE0
改めて読み返してみたけど、作中にあるとおり誰が悪いってわけでもないんだなぁ
強いて言うならブーンを苛めていた連中か?
ブーン小説で色々考えさせられたのは良い体験でしたよ。
>>1乙でした

328 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 01:46:00.73 ID:xtICE8uZ0
とりあえず終わりました、いくらかの質問及び意見には答えたいと思います……なんか怖いですが。
読んでくれた皆様、ありがとうございました。

>>313
もうある程度まで行くと最後が分かるだろうと一気に投下しました。

>>315
一応裏設定としては、全身不随となったブーンが医者に頼んでこうしてもらった……という事を考えています。
自分も同じ状態になって、ツンの隣に置いて欲しいと。

329 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:46:03.82 ID:2HLxonZV0
>>1
正直悲しすぎるが最後までwktkが止まらんかったよ

ところで>>1は  ネットで見つけた感動話・感動フラッシュ 
っていうサイト見たことある?

330 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:46:23.74 ID:lwQ0Q6lxO
もしやブーンも…とは想像してはいたが、まさかこんな流れでくるとは思ってもみなかった。
風羽には始終複雑な気分になったが、ラストがラストだけに切ない…。
医師とブーンの言葉が最後に一番キタ。

何はともあれお疲れ様です。

331 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:46:37.65 ID:3xkvTzyr0
確かに全身不随よりはまだ救われる・・・かな

332 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:47:05.05 ID:uen3jg+10
確かに面白かった。でも見るんじゃなかった。

('A`)ドクオが一番悲惨じゃねーか・・・

333 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:47:17.09 ID:F1BXeFHX0
短編だけどホントよかった。
最後のブーンの言葉がなんともいえなかった。

334 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:47:48.30 ID:kxNqFZty0
ウワァァ━━━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━━━ン!!!!

こういう終わり方大好きだけどやっぱり悲しすぎる。゜(゚´Д`゚)゜。


前作最初から見てましたけど>>1乙です。
次回作wktk

335 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:47:59.03 ID:ATxvX+PZ0
         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『おれはこの物語がどうハッピーエンドに収束するのかと
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        思ったらいつのまにか鬱エンドになっていた』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも何をされたのかわからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    催眠術だとか超スピードだとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
                               
だがディモールト面白かったです。
先の展開が読めず,引き込まれますた。
作者様乙!


336 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:48:07.39 ID:j/umksSf0
あと作者

風羽って、手首を横に切ったのか?

337 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:48:07.93 ID:tNIs7zTDO
後味の悪さはひぐらしぐらいだな。
いっそ、こいつらの迫真の演劇だったっておちもほしいお

338 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:48:17.21 ID:p2ivXOUOO
山田悠介みたいだな

339 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:48:33.36 ID:TWgcmnLE0
悲しすぎる結末・・・・。
でも面白かった、作者乙です

340 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 01:48:40.19 ID:xtICE8uZ0
そういえばオムライスさんのほうで前作に感想をくれた方、ありがとうございます。
一応ちゃんとチェックさせてもらって、感謝しております。

といって今見たらまとめ以来出てる……どうもありがとうございます。

341 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:49:23.60 ID:uen3jg+10
なんか凄くリアリティがあったから余計に鬱になるな。

>>1

342 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:49:37.64 ID:dzieMsHhO
救われねぇなあ…
乙かれ
良かった

343 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:50:02.74 ID:OCVpdEZe0
前作ってアナルバナ?

344 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:50:49.01 ID:6kqBjCjr0
あぷーのその後はどうなったの?
結局自殺しちゃいそうな希ガス・・・

345 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:51:24.65 ID:7npt7gar0
>>1
すごく泣けました。また期待してます

346 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 01:51:43.34 ID:xtICE8uZ0
>>329
ネットで徘徊している時にいくつか見たことあります。
結構好きです、自分はあまりハッピーエンドは書きませんが……。

>>332
そのあたりの伏線を殺したのは、ある程度わざとです。
でも確かに毒男はかなりそんな役回りですね……。

347 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:51:59.16 ID:IbPatkZwO
読み終わった後の清々しい感じはなかったけど、完成度が高くて、色々と考えさせられる一品だったと思う

とにかく>1乙

348 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 01:53:07.45 ID:xtICE8uZ0
>>343
ブーンの心が世界を左右するようです
という作品です。
アナルにバナナは神です、ああなりたいものです。

>>344
それはそれぞれに委ねる部分だと思うので、申し訳ないですがどうとは言えないです。
自分でハッピーエンドを見つけてもらえるといいと思います。

349 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:54:18.96 ID:6kqBjCjr0
>>348
どう考えてもHAPPYエンドはないきが・・・
まぁこういうところも考えさせられる作品でしたね・・・悪の連鎖みたいな

350 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:54:22.83 ID:3xkvTzyr0
ツンを復活させなかったのはGJだと思った
復活させたら君望とかぶると思うし

351 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:54:59.65 ID:2HLxonZV0
>>346
カーチャンの動物園の件のところで、そのサイトの カーチャン〜動物園編
って言うのを思い出したモンで関係あるのかなーと思ってね


352 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:55:05.69 ID:b74CdfKr0
彼の名前は内藤ホライゾン。子供のころから苛められていた内藤は
中学のころに出会った少女が偶然にも同じ会社に入社したことから物語は始まる。
植物人間と化した彼女を愛することは本当の幸せなのか?
人間の心理描写をリアルに描く◆7at37OTfY6の独特の世界が今始まる!







おれは しょうきに もどった!
何やってんだ俺

353 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 01:55:11.19 ID:xtICE8uZ0
>>258
個人的には書いていただいても全然構いません。
前作、今作ともにその後はそれぞれで創造してもらいたいと思っていたので、
そういう点では自分は続きを考えてもらえただけでも嬉しいです。

354 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:55:30.58 ID:eSvhf6pyO
作者乙。前作も読んだけど、レベル上がってる気がする。また書いてくれ

355 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:55:39.13 ID:ZTg7xyCH0
乙。なんか最後怖かったな。

356 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:56:27.11 ID:yS1QJ0wEO
空は飛べるよブーンだから…

作者乙…

357 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:56:48.43 ID:6kqBjCjr0
彼の名前は内藤ホライゾン。子供のころから苛められていた内藤は
中学のころに出会った少女が偶然にも同じ会社に入社したことから物語は始まる。
植物人間と化した彼女を愛することは本当の幸せなのか?
人間の心理描写をリアルに描く◆7at37OTfY6の独特の世界が今始まる!






◆7at37OTfY6先生の次回作にテラwktk下さい!

358 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:57:56.98 ID:S1/mtQbA0
良い作品を読ませてくれてありがとう

だが、悲しすぎて明日の仕事に支障をきたしそうだぞ(:A`)

359 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:58:01.45 ID:CaAN3sOAO
あぷーと婚約してツンの延命器具外す
→ブーン泣き崩れる
→立ち直ってハッピー
ってヤマはってたのに…。

360 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 01:59:05.19 ID:xtICE8uZ0
>>350
ツンは元々絶対に復活はしませんでした。
実は最後に ξ///)ξ『遅いわよ、どれだけ待たせるのよ!』
とか何とか入れようと思ったんですが、それも止めました。

>>351
あった気がしてきました……
あああ……水族館にすればよかった……多分無意識にインスパイアしたかもしれないです。
その点におきましては謝っておきます、申し訳ありませんでした。

361 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 01:59:47.97 ID:OCVpdEZe0
まぁお疲れでした。
VIPにこんなハイクオリティな小説があると普通小説なんか買う気が無くなるよw
次回作も

             W K T K
して待ってます!



362 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:00:01.90 ID:j/umksSf0
さてと…作者

横に切ったのなら骨が邪魔して血はそんなに出ない筈だ
縦に切れば即死だわな

363 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:01:13.50 ID:6kqBjCjr0
>>362
飛び降りたんだと思ったんだが地がうんかな?

364 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:01:28.03 ID:LEKGocN4O
頼むから次回は最初鬱でもいいからハッピーエンドにしてください

365 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:01:43.29 ID:2HLxonZV0
>>360
別に謝る必要はないと思う

まあ、話が面白かったからどうでもいい事だね、変なこと言ってスマンカッタ

366 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:01:46.17 ID:SUJ87ac6O
すごくよかった








けど鬱になった・・・

367 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 02:02:51.54 ID:xtICE8uZ0
>>354
今作……というか本来自分の分野は恋愛物なのでwこれだけじゃ分からないかもしれませんが。
前作は初めて書くという事もあったので読みやすいよう、
出来る限り描写を控えて話し言葉を中心に……としていたので本音言うと書きにくかったです。
あと毎日連投でしたのでなんとも……。

>>359
自分的に、それだけは止めておこうって思っていました。
ツンが生きたままであぷーとどんどん深みに……っていう展開は若干考えていました。

368 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:04:30.68 ID:F1BXeFHX0
俺もなんか書きてーな
作者には悪いけど(^ω^)ブーンがポケモンマスターを目指します
の続編とか書きてーな。かなり、長く続いたけどホントに良かったな

369 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:06:03.84 ID:P7mHsH5oO
こう、一気に投下してくれる作者は面白いパターンが多いよね。

370 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:06:09.75 ID:3xkvTzyr0
>>ξ///)ξ『遅いわよ、どれだけ待たせるのよ!』

入れたほうが良かったと思われ
入れればかなり鬱度は下がったと思うなー・・・
でも最高にwktkな小説だった

371 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:07:21.57 ID:j/umksSf0
>>370
いや、ある意味入れる必要が無かったと思う
それを入れてしまったら…一つの作品として形を成さない気がする。


372 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 02:07:31.30 ID:xtICE8uZ0
>>362
ゴメン、さすがにそこまで良く知らない……。
>流れる赤い血、量は多くないが頭からじわりじわりと出ているそれは死を連想させた。
でもある程度誤魔化しながら書ききったと思うんだ。
動転していたブーンの見間違いで実は違うところからの出血かもしれない。
……そんな感じで脳内補完してもらえるとありがたいです><

>>364
実は、ハッピーエンドは苦手なんです……。
鬱エンドにするつもりもありませんが、
前作のようにある程度見ている方も考えさせられるような作品が自分は得意なので……。
不快にさせたら申し訳ありませんでした。

373 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:07:54.09 ID:0AgCoblIO
>>1
とても有意義な時間を過ごさせてもらいました(´∀`)

素晴らしかったです。
相対的な倫理観って難しいよね。
次も楽しみにしてます。

374 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:08:02.84 ID:F1BXeFHX0
>>370
それは、思う。
後に引かせる話はいいと思うな

375 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:08:35.64 ID:CaAN3sOAO
>>367
なるほど。安直に予想して作者を過小評価してた。
ごめんね。次にもし書くときあったら頑張って!
wktkして待ってる。今日本当に楽しかった。
作者乙!

376 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:08:55.92 ID:OCVpdEZe0
>>370 入れたらハッピーないい恋愛ものになったが
入れないのもまた深みのあるすごくいい作品だと思う

377 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 02:09:02.77 ID:xtICE8uZ0
>>370-371
悪い言い方すると、ツンが話してしまうのは禁忌だったので。
喋らないを最後まで貫きたかったという事があります。

378 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:10:15.57 ID:kxNqFZty0
>>370の人気に嫉妬

それを入れて鬱度が弱まるよりは
ここまで鬱にしてくれたほうが個人的にはよかった

379 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:11:38.53 ID:P7mHsH5oO
>>377
統一感をもたせるってのはやっぱりいいよね。
俺はこの終わり方がすごいよかった。

380 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:12:45.30 ID:3xkvTzyr0
>>376-377

難しいね・・・


381 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:12:51.53 ID:j2oCUWbk0
こいつ中学生?
http://37514.net/pc/weblog/home/ami/


382 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:12:58.90 ID:F1BXeFHX0
>>377
なるほど。
読解力がなくすんません

383 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:13:42.97 ID:OCVpdEZe0
>>380 深いよ。

384 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:14:23.22 ID:j/umksSf0
>>372
俺は風羽のことを言っている

385 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:14:26.14 ID:/xYKNyXVO
初めてブーンのスレで泣いたよ…。
本当に楽しんで読ませてもらった。

作者乙!

386 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:15:00.09 ID:SUJ87ac6O
今まで読んだ中で1番よかった


でもなんかもやもやしてて寝れない

387 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:16:49.56 ID:gi/kRPIqO
作者乙。
真剣に、俺も親孝行しなきゃなと思わされた。

後、>>362はリスカの話と思われ。
風羽は手首切ったような描写だったからな。

388 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:17:05.56 ID:szt60g5k0
ほぼすべてのブーン小説を読んできたがここまでレベルの高い話は久しぶりだった

1よ、ありがとう



389 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 02:18:53.38 ID:xtICE8uZ0
一応自分としては、ツンが話す事とツンが復活する事だけは無いように努めたので……
申し訳ないですが、ここの作品でそれだけは譲れないです。

>>384
あ、風羽ですか……申し訳ないです。
風羽については、逆にちゃんとしたその時の状況を明記していないと思います。
どこで、何を使って、どこを、『切ったのか?』。
逃げにしか聞こえないでしょうが、わざとここも濁したつもりです。

390 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:20:45.92 ID:zU4ni7mu0
こういうのもあれだが楽しかった。ありがとう。
久々に心に来るもの読んだ気がする。
>>1性的な意味でも恋愛的な意味でもなく大好きだ。

391 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:22:30.11 ID:M1Q614ad0
>>1
非常に面白かった。次回作に期待

392 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:22:38.10 ID:nyxYuDKcO
前作もバッドエンドだったよな。

俺は作者の精神状態が心配だ、芥川になってるのか?

393 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 02:22:41.01 ID:xtICE8uZ0
あと追記させて頂きますと、ツンが最後に喋ると……


ポケモンマスターとかぶる恐れがありました。



あの作品とだけは恐れ多くて比べられたくないです。

394 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:23:20.46 ID:lwQ0Q6lxO
描写なしだったから、自分は刃物とかで腹でも刺したのかと思ってた。
リスカな流れがあったから、見落としてたのかと読み返してしまったじゃないか。

395 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:23:35.04 ID:nA1HLCVU0

やあ(´・ω・`)また君か。

来ると思っていたよ。
とりあえず君には一生SEXもオナニーもできない呪術をかけた
でも君は運がいい
特別に開放される方法を教えてあげよう
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/football/1152847663/l100
↑のスレに
「よっこらセックス」
と書き込むんだ 健闘を祈るよ

396 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 02:25:20.56 ID:xtICE8uZ0
>>392
心配ありがとうございます、大丈夫です。
自分的には>>372の通りで、バッドエンドにしたつもりではないので……。
前作も一応個人的にバッドエンドではないかなと……間違ってもハッピーではないですが。
とりあえず読み手にも考えてもらえるような作品、それを目指しています。

397 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:25:32.73 ID:LEKGocN4O
>>372
不快だなんてとんでもないです。これからも頑張ってください(´・ω・`)

398 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:28:05.88 ID:xtICE8uZ0
>>394
それは想像にお任せします、リスカはあまり死なないらしいですし……
どう風羽が自殺を図ったか……ちょっと他人任せにしすぎかもしれませんが。

自分もそろそろ落ちます。

最後となりますが、改めて最後まで読んで頂いた方へ。
ありがとうございました。

399 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:28:59.41 ID:j/umksSf0

次も書くときがあれば読むぜ

400 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:31:58.93 ID:tPtUDmrmO

いいモンを読んだぜ、久々にキタ……
ゆっくり休んでください

401 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:32:00.37 ID:3xkvTzyr0
乙です
本当に面白かったよ


402 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:33:22.89 ID:nyxYuDKcO
>>396
VIPPERにリスカ常習者がいるらしい。

この物語はあの世で一緒になろうという心中物だな、
江戸時代の流行りだよ。

影響を考えてくれ、情緒不安定者の集うVIPなんだから。

403 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:33:39.68 ID:UOkDOHZW0
作者さん乙です。ちと遅かったか。
まとめさせてもらいました。

ttp://vip.main.jp/plant-top.html

404 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:34:01.46 ID:lwQ0Q6lxO
改めて乙。
楽しませていただきました。

405 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:37:25.10 ID:j/umksSf0
>>402
んな不安定者は放っておきゃいいの
死にたきゃ死ねば良い、誰も悲しまないから。

メンヘラは放っておきゃ良いのよ

406 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:40:08.11 ID:4goFExPlO
やべ。吐いた。

凄い怖かった…

なんつか1の才能が怖くなった。

タバコ離したらまた吐きそうだ

407 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:41:55.49 ID:7XLSrufOO
>>1ほんとに乙。
ブーン視点のみで考えたらある意味ハッピーエンドかなとオモタ。
題名も終わり方も好みだ、感動をありがとう。

408 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:47:35.39 ID:iqvvikRe0
>>1
すごい乙です。
自分もくだらないブーン小説の作者なのですが、
1さんは、私では全く太刀打ちできないクオリティですね。

普通に短編集だせばいけるのではと思いました。

409 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:47:58.04 ID:nyxYuDKcO
>>405
おまえさん苦労がないね。
このスレ読んでゲロ吐きそうになった人間の、
心情なんざ小指の先も理解出来ないだろ。

ま、マイペースで生きてくれや、絶対挫折したり、
蹉跌を味わわないラッキーマンでいられるなら。

410 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:50:36.43 ID:j/umksSf0
>>409
理解できなきゃそれで良い
他人のクロニクルなんざ聞いても自分の人生の損得になんかならないんだから。

メンヘラなぞに構っていたら面倒だ、単なる構って君は放っておけば良い

411 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 02:58:13.15 ID:nyxYuDKcO
>>410
VIPPERはかなりの割合でメンヘラだと想定される事実。
俺はこの作品を肯定してるが、
ブーン小説でVIPに投下する必然的があったのか疑問に思っている。

ま、自分がよけりゃ他人はどうでもいいって人間に言っても無駄か…

412 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 03:00:26.37 ID://GULBvFO
ガチで5回位泣いた。次回作もwktkして待ってます
ガンガレ

413 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 03:03:50.80 ID:j/umksSf0
>>411
自分で言うのもなんだが、他人の事は少なからず考えている
…が、わざわざ構ってちゃんに構う事は無いと思うね。

あとお前は作者のレスを>>1から読み直せ

414 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 03:04:08.42 ID:Yxafb9OHO
>>411
煽るつもりは無いが、メンヘラは見なきゃいい話じゃないの?

415 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 03:08:40.66 ID:H5IF7O0g0
>>414
その理屈はおかしい


416 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 03:09:00.08 ID:ovELwYlu0
面白かったです
乙です

417 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 03:09:16.47 ID:tPtUDmrmO
論議がおこるのは名作の証拠
だけどちょっとこれは作者に申し訳ないと思う

418 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 03:13:41.78 ID:NCZ8Eq7v0
>>415
なにがおかしいのか言えよ

419 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 03:17:09.96 ID:nyxYuDKcO
>>413
おまえさんこそメンヘラトラップみたいな、
このスレの感想を読みなおしては如何かな?
ゲロ吐きそうになるほどの影響力があるしな。

>>414
メンヘラは何もするなってか?

メンヘルは立派な病気だが、息もするな、飯も喰うな、
屁もこくな、糞もするな、引きこもってろ、
何もみるな、喋るなとおっしゃる?

それなんてナチズム?

420 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 03:23:37.81 ID:H5IF7O0g0
>>418
まずメンヘラは見なきゃ良いって話とはちょっと違ってくるが…
馴れ合うなと言えば狂信者が「ならここに来なけりゃ良いじゃん」と言う理屈について

健全で、しっかり話を読んでいる読者に「来るな」とはどう言う了見だ、とね。
まぁ少し話が離れちゃったけどね、根本的には一緒だよ
ましてやその読者がメンヘラならね。

>>419
>ブーン小説でVIPに投下する必然的があったのか疑問に思っている。
作者「何故ここでやるのかと言われると悩みますが……ここが好きだからとでも答えさせてもらいます。 」
だから読みなおせと言っているの
読み直せば分かることなのにね。

>メンヘラは何もするなってか?
誰もそんな事言ってないでしょ
なに勝手な解釈をしているんだ


421 :414:2006/07/23(日) 03:27:37.91 ID:Yxafb9OHO
>>419
いや、メンヘラは暗いスレは避けたらいいんじゃないかな

と思っただけなんだ

422 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 03:31:14.72 ID:YPBhhuucO
せっかくだから1000までずっと議論してろお(^ω^)

423 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 03:35:34.04 ID:nyxYuDKcO
>>420
好きだから?
それでいいのか…?

>>420
つーか君誰?

ひろゆきの個人の掲示板でしかもVIPだからって、
公共性は全くないと思う?

ここに犯罪予告書いたら普通に捕まるよな?

書き込む場合は公共性と影響力を考慮に入れるべきでは、
普通のVIPPERはともかく小説投下のような影響力のある書き込みは。

424 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 03:36:42.23 ID:H5IF7O0g0
>>423
>>410
Id変わっちゃったんだよね

425 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 03:39:06.34 ID:H5IF7O0g0
>>423
あとね
好きだろうとなんだろうと、ブーン系小説は他の板ではやれないと思う
VIPだからこそ読める、そしてVIPだからこそ書ける、楽しめる
そう言う奴だと俺は思っている。

創作文芸板でなんて出来ないと思うからね

端から見りゃパートスレやハルヒスレ、つまんないラジオスレと一緒の様な存在だろうけど
俺はブーン系小説スレが好きだ。



426 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 03:42:45.94 ID:NCZ8Eq7v0
>>423
読めと強制してるわけじゃないだろ?読みたくないなら読まなきゃいいんだよ。
まさかグロ画像を貼った人全員にそんなレスを返してるわけじゃないだろ?

427 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 03:45:07.26 ID:H5IF7O0g0
>>426
いえいえ、夏ですから
もはやネットの風物詩ですから

428 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 03:51:45.35 ID:nyxYuDKcO
>>425
俺の言いたいことを誘導してくれたね、
この小説は、すでにVIPでキャラの立っている

ブ ー ン を 使 う 必 然 性 は 全 く な い !

別にモナーでもモララーでも問題ないはず。

つーか、ブーンを不幸にする必要性はあるのか?
37歳で天寿を全うするのに。

あの世で一緒になるって言うのは一緒に地獄に堕ちるって意味だ。

死んだら何も残らない、ただの灰と遺骨だ、
死に関してロマンシズムを感じているなら他人の迷惑にならない処に消えてくれ。

429 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 03:54:29.50 ID:Yxafb9OHO
うわぁ…メンヘラって予想以上なりぃ…

430 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 03:57:18.64 ID:Rc7TYDOY0
VIPでキャラの立っている・・・って他のブーン小説見たことないのか?千差万別だろう

431 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 03:59:56.26 ID:H5IF7O0g0
>>428
作者がここでやりたいと言っている
だがそれを止める権限なぞ貴様に無い。




432 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 04:01:41.10 ID:0AgCoblIO
とりあえず譲り合え

433 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 04:02:51.29 ID:nyxYuDKcO
>>426
グロ画像如きが何だって?

それよりタチが悪いかもしれん、このスレ。

ホッとしたいからブーン小説を開いたのに、追い詰められるような内容。
しかも、身につまされるから読むのを拒否出来ない。

何人ものメンヘラにつきあったからな。

もう一度言うがメンヘルって病気なんだよ。

外見から分かる身障者には親切にしても、メンヘラには冷酷なのな君達は。

健常者の傲慢爆発してるって自覚ある?

434 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 04:03:13.94 ID:pw+8kv6mO
>>1
おもしろかった

435 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 04:10:08.30 ID:nyxYuDKcO
>>431
公共性を考慮に入れない、貴様こそ何も言う権利はない。

俺はここで犯罪予告したいからオマエら何も言うなって主張が通じるのか?

メンヘラはこういう救いのない小説読んだだけで、多大な影響を受けるぞ。

想像力のなさは官僚並みだな。

436 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 04:12:02.94 ID:H5IF7O0g0
>>433>>423
もういい、お前に何を言ったって無駄だと分かった
だけど俺は書く。

お前の方がタチ悪いよ
ホッとしたいからブーン小説開いた?
お前の事情なんかどうでも良いんだよ
気に入らない、読みたくない
そう思ったのならそこで読むのをやめれば良い。

ブーン系小説ってのは様々なジャンルが有る
それをお前が規制する権限なんて
 ど こ に も 無 い ん だ よ 
良いか?
 こ こ は 2 c h だ と 言 う 事 を 忘 れ る な 

 転 ん で も 泣 く な 。



437 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 04:13:21.53 ID:H5IF7O0g0
>>435
>俺はここで犯罪予告したいからオマエら何も言うなって主張が通じるのか?
想像力以前にお前の頭がおかしいだけだよ
全然関係ない話に移るなんて…まるで自閉症の一種の症状だな

438 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 04:16:49.18 ID:nyxYuDKcO
>>429>>436
アホ?読解力ないの?

俺はメンヘラのお付き合いさせてもらってる立場だ、つらいけど。

キミ達の傲慢は良く分かった、バタフライ効果なんて理解出来ないだろうな。

ゴーマンかまして楽しいですか?

439 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 04:19:45.08 ID:Rc7TYDOY0
結局「メンヘラの人との付き合いがあるから」って理由で正当化したがって見下してるだけか、秋田から寝るわ

440 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 04:20:04.68 ID:H5IF7O0g0
>>438
メンヘラとお付き合いさせてもらってるからどうした?
俺等になにしろと?

お前のバカさ加減の影響からか
バタフライがバカフライに見えた俺の眼球は末期かね?

441 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 04:21:05.39 ID:H5IF7O0g0
あー俺も明日のカブトのために寝るわ。
こんな奴に時間使ってたと思うとアホらしくなる。

442 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 04:22:06.34 ID:Rc7TYDOY0
あぁ、一つだけ
そのメンヘラのお付き合いって何度か使ってるけどさ、それってこの場で俺等を叩くためにそのメンヘラの人の立場を利用してるようにしか見えないから
それこそメンヘラと自分を別の存在として見て否定してるんじゃないのかね

じゃ、今度こそ寝る

443 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 04:25:28.35 ID:nyxYuDKcO
>>437
読解力ありませんね。
影響力も考えずに自分のしたいようにすると言うなら、
書きたいから書く、
犯罪予告したいからする、
共に同レベルの書き手のワガママでしょう?

今回は書きたいから書くの影響力はグロ画像の比ではないだろうし、
書き込んでる香具師の十倍はROMがいそうだし。

誰にも咎められないから、好き放題していいわけじゃないんだ。

444 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 04:27:53.06 ID:H5IF7O0g0
以降、基地外携帯厨、nyxYuDKcOは放置の方向で

おばあちゃんが言っていた
ニトロは少しの振動でも爆発する
基地外に触れるとこっちが怪我するってな

445 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 04:31:45.44 ID:NCZ8Eq7v0
>>443
だからなに?嫌なら読まなければいいだけ。
それを「身につまされるから読むのを拒否出来ない」とか洗脳されたみたいに言ってるけど、
それはそっちの都合であって、書いてるほうと関係ないじゃん。

あと犯罪予告と比べたがってるみたいだけど、この小説は犯罪でもなんでもないよ。

446 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 04:32:08.40 ID:nyxYuDKcO
>>441>>442
勝利宣言乙!
ま、議論より仮面ライダーの方が大事な人には勝てませんなW

リスカの女の子二人と付き合って、なんとか更正させて、
その結果嫌われた俺なんかじゃ、アナタ方のお相手は器量不足ですかいW

447 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 04:34:14.07 ID:NCZ8Eq7v0
>>446
思ったけどさ、おまえがメンヘラじゃないなら、メンヘラの気持ちなんてわからなくない?
それともリスカの女の子を更正させたからって、メンヘラの気持ちを全部理解してるとでも思ってんの?
楽しいからもっと議論しようぜwwww

448 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 04:35:17.10 ID:H5IF7O0g0
>>446
君さ、共依存だ
詳しくはググれば良い

まぁ…携帯厨のお前にできるかどうかだけど。

あと誰も「勝ったよ俺!」なんて言ってないけど
何変な妄想してんのお前。

>>作者
共依存者で基地外で携帯厨な文句垂れ流してるこいつは放置してやってください
作者が気にすることはないよ、こいつの考えは普通じゃないから。

んじゃ今度こそ寝るわ。


449 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 04:35:56.69 ID:H5IF7O0g0
やっぱ俺寝ない
だって議論おもすれぇもん

450 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 04:37:09.01 ID:ZyO2fsf3O
ちょっと泣いた、久々だなぁ…

451 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 04:39:45.54 ID:nyxYuDKcO
>>444
まともに反論出来ないなら黙っていた方がよろしいかと。

>>445
アナタにとってはそうかも知れないが、
VIPPERの一部にとってはそうではありません。
健常者の、嫌なら読むな!が通じるなら、
メンヘラの、心が痛いから書くな!ブーン小説に仕立てるな!も、通じると思いますが?

メンヘラには人権がないとでも?

452 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 04:41:17.28 ID:+t43gF1lO
現在若干メンヘラの彼女いるが、メンヘラを更正させたのは別に偉くないよ。
頑張ったのはメンヘラの女の子じゃん。
自己満足したいなら、まわりにそれを伝えるな。痛い

453 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 04:41:20.49 ID:H5IF7O0g0
>>451
あぁまともに反論できないね



お前の発言が飛びすぎてるからまともに反論できないねwwww
っつかここ人権を議論するスレかよwwww
お前はチョンかっての。

あと…携帯からご苦労さん
腱鞘炎にならないようにね。

やっぱ放置できねぇ、議論タノシスw

454 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 04:48:02.37 ID:nyxYuDKcO
>>447
おや、不可知論をしかけるおつもりで?
確かに自分の本質は自分しか分からない…ってのも嘘だな。
自分のことを分かってる人間なんていないから。

ただ、メンヘラに長年付き合って胃潰瘍になった人間の、
経験からの発言は無意味ですか?

そういえば思い出した、若い方の女の子、2ちゃん奨めたのは俺で、
その後思いっきり2ちゃん嫌いになってたな…

455 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 04:49:42.44 ID:H5IF7O0g0
>>454
うん、無意味だよ
お前のクロニクルなんざどうでもいいの
端から見りゃただのクロニクルなの

んで? お前何が言いたいのよ

456 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 04:50:17.82 ID:H5IF7O0g0
っつか人権とか云々とか言って
2ch嫌いって

半島の方ですか?

457 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 04:52:24.85 ID:cOcJ5Vk+0
救い無い話やったけどおもろかった

小説読んで余韻に浸ってたのにどうしてくれるか

458 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 04:52:52.60 ID:3FwcdNWw0
間違いなく共依存だろうな・・・
いや、バカにしてるんじゃなくて自分の経験からだけど

459 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 04:53:22.99 ID:+t43gF1lO
>>454
お前はメンヘラと付き合ってた事を武器に、自分を正当化したいだけに見えるんだが。
俺も今胃潰瘍。痛いよね。
実際にメンヘラから文句出てないならいいじゃない。
なんというか、VIPならVIPらしくネタみたいに感じれ。
じゃなきゃ、VIP見ないでメンヘラ板行け

460 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 04:53:32.54 ID:nyxYuDKcO
>>452
ま、メンヘラのこと知らない、もしくは俺がメンヘラじゃねーの?
って言われたから、体験談を挙げただけですが何か?

>>453
これは見事な、ニダーも裸足で逃げていきそうな勝利宣言、乙!

461 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 04:55:17.58 ID:NCZ8Eq7v0
>>451
心が痛いから書くなって言うのはさ、強制なわけでしょ?
だけど、嫌なら読むなって言うのは、強制じゃないわけ。
読む自由も、読まない自由も作者は与えてるんだな。
それに読みたい人もいる。
読みたくない人が読まない自由があるのに、なにをそんなに文句行ってるのさ。

462 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 04:56:19.77 ID:H5IF7O0g0
>>460
だから誰も勝ったとは言ってないじゃないか

463 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 05:02:21.07 ID:c/Jux25MO
議論中にスマン
途中まで読んだが眠気に勝てなそうだから、まとめサイト様よろしくです

464 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 05:02:22.55 ID:nyxYuDKcO
>>461
誰も強制してないよ。

但しブーンのハートウォームなキャラだね、VIPの大体の了解で。

で、ブーンである必要性もないのに、主役に据えて、
作者の自己満足、読者の一部には絶望的な小説を書く。

ま、最初の前提を認めないなら議論する余地はないが。

465 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 05:04:11.37 ID:NCZ8Eq7v0
>>464
なんか話がすれ違ってないか?
問題はメンヘラが読んだら困るって話なんだろ?
だったら、読まなければいいでFAなんだよ。もう寝ろw

466 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 05:07:32.23 ID:H5IF7O0g0
>>464
良いか? ネットを利用すんのは自己責任だ
これ以上読んだら自分に害があると思えばそこでやめれば良い。

そしてお前は2chの鉄の3ヶ条を知らない。

467 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 05:08:01.59 ID:nyxYuDKcO
>>462
マジで知らない?
議論を放棄して逃げ出すのを『勝利宣言』っていうんだけど、
リアルニダーの得意技。

お休み、携帯でレスする程度で腱鞘炎になるヤワな指の人。

468 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 05:09:59.51 ID:H5IF7O0g0
>>467
えっと、誰が決めた事なんだろうか…?
放棄するんじゃなくて眠たいから寝ようとした訳で…。

そして一生寝てろ

469 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 05:17:19.16 ID:nyxYuDKcO
>>456
だからブーン小説にする必然はないから作者に一考してください、
って言ってるのがわからないかな。

>>457
それが社会通念で通じるとでも?
転んでも泣かないか?
言っておくがひろゆきの意志を無視して2ちゃんねるを利用する自由もあるんだが?
俺はひろゆきを支持しているが、影響力にについては、
敢えて目と耳を塞いで放棄しているのは問題だという思う。

470 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 05:18:25.91 ID:N62g5oPS0
やべぇ。泣いた。
スレタイを見てほのぼのストーリーを思い浮かべてたが見事に裏切られた。

471 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 05:20:36.52 ID:nyxYuDKcO
>>468
勝利宣言したのにまだ寝てなかったのかW
せっかくお休みって言ってあげたのに。

勘違い乙!とっとと寝ろ。

472 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 05:22:38.46 ID:H5IF7O0g0
>>471
だって基地外のお前との議論が楽しかったもん
だから止められなかったの。

でも急につまんなくなってきたのよ
何かさ、パワー堕ちてきたね
もっと基地外っぷりを見せてくれよ

473 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 05:24:29.38 ID:nyxYuDKcO
すまん
>>456× >>466

>>457× >>467

だった。

474 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 05:26:38.17 ID:H5IF7O0g0
>>469
>>457× >>467
うわぁ、今酷い自演を見てしまったナリィ

眠いんなら練れば?

475 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 05:29:38.74 ID:nyxYuDKcO
>>472
反論出来ないと相手を基地外呼ばわりか。

勝利宣言したあと戻ってきて、悪態つくのもリアルニダーそのものだな。

勝利宣言についてはν速か東ア+か極東かハン板辺りで聞いてみろ、
無知が自慢なのか?

476 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 05:31:12.32 ID:D0BbYaOg0
面白かったのは確かで、作品自体には文句はつけようも無いんだが、
VIPでやるのはなんか違うって感じたのは事実だな。
ごうけん君ネタスレで盛り上がってるときと同じベクトルの違和感を感じた。

477 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 05:31:50.51 ID:H5IF7O0g0
>>475
だから誰も勝利宣言してないのに
っつか勝つとか負けるとかどう関係があるのこの議論に
俺にとってはそんな概念は無いけど。

っつか毎日『勝利』っつー言葉が頭の中にある宗教でもやってんの?

478 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 05:33:15.49 ID:H5IF7O0g0
>>476
昔のVIPは一つのネタも一生懸命盛り上げる高クォリティな物だったからね
まぁ今じゃパートスレやツマンネラジオスレが蔓延してて質が低いけど

まぁVIPはネタが大事
俺はそう思うのよ

479 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 05:34:04.16 ID:nyxYuDKcO
>>474
いや、マジで眠いW

間違えて安価つけた人、スマン。

安価ミスを自演というのは如何なものか?
キミも安価間違えてるよW

480 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 05:38:34.82 ID:nyxYuDKcO
>>477
知らなかったらしいが、
キミのやってる様式美を勝利宣言っていうの。

実物をみたければ東ア+かハン板にGO!

481 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 05:38:48.41 ID:H5IF7O0g0
>>479
>安価ミスを自演というのは如何なものか?
人の失敗を抉るのが俺の趣味なんでね

っつか眠いんなら寝ろや

482 :靴下おばけ ◆s.c.s.o.c. :2006/07/23(日) 05:39:00.21 ID:nF/+Bcq0O
小説自体は面白いんだからおkでFA

483 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 05:39:32.83 ID:H5IF7O0g0
>>480
無限ループってこわくね?

484 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 05:47:27.28 ID:nyxYuDKcO
>>481-483
話も逸れたし、言うこと言ったし、健常者に気を遣って欲しいって啓発できたと思うし、
作者に側隠の情を汲んで欲しいとお願いできたと思うし…

オマイらが寝るなら俺も寝る。

485 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 05:53:56.94 ID:nyxYuDKcO
一つ気になってること。

植物状態になったブーンとツンの生命維持の費用は誰が負担するんだ?

ツンの両親か?二人分だと洒落にならないどころか、
ツンの両親は生活に困窮するぞ。

現状維持だとブーン達よりツンの両親の方が先に逝ってしまうし。

486 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 06:13:34.91 ID:DflppwN/O
>>485
そこは作者に聞くものじゃないよ。
作者が作った物語はそこで「完結」してるみたいだし。その先は各々で解釈すればいい。
完結した物語の先を聞くのは無粋ってもんだ。

487 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 06:26:00.41 ID:uf9Mv9RF0
今来た
おもろかった
次回も期待

488 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 06:30:01.51 ID:nyxYuDKcO
>>486
どっとはらい!
で全てなかったことか?

読者の心理に多大な影響あたえてるだろ。

ブーン小説だからって安易にスレ開いて、
身につまされるけど立ち向かって、吐き気がするほど引き込まれてる読者がいた、
ROM専で声を挙げられない人もいるだろう。

多分、作者もメンヘルかそれに近い状態にあったのは想像に難くない。

健常者もヒッキーもメンヘラも居心地のいいのがVIP。
それがVIPヌクモリテイーじゃないのかい?

眠い…十分後までにレスがなかったら寝かしてもらう、スマン。

489 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 06:34:17.41 ID:NCZ8Eq7v0
>>488
レスするから頑張れ!

490 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 06:34:41.27 ID:NCZ8Eq7v0
>>488
毒だ!毒をもっと吐き出すんだ!

491 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 06:47:43.51 ID:vi1rSvM/O
>>488
ガンガレ!!

492 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 06:48:20.54 ID:nyxYuDKcO
>>489-490
俺は客寄せパンダじゃねぇ!W

議論の継続を促す案件がみとめられなかったので、休ませていただきます。

勝利宣言ってとってもらってもいいけど、
寝るって言ったあとに再カキコなんかしないよW

ではみなさん、お休みなさい ノシ

493 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 06:49:58.56 ID:xtICE8uZ0
あー、やる事終わって一段落して寝る前に……と思ったらすごいことなってるね(´・ω・`)
正直レスしてもいいのか迷う。

とりあえずせっかくだし>>485については語っておきます。
ブーンもツンも植物状態です。
ツンの両親が決定権を持っているとして、担当医が決定権を持ってるとして。
さあ、どうするでしょう?

あまりこれ以上この物語でブルーにしたくないのが自分の本音でもあります。
正直自分の書いたものでここまで影響あると思ってなかったですし、
同じようにここまで論議されるとも思っていませんでした。
申し訳ないです、言ってどうなるものとも思えませんが。

494 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 06:50:49.90 ID:e1XoPBGm0
変な奴のせいで荒れているが、>>1乙!!
また書いてね

495 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 06:52:38.67 ID:xtICE8uZ0
>>492
タイミング悪すぎた……さすがにちょっと凹む……。
まあ互いに眠い頭で会話しても意味無いかもしれませんしね、とりあえずお休みなさい。

あと、まとめのオムライスさん、そして一度落ちた後に乙と言ってくれた方、ありがとうございます。

496 : ◆7at37OTfY6 :2006/07/23(日) 06:58:23.51 ID:xtICE8uZ0
いえいえ、こちらこそわざわざ読んでいただいて感謝しています。
読み手あってこそとも思っていますので。

あ、あと最近の女子高生のリスカ率はかなりすごいらしいですよ。
あくまで確率ですが、同じようにVIPPERの中にメンヘルがいるとかもよっぽど根拠ありませんし。
メンヘルって境が無いのでなんとも言えませんが……。

マジレスごめんなさい、自分も寝ます。
改めてここまでお付き合いありがとうございました。

497 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 07:13:13.65 ID:tPtUDmrmO
こんな時間に作者乙
ゆっくり寝てくれ

498 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 07:18:36.49 ID:OlxLhKzVO
感動した。
複雑な心境がわかるよ

499 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 07:48:32.67 ID:XKT8cjbz0


500 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 08:05:53.27 ID:XKT8cjbz0
なんか作者ではないがたくさんの人に読んでもらいたい感じ
けどもうおとしますよ

501 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 08:18:41.50 ID:PscxgifxO
泣きながら寝る

502 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 08:26:54.44 ID:AoHnmijfO


503 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 09:03:10.26 ID:HqcPmh/wO
全く目新しくないな
こういうパターンはざらにある
ただ文は割とうまいな

504 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 09:17:57.20 ID:XVf9nUHT0
作者さんは次回作を作る気は無いのか?

505 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 10:19:24.14 ID:rRBKZoqrO


506 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 10:53:49.27 ID:TjEWzrebO
初めての告白は過去形だった。
ってのが気に入ったよ。

次回作も期待させて貰うね

507 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 11:06:19.95 ID:wVm8pUgM0
おもしろかったです
年齢=(ryな俺はとりあえず母ちゃん孝行させてもらうよ

508 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 11:13:05.64 ID:4Tf/Tg7LO
人間不振に陥った

509 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 11:32:33.62 ID:xvTV0jtjO


510 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 11:45:34.52 ID:h7aq9Naa0



511 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 11:51:23.63 ID:p611JeKHO
一気に全部読んだ


結論:駄目なやつは何をやっても駄目

512 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 12:07:43.61 ID:j6O+zJytO
何でオレが好きになったブーン系小説は
終了後に荒れるんだぜ?

513 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 12:08:52.87 ID:3uBMjWHI0
前作って何?

514 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 12:15:14.21 ID:xErs4Nuk0 ?#
全米が泣いた

515 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 12:17:24.56 ID:OCVpdEZe0
>>512 名作の証ですぜ!
>>513 世界左右

516 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 12:23:06.72 ID:hRjFRbRF0
読み終わるのに3時間かかった( ・ω`・)
おつかれでした

517 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 12:30:53.62 ID:3uBMjWHI0
>>515
まとめサイト巡ったけどないorz

518 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 12:32:40.33 ID:IbPatkZwO
>517
‖ω・`)つhttp://vip.main.jp/index.html

519 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 12:35:15.03 ID:Gf88V+h50
この物語シュールやなぁ・・・(´・ω・`)

520 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 12:39:07.95 ID:Gf88V+h50
そして風羽はブーンの立場なる(´・ω・`)
物語は繰り返される(´・ω・`)

521 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 12:47:59.09 ID:3uBMjWHI0
>>518
ありがとう

522 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 12:52:45.88 ID:mNcWolryO
ほしゅ

523 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 12:54:08.84 ID:j2oCUWbk0
これはエロイwwww
http://37514.net/pc/weblog/home/ami/


524 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 13:17:38.84 ID:cZ2MscVV0


525 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 13:22:33.64 ID:SSAWxSHV0
>>1
感動した!!!1!11

526 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 13:51:55.87 ID:Sk81d973O
>>1
ブーン小説で初めて泣いてしまった

527 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 14:14:31.07 ID:RVdZJ76L0
保守

528 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 14:16:04.77 ID:o8xd4gDO0
つまんねえ、初めてブーン系の小説みて
屑以下ってレスする奴の気持ちわかった、
ほんとに糞だな

529 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 14:22:17.70 ID:RVdZJ76L0
今読み終わったがすげー面白かったお

草に寝転がると昔話をあわせたみたいな感じだったが・・・

530 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 14:39:16.69 ID:p611JeKHO
1スレ内で完結させたのはGJ
まとめ書き出来る精神力すげえな

531 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 14:50:07.65 ID:BF3gAUy6O
>>1GJ
最初から泣きっぱなしだった
絵を描きたいけど もうスレ終わるしやめとくよ
こんな泣いたの久しぶり。まとめすぐに保存した

532 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 15:10:01.80 ID:k4hmrCNrO
捕手して見る

533 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 15:12:23.79 ID:q6YgU7MP0
泣きますた。

534 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 15:23:34.58 ID:omxMVBSn0
今前作読んできたけどブレイブ・ストーリーになんだか似てる気が…。

535 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 15:26:36.17 ID:RVdZJ76L0
僕は勇者なんだー!

536 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 16:01:41.70 ID:c/Jux25MO
読み終わった>>1乙!
ブーン小説好きとしては間違いなく上位に入るよ。色々考えさせられる作品だったな・・・

537 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 16:24:04.07 ID:Iia1qBXAO
>>1乙

この位の長さで一気に投下したのがよかった

へたに長くしてアンチが湧いて最後まで読めないってのが最悪のパターンだからな

538 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 16:31:31.97 ID:6svZyQ+qO
最近完結しない作品多いから一気に読めたのが凄く良かった。

賛否いろいろあるみたいだけど、VIPでやる云々は気にしないでいいとオモ。
十分クオリティ高いし。
それより「高校生だけど質問〜〜」みたいなクソスレを潰(ry


539 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 16:45:20.94 ID:XKT8cjbz0
ho

540 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 16:51:25.80 ID:W+GLIX/7O
いまから読む

541 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 17:14:18.77 ID:XKT8cjbz0
ho

542 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 17:25:04.37 ID:W+GLIX/7O


543 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 17:40:46.03 ID:iDIUhwJp0
hoばっかりwwww

544 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 17:46:35.60 ID:W+GLIX/7O
あとちょっと

545 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 18:09:06.90 ID:Dimg8ZReO
泣いた
なんの抵抗も意識もせず
ただ涙だけがポツポツと…

>>1乙゚゚(つД≦。)゜゚。

546 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 18:16:55.47 ID:b8p3ZTdIO
モナ板で虐殺騒ぎがあった時「目に入る時点で不快」
っつー奴が結構いたけど身を持って理解できたわ
読んでみりゃ印象変わるんだろうが

547 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 18:18:06.31 ID:W+GLIX/7O
やっと読み終わった >>1
乙・゚・(ノД`)・゚・

548 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 18:28:46.16 ID:elHcbc9J0
>>1の文才に嫉妬。
でも俺はお前を超えてやるからな

549 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 18:48:27.44 ID:XcqcEL5/O
>>1
ありがとう

550 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/23(日) 18:49:38.57 ID:+xW/MXiE0
はいはいドラマティックドラマティックな保守

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